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藤井風くんの「grace」
朝起きたら藤井風くんの新曲がリリースされていた。
メジャーシーンでこんなにもストレートに「自分の内側に神はいること、1人1人がその存在を見つけ輝きながら生きること」を表現するなんて。なんて素晴らしいんだろう。そしてそれを受け取れる今はなんて素晴らしい時代なのだろう。
人間にきっとデフォルトで備わっている愛。風くんは当たり前のようにそれを使って表現する。目に見えない存在への畏怖だったり、ひとりひとりの存在や命、今生きているそのこと自体に光をあてる。「grace」はその集大成のようにも思える。
一体彼は何回転生して今にいるのだろうか。その類稀な音楽の才能もさることながら、この感性、メッセージ、これを伝えていきたいという姿勢。美しくて大きくてしなやかで強い。
その感性に触れるたびに胸が震えて仕方ないのは、それが私が見たい、触れていたいと感じるもの、「愛」という言葉に集約される人間の本質を思い出させる表現だからだと思う。
いつもそばにいるのに声を無視されちゃう神さま視点の「何なんw」。graceはそのアンサーソングのようにも思え。
私が風くんの曲で一番好きな「帰ろう」。
生きるとは。死ぬとは。その二つは同じ線状にあって死を思うからこそよりよく命を生きられる。だからこそ今ある命を尊く思う。果たしてよい生き方とは。そんなことに思いを馳せる。その大きなきっかけをくれる曲。
風くんの音楽をリアルタイムで聴けること、同じ言語で聴けること、とても嬉しい。きっと風くん以外にも愛に満ちた作品を生み出してる若い方たちがたくさんいるのだろうな。愛あるものに触れて響いた心が、次の愛ある行動につながって、その行動が小さな変化になって、小さな変化がたくさん折り重なって、より良くなっていく。その渦中にきっとあるのだろうなこの世界は。希望しかないな。そんなことも思ったりする。
風くんデビュー前の弾き語りカバーも最高なので、特に好きなやつ2つも貼っておきますね。自宅録音の手作り感、だからこそ余計に伝わっちゃう才能とクリエイティビティ!そしてなんと言ってもかっこいいんだよな。
コロナ渦で藤井風くんを知りその素晴らしさに惚れ惚れしていた最中に、BTSを知って、バンタン沼に落ちた私。BTSに出会わなければきっと風くんの沼に落ちてただろうな。そんなことも思ったりして。
ちなみに風くんはジョングクと同じ97年生まれ。東アジアにこの年生まれた二つの奇跡!なんなの97年!ありがとう97年!!!
10月のこと、BTSのいろいろ、TMAで感じたことなど書きたいことがたくさんあったのだけど風くんの新曲が良すぎて書きたくなりました。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
皆さま良い1日を🌟