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ときどき神さまが教えてくれる!
ちょっと遠くの手芸店に行きたかった。
夫のお休みの日、
いつものように夫が
「今日は何する?」と聞いたので、
頭の中で用意していたことを伝える。
「今日は、ちょっと遠くの手芸店に毛糸を買いに行きたい。
それからデパートにも行く用があるの」
それ聞いて夫は
「OK。
じゃあ最初に手芸店に行って、デパートに行って、
ついでだからデパートのお蕎麦屋さんに行こうか」
と今日のスケジュールを決める。
それが、夫の休みの日のわたしたちの過ごし方になっている。
さて。
今日も、スケジュールどおり、まずは手芸店に行ったのだが。
わたしは足が弱いので、
夫は手芸店の近くでわたしを下ろして、そのあと駐車場に車をとめに行くことになった。
車を降りて手芸店まで行く途中に呉服屋さんがあって、その店頭にちょっと気になるものが並べてあったので立ち寄った。
そこでお店の店主のおじさまと少しやりとりして、結局それは買わずに「ありがとうございました」と店を立ち去ろうとしたとき、
そのおじさまが
「おくさん、ご主人に送ってもらったんやね。
幸せやね。
ありがたいね〜」
と言ってくださった。
それを聞いて、
わたし、ハッとした。
夫が休みの日にわたしの行きたいところを聞いて、それに合わせてスケジュールを組んでくれること、
わたしの行きたいところに連れて行ってくれること、
いつも足の弱いわたしを気遣ってできるだけ長時間歩かないように配慮してくれること。。。
それらの日常を、
わたし、
当たり前だと思っていなかったか!
それはぜんぜん当たり前じゃなくて、本当にありがたいことなんだと、そのおじさまに言われて改めて気づいた。
「はい。ありがたいです!」
と答えながら、
これは、
神さまが、かの呉服店の店主のおじさまに姿をかえて教えてくれたんだ!と思った。
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結局、欲しかった毛糸はなくて、
午後になったら入荷します、と言われたので、
夫は、わたしを、もう一度その手芸店に連れて行ってくれて、めでたく目的の毛糸を買うことができたのだが、
これなんか、本当に、当たり前ではなくて、実にありがたいことだ!
わたしたちはたくさんの人に支えられて生かされている。
そのことを、つい忘れて当たり前だと思ってしまっていたわたしに、
こんなふうに
神さまは教えてくれるんだなぁ。
神さまありがとう。
呉服店のおじさま、神さまのことばを伝えてくださってありがとう。
手芸店の店員さん、毛糸がいつ入荷するか教えてくれてありがとう。
お蕎麦屋の方、今日もおいしいお蕎麦を提供してくれてありがとう。
そして、大好きな夫へ。いつも本当にありがとう。
そう思うと、ありがとうがたくさんたくさん湧いてくる。
今日は神さまとお話できた日かもしれない。