【CL2024 福岡使用】パオパルカイナ 解説
アローラ!あねもね!です
今回は2月17日、18日に行われたCL2024 福岡に向けて行った環境考察と実際に使用したデッキの解説をします。
残念ながら結果は出ませんでしたが、最後まで読んで頂けますと幸いです。
1.環境の変遷
まずは、CL福岡に至るまでの環境の変遷について解説していきたいと思います。
[1月26日以前(事前評価)]
1月26日よりEカードが使えなくなり、新レギュレーションがスタートするにあたって環境がどうなるかを考察しました。
デッキタイプとしては【ミュウVMAX】や【インテウーラ】がいなくなったことが大きく、カード単体では『カイオーガ』や『サーナイト』、『バトルVIPパス』や『頂への雪道』等が使用できなくなり、環境へ多大な影響を与えたと考えています。
特に『頂への雪道』の存在は大きく、特性に依存した環境が加速すると考えました。
新環境注目のデッキタイプとしては【リザードン】が強力で、『バトルVIPパス』を『なかよしポフィン』に変更するだけで既存のパッケージを最新型にチューニングすることが可能でした。厳しいマッチングであった【サーナイトex】の弱体化や【インテウーラ】がいなくなった点も大きいです。
また同じく既存のデッキタイプとして【パオジアン】も注目株であると認識しています。こちらも既存パッケージがそのまま使用できる点に加えて、『頂への雪道』がなくなることによることでデッキを動かすことが容易になると推測しました。また、【リザードン】に対してワンパンできてある程度戦うことができる点も評価に繋がっています。
カードリスト発表にて注目していたのは『タケルライコex』『トドロクツキ』『ハバタクカミ』『オーダイル』『イダイナキバ』あたりでトレーナーズも強力なものが多いという認識でした。
・リザードン(ピジョット)サンプルリスト
・パオジアンサンプルリスト
[1月後半]
実際に新レギュレーションがはじまり、予想通り【リザードン】が圧倒的トップシェアの新環境がはじまりました。
【リザードン】に対するメタデッキとして『テツノイサハex』を組み込んだ【アルギラ】が台頭。VSTAR系統は『リザードンex』が序盤180打点しか出ないことから評価を上げていきます。
新デッキとしては『トドロクツキ』が主軸となった古代系統のデッキが注目されて開拓されていったと感じています。また、【イダイナキバLO】も初見殺し性能が高く一定数の結果が出ていたと思います。
『トドロクツキ』に関しては私自身も考察しており、『コライドン』と合わせた構築や置きドロソなしの悪軸、『ビーダル』や『ノココッチ』採用型等を試していました。
シェア全体を通して、前レギュレーションから基幹部分をそのまま使用できるデッキが多いと感じました。
▽アルセウスギラティナ優勝リスト
(クリックするとリンク先に飛びます。)
▽シティリーグ初週データ
(クリックするとリンク先に飛びます。)
[2月1週目]
新環境から1週間が経過して環境も変化してきました。環境の変化としては大きく3点挙げられると思います。
1点目は【リザードン】のデッキリストの変化です。1月27日にシティリーグで優勝したガルシアさんのリストや2月3日にシティリーグで優勝したサーニーゴさんのリストがビーダル型であったことから注目され、評価を上げる流れになったと考えています。
『ビーダル』採用型の利点としては、メタカードである『デヴォリューション』に対して回答が持てる点やピジョット型の悩みであるハンドリソースが厳しくなる点を解決している等がありますが、いちばんの強みは能動的に非エク盤面を作ることができる点だといえます。
『かがやくリザードン』をアタッカーに使用するターンは『リザードンex』等のルールポケモンをベンチにおかないことで相手にサイドを1枚しか取らせないターンを作ることができます。
ルールポケモンを置くことが少ない以上、強い面を作ってゲームを進行することができる為、ミラーをはじめとして様々なデッキに対して要求値を上げて戦うことができます。
2点目は【アルギラ】の増加です。シンプルに【リザードン】に対して強いデッキとしてアルギラの数が増加していきました。
