見出し画像

アネモネが鳴いた

大橋トリオさんの「アネモネが鳴いた」が好き。


もしもこの世界に終わりの日が来たとしても
僕らは涙何か流さず小さな種を蒔く
君がいつか見た アネモネが鳴いた
気付いたら宇宙の色も消えた

ありがとうさようなら今日と言う日よ
全てが愛しくてたまらない
この花も風も木も水も
生きているから感じ合えるのさ
通り過ぎる風がそう呟いた

これが最後の詩 静かに瞼を閉じるよ
どんなに立ち止まっても
時の流れは変わらない
空が空として優しくあるように
僕は僕らしくありたいだけさ

ありがとうさようなら今日と言う日よ
僕は大地を握りしめる
約束しよう君が生きている証は
僕の中に咲く花さ
蕾がひらく音ほら聞こえるかい

今日もいつもと同じ朝
コーヒー入れたら何処へ行こう
変わらない 変われないよ
僕らは何処へ

ありがとうさようなら今日と言う日よ
全てが愛しくてたまらない
二度とない今日と言う日は
何処かにずっと隠してあるから
戻らぬ風の中宇宙見上げた


いのちの営みに対する、大きな愛を感じる。

終わるいのち、つなぐいのち。それは命そのものであったり、その人が生きた時間の記憶であったり。

人は、動物は、植物はそうやっていのちをつないできた。

私はこの歌を聴くといつも、与えられたいのちを精一杯生きようと勇気をもらう。出会いの全てに感謝して、今を大切にしようと思える。

大切な友人を亡くした時、悲しくて寂しくて、どうしようもなかった時にこの歌は私に言ってくれた。私の心の中に彼女は存在する、と。

それ以来この曲は私にとって特別です。

生きてる意味が見えなくなるそんな日もあるけど、この曲を思い出せば大丈夫。人のいのちはつながりあってるのを感じることができるから。
私の中には、出会ってきた人たちのいのちが生きていて、誰かのいのちの中にもきっと私が生きている。

いつか私がこの世とお別れする時、走馬灯のように人生を振り返る時、その時はこの曲をBGMにしようと今から決めています^_^

私のanemoneという名前も、この曲からつけています。自分が長女ということも由来の一つ。
アネモネ、姉もね。響きも好きです。





いいなと思ったら応援しよう!