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GW 読書の巻「この恋は世界でいちばん美しい雨

GWに入り皆さんはいかがお過ごしですか?
私は特に予定もなく、布団がお友達でした(笑)
少し電子機器から離れたくて久々に読書をしました。今では1ヶ月に1冊本を読めば言い方ですが、小学生の頃は1年間に120冊ほど本を読む、無類の読書好きでした。

何かいい本はないかなと家の中を漁っていると、弟の本棚に心おどる可愛さの表紙の本をいくつか発見!!
少し拝借することにしました。読んだ本はこちらです。

読み始めると止まらないたちで、2時間ほどぶっ通しで読み続けて300ページを軽く読み切りました。すごく涙脆いので、布団に寝転びながら読んでいたのですが、泣きすぎて枕がびしょびしょになりました。

あらすじはこちらです。みなさんも良かったら読んでみてください。


駆け出しの建築家・誠と、カフェで働く日菜。雨がきっかけで恋に落ちた二人は、鎌倉の海辺の街で愛にあふれた同棲生活を送っている。家族のいない日菜に「夢の家」を建ててあげたい、そのために建築家として名を上げたいと願う誠だったが、ある雨の日、日菜と一緒にバイク事故で瀕死の重傷を負ってしまう。
目を覚ました彼らの前に、“案内人”と名乗る喪服姿の男女が現れる。
そして誠と日菜は、二人合わせて二十年の余命を授かり、生き返ることに。
しかしそれは、互いの命を奪い合うという、あまりにも苛酷で切ない日々のはじまりだった――。

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この本はお互いの命を奪い合いながらも残りの人生を2人で精一杯いきながら、どうやって生きるかを考えるお話です。
フィクションですが今を楽しく生きられることってすごくありがたいことなんだなと思いました。

私がこの主人公たちのように残る命がわかっていれば自分は残りの命をどのように使うかなと色々考えさせられました。

現代は自分の命のタイムリミットが分かる時は、余命宣告をされた時のみ。
何気なく後何十年は生きれるだろうと考えているが、このNoteを書いている次の日に事故に遭ってしまうかもしれないし、心臓発作を起こしてしまうかもしれない。

そんな可能性もあることを認識はしていても、実感をして生きている人は少ないのではないかなと思います。

少なくとも私は自分はそうです。

今まで自分の残りの時間が分かれば「今どれだけ金銭的に自由に使っていいか、時間を使えるのか」が見えればいいのにと思っていました。

私には死ぬまでに10カ国の旅行に行きたいという夢があります。
今は「いつか」いけたらいいなと思っていますが、残り時間が僅かを分かれば今から仕事を辞めて海外旅行に行く勉強や準備をすると思います。

時間は有限と言いますが、そこまで焦りはなく時間は無限にあるように感じてしまい先延ばしにしてしましがちです。私の悪い所。

「時は金なり」という言葉もあるようにすぎた時間は戻ることができません。
今自分の残りの時間は分かりませんが、今できる精一杯をするために自分にもう一度向き合いたいと思わされる一冊でした。

何かモヤモヤを抱えている時に泣いてスッキリしたい方にもおすすめの本です。みなさんも良ければ読んでみてください。




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