アルギラは手札干渉札も多いので【古代系統】にも殴れないターンを作りやすく全体的に安定したゲーム展開をすることができます。環境的に『アルセウスV』がワンパンされにくいという点も評価ポイントの1つです。
3点目はVSTAR系統の増加です。【パオジアン】に『パルキアVSTAR』が採用され始めたり、【ルギア】デッキが増え始めたりとリザードン環境であるが為にVSTARを採用したデッキが増えてきたように感じました。
・リザードン(ビーダル)参考リスト
・ルギア参考リスト
[2月2週目]
この週はシティリーグに加えてラッシュCSがあり、強いプレイヤーのデッキ選択が見れる週となりました。
上記がシティリーグ/ラッシュCSの使用率TOP3です。トップシェアは【リザードン】ですが、それ以下はばらつきのある使用率になっていて、【パオジアン】【ルギア】【アルギラ】【ロスギラ】【ロスバレ】【古代系統】あたりはtier2位置の群雄割拠であると読み取りました。
ロスト系統の増加傾向に関しては、環境として『ビーダル』をシステムポケモンに置いたデッキが多く、『ツツジ』+『ロストマイン』で相手のテンポを奪うことができる為、見た目以上に立ち位置がいいからだと推測しています。
また、『ビーダル』環境になったことによって【パオジアン】は『テツノカイナex』の採用が主流になりました。少数ではありますが、【リザードン】に『マフォクシーV』を採用する人がいたりと採用カードやプランも変化が見られた印象です。
▽ラッシュCS分布
(クリックするとリンク先に飛びます。)
▽シティリーグ2週目データ
(クリックするとリンク先に飛びます。)
2.環境考察(CL福岡)
前項を踏まえて、作成したtier表がこちらとなります。
【リザードン】はビーダル>ピジョット(7:3)
【ロスト系統】はロスバレ>ギラティナ(6:4)
上記のように考えました。
tier2、tier3位置はほとんど数が変わらないと思っていて、【リザードン】が抜けて多い環境であると考察しました。
直前で【ルギア】が増え出したので、LO系統は握りにくい少し環境になったと思います。LO自体の環境での立ち位置は良いので、母数は少ないものの上位層には一定数存在すると予想しました。
3.各デッキの評価
今回は大会までに色々なデッキに触る事ができたので各デッキの評価を簡単にまとめています。(不利対面はtier3までを記載)
①リザードン(ピジョット軸)
安定感○ プラン再現度◎
五分未満の対面→【リザードン】【アルギラ】
安定感があるものの、ミラー(ビーダル軸)と【アルギラ】が厳しい為、減少傾向のデッキ。【古代系統】も少し重い印象。
『デヴォリューション』が減少傾向で追い風に見えるが、【リザードン】を意識して構築しているデッキが多い為、立ち位置は普通と評価。
②リザードン(ビーダル軸)
安定感△ プラン再現度○
五分未満の対面 →【ロスト系統】
現環境で一番意識するべきデッキタイプ。回していて序盤カチャつく展開が少しある印象。理論値はめちゃくちゃ高い。面作って殴り合いの勝負に持ち込めたら大体の環境デッキに対して五分あるデッキ。
③アルギラ
安定感○ プラン再現度○
五分未満の対面 →【パオジアン】【ルギア】
【リザードン】を狩るために産まれたデッキ。ピジョ軸には強いけど、ビーダル軸には五分くらいの印象。高耐久+手札干渉なので初ターンで手張り損じても割となんとかなったりする。
面作って序盤-中盤に打てる『ジャッジマン』は宇宙。【古代系統】に勝ち切るために『ポケモンリーグ本部』はわりと評価高め。
④パオジアン
安定感△ プラン再現度○
五分未満の対面 →【古代系統】
強いボールが多いので枠割いているとそこまで高頻度で事故はしない認識。面の作成が難しく、手札干渉+システムきぜつが無限の負け筋になるのがマイナスポイント。
⑤ルギア
安定感△ プラン再現度△
五分未満の対面 →【パオジアン】
理論値最強デッキ。殴り始めのターン意識して『カビゴン』厚めの構築が好み。アッセンブルのタイミングがデッキパワーに依存している点は気になる所。
⑥古代系統
安定感○ プラン再現度○
五分未満の対面→【リザードン】【アルギラ】
所謂古代バレット。たね軸である程度の安定感もあるが、盤面の『かがやくゲッコウガ』の有無が大きい。手札干渉が重たい印象もあるが、復帰カードも多いのである程度のゲームは作れる印象。【リザードン】は五分よりの評価だが相手の手札干渉が多く、ターンを誤魔化せるカードもあるので微不利の認識。
4.デッキ選択
ここからはデッキ選択に関してです。
ピジョット軸の【リザードン】が主流の環境では『トドロクツキ』を採用した【古代系統】のデッキを煮詰めていましたが、ビーダル軸の【リザードン】が増え始めたあたりから【パオジアン】を主軸に考察を進めました。
並行して他のデッキもある程度触っていて、【リザードン】【テツノカイナ】は知人と考察を進めていました。
【テツノカイナ】に関しては強いデッキにはかなりの勝率が出ると感じましたがTOP tierである【リザードン】と【アルギラ】が重かったので断念。
※煮詰めていた構築は裏を呼ぶ札が『ボスの指令』中心でしたが、結果を出した『カウンターキャッチャー』軸のデッキは上記にも一定数の勝率が取れそうでとてもいいリストだなと思いました。
また、【リザードン】はギリギリまで候補に上がっていました。
結果としては、【パオジアン】を選択。
【リザードン】にメインプランがあり、次点で多いと予想している【アルギラ】【ルギア】に強いところが評価点でした。
5.デッキの変遷
実際に煮詰めていた【パオジアン】の変遷です。元々は『パルキアVSTAR』を軸にしていましたが、途中からは『テツノカイナex』採用型に変更しました。
【2月上旬まで】
『パルキアVSTAR』が序盤の安定感の寄与に加えて【リザードン】への回答として機能していたので上記の構築を使用していました。
【2月5日】
デッキの安定感底上げの為に「ボール系統」を最大枚数採用。『暗号マニア』や『カウンターキャッチャー』の使用感も試してみることに。
【2月7日】
環境において『テツノカイナex』の刺さりがよく、多くのデッキに対して使用できると考えた為採用。【古代系統】や【ルギアVSTAR】の評価も上がっていたので『ブーストエナジー未来』も含めて採用していました。
【2月9日】
『パオジアンex』や『暗号マニア』の枚数等、細かい枚数の見直しを行いました。
【2月10日】
『テツノカイナex』と『パルキアVSTAR』の両採用を想起。組んでみると予想より構築を歪めずリストが作成でき、使用感もよかった為そのまま煮詰めることに。【古代系統】等を意識して手札干渉ができる『ナンジャモ』も採用しました。
【2月12日】
Discordのメンバーと枠の相談をしながら構築を調整しました。『テツノカイナex』の起動が基本的に中盤以降になることが多い点と終盤の山札にある水エネルギーの枚数が勝敗に直結する点を踏まえてエネルギーの配分を変更しました。
6.当日の使用リスト
上記を踏まえて、当日使用したリストがこちらとなります。
デッキコード:GY48cY-QkGO0T-848xx8
ここからは採用カードの説明です。
【ポケモン】
・パオジアンex(2)
▷デッキのメインアタッカー。特性の「わななくれいき」が強力でエネルギーに触れたらなんとか繋がる試合も多く強いカードという印象。相手のデッキによっては序盤に手張りのみで2ターン目に120点狙える動きも強かったりします。デッキの性質上、2枚取られるゲーム展開が渋い点とアタッカー自体はリクルートできるのでこの枚数での採用となりました。
・テツノカイナex(1)
▷デッキのメインアタッカー。『ビーダル』採用デッキがとても多い環境なので、ビーダルを取りつつサイドを2枚進める動きが強力です。
相手のデッキや盤面次第ではありますが、『セグレイブ』が続かないタイミングでもこのカードをアタッカーとして起動することでセグレイブが倒されてもアタッカーが残る盤面を作ることができます。
・パルキアVSTAR(1-1)
▷デッキのサブアタッカー。手札等の状況から序盤『セグレイブ』が準備できそうにない試合やセグレイブは準備できるものの要求枚数が足りないと感じたときに使用するカードです。
【ミラー】や【ルギア】、【ロスト系統】には少し使いにくいカードですが、順当にゲームを進めることができる点を評価して採用しました。【リザードン】対面をはじめとして、盤面に残されると後半の負け筋に繋がるので、基本的には準備した段階で常にアタッカー運用して使い切る形が望ましいです。
・かがやくゲッコウガ(1)
▷デッキのサブアタッカー。序盤の盤面作成、常に狙える「げっこうしゅりけん」とアタッカーとしては不足なしのポケモンです。
基本的には『キャンセルコロン』と併せて使用することも多いですが、1-1交換できるアタッカーとして『かがやくリザードン』の返し等に使用することもあります。
・セグレイブ(2-3)
▷デッキのシステムポケモン。他の方のリストや実際の使用感からも必要最低限の枚数にて採用しました。上が1枚落ちる展開等が厳しいですが、今のプレイングの流れとしては非エクだとビーダルを優先して倒すことが多い為、このラインでも問題ないという印象です。
・ビーダル(2-2)
▷デッキのシステムポケモン。最低採用枚数が2-2で可能であれば3-2や3-3ラインで採用したいと考えていました。
理由としては、毎ターン要求値の必要なデッキなのでビーダルを盤面に常に2匹置いておきたいという点が大きいです。今回使用したデッキでは、『パルキアVSTAR』等がゲームを進めるにおいてデコイになってくれることが多く中盤までに盤面を作ることができたのでこのままの構築でも問題ないと判断しました。
・マナフィ(1)
▷デッキのメタカード枠。『カイオーガ』と交換してミラー意識で前日に採用しました。当日、パオジアンには当たりませんでした。
【グッズ】
・ボール系統(4-4-3-1)
▷理想は4-4-4-1と13枚採用したいと考えていましたが、泣く泣くの12枚採用です。序盤の盤面作りに意識を置いた為、『ハイパーボール』の優先度が一番下となりました。
中盤以降はポフィンやネストボールの方が価値が下がると思うので、どこに重きを置くかによって好みが分かれる枠かと思います。
・ふしぎなアメ(3)
▷妥当な枚数だと判断しています。
『デヴォリューション』ケアで基本的にセグレイブ-セビエで盤面に1枚ずつ準備することが多いです。
・大地の器(2)
▷『パオジアンex』を経由せず能動的にエネルギーに触れる札です。「スターポータル」や「かくしふだ」を使うにあたって序盤はエネルギーになりえる札が多い方がいい為、2枚採用しました。
中盤以降もエネルギーを持ってこれる札かつ不要札をトラッシュできる為、評価は高かったです。
・スーパーエネルギー回収(4)
▷これがないと打点が出ない為、最大枚数の4枚採用です。
・キャンセルコロン(1)
▷「げっこうしゅりけん」が相手を崩す必殺の一撃となります。出来るだけ安定に寄せたかった為1枚のみ採用。
・プライムキャッチャー(1)
▷能動的に相手の裏を呼ぶ札。このカードをどれだけ温存できるかで2-2-2プランが太くなるかが決まります。採用できるなら3枚くらい入れたいです。
入れ替えカードとして切る試合がめちゃくちゃ弱かったので『ポケモン入れ替え』等が欲しいと思いました。
・カウンターキャッチャー(1)
▷サイドが負けている時のみ相手の裏を呼べる札。1枚固定で回していたけど2枚目以降も採用の余地はあると思います。
・ふつうのつりざお(2)
▷リソース回復札。基本的に2枚あれば足りると思っているカードです。同じアタッカーを複数回使用する展開を考えると3枚目も採用範囲にはなると思います。
【サポート】
・カイ(4)
▷現状だと4枚以外の選択肢はないと思っています。
・ナンジャモ(1)
▷【古代系統】が重く、捲りターンを作りたいと思って採用しました。序盤の手札リフレッシュや後半の要求値上げとしても強力だと評価しています。
・暗号マニア(1)
▷使ったらわかる強いカード。「スタジアム」「かくしふだ」「はたらくまえば」と縦引きが多いデッキなので相性抜群です。
上記のどれかがないと直接ハンドには引き込めないので2ターン目以降の安定かつ上振れカードとして評価しています。
【スタジアム】
・ポケストップ(2)
▷スタジアム枠。このデッキにおいては実質的な置きドロソとして作用すると考えているので、好みではないですが評価は高いです。
枠と相談してこの枚数に落ち着きました。
【エネルギー】
・基本水エネルギー(9)
・基本雷エネルギー(1)
▷エネルギー枠。前述した通り、8-2で使用していましたが9-1へと変更になりました。
6.当日のマッチングと備忘録
当日のマッチングは以下になります。
カイナスタートの練習ができていなかったことが悔やまれます。1日通してプレイングもお粗末な試合が多かったです。
7.使うにあたって意識したこと
このデッキを使うにあたって意識したことと環境上位のデッキと戦うにおいて意識したことをまとめています。
盤面や展開によってプレイ分岐も多いのでざっくりになってしまいますが勘弁。
①基本的な動き
アタッカーに加えて『セグレイブ』『セビエ』『ビーダル』×2、『かがやくゲッコウガ』が完成盤面なのでその盤面を目指します。
このデッキは『セグレイブ』『ビーダル』を継続して盤面に置いていないと薄い方を狩られてしまうのでなるべくそうされないよう動きます。『パルキアVSTAR』『テツノカイナex』が殴るターンは次ターンにシステムポケモンが取られてもアタッカーが盤面に継続しますが、アタッカーが固定されてしまうので1ターン先まで読んでアタッカーを選択できるとベストです。
アタッカーの存在が担保されている場合でも、『セグレイブ』等を縛られて、1面の『ビーダル』を『ヤミラミ』等で狩られてしまうことで負け筋を生むので注意が必要です。
多くのデッキに対しては2-2-2のサイドレースを狙いに行きますが、追いつく場合は1-1-2-2や1-2-3のような変速プランも視野となります。
ここからは各対面への戦い方等を記載していますが、デッキが回る前提での勝率になるので記載の勝率だと気持ち高めかな?くらいで読んでもらった方が腑に落ちると思います。
②リザードンex (五分)
▷サイドレースは2-2-1-1または2-2-2
先殴り有利の五分対面だと認識しています。
『ピジョットex』軸が相手の場合は相手の盤面に常にルールポケモンがいる為、もう少し勝率を高くみてもいいと思います。
『パルキアVSTAR』がお互い2パンの2-2交換として機能してくれる為、4-4からゲームがスタート、『パオジアンex』『テツノカイナex』『かがやくゲッコウガ』等を使い、2-2でゲームを刈り取ります。
相手の非エク盤面『かがやくリザードン』に対してはゲッコウガを投げることで1-1のサイドレース展開も取れますし、『テツノカイナex』を投げることで2進めることもできます。
派生として「あくうのうねり」+「ごっつぁんプリファイ」で3進める展開もあります。『マキシマムベルト』から『パオジアンex』が先2で取られる展開はめちゃくちゃ厳しいです。
②アルギラ(有利)
▷サイドレースは2-2-2
対面から殴ってくるルールポケモンを吹き飛ばすだけで大体勝てます。
『ジャッジマン』で序盤から殴る要求値を上げられたり、『ビーダル』等のシステムポケモンを狩られることで殴るターンが遅れたり殴れないターンが出てくると捲られるので注意が必要。
③ルギア(微有利)
▷サイドレースは2-2-1-1
『かがやくゲッコウガ』で『アーケオス』2匹吹き飛ばしたり、『テツノカイナex』でサイドを2進めたりできるので有利な対面という印象です。相手の殴り始めにもよりますが、先殴りされると五分くらいの感覚です。
『カイオーガ』が入っているともっと楽に勝てます。
④古代系統(不利)
▷サイドレースは2-2-2または2-2-1-1
「げっこうしゅりけん」+「ごっつぁんプリファイ」で2ずつの進行を目指します。相手のHPが倒しにくい為、不利対面の認識です。
⑤ロスト系統(五分)
▷サイドレースは1-1-2-2等
「げっこうしゅりけん」「ごっつぁんプリファイ」で2ずつ進行できるので、殴り損じがなければ有利対面です。『ロストマイン』等で『ビーダル』に対してとても強く出られるので、『ビーダル』を2面立てつつ『テツノカイナex』の起動を目指しましょう。実際難しい試合になりがちなので五分にしています。
他の対面は下記のような評価です。
サイドレースプランが豊富な為、有象無象のデッキには強い認識です。
8.あとがき
ここまで読んで頂きありがとうございました。
プレイングの拙さ等もあり目標となる結果には届かない結果に終わりました。シティリーグs3や次の大型大会で結果に繋げれるよう日々精進して頑張りたいと思います。
YouTubeでの発信やDiscordでの鯖作成等も行っていますので是非見て頂けますと幸いです。ではでは。
▽普段あげているYoutubeチャンネルはこちら
▽Discord鯖の参加者募集しています!!(条件あり)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?