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V.W.P『言霊』 ー 私たちはここにいる –

皆さんこんにちは、アネミル👻です。
このnoteはV.W.Pの「言霊」のMVについての考察などを書いていきます。
読み終わる頃には今までよりもMVを楽しく見れるかもしれません。

久しぶりのnoteなので拙い部分やこじつけがあると思いますが、温かい目で見守ってやってください。

⚫︎電波塔

(これから読む人は、彼女たちはあくまで「仮想世界の子で現実世界には存在しない」ということを頭に入れながら読むと良いと思います。)

MVのサビでよく出てくるこの電波塔。
なんで電波塔で歌ってるんだ、と怒らずに。

人間には欠かせないと言っても過言ではないテレビや携帯に電波を送信する場所で、
誰かに向けて」「世界に向けて」或いは「あなたに向けて」想いを届けようとする彼女たち。
そうだ、彼女たちは現実世界の子じゃないんだ。私たちみたいに直接言葉を交わせるわけでも触れ合えるわけでもない。
仮想世界に存在する以上、言霊を信じて現実に伝えるしかない。

一番言葉が届きそうなところ、電波塔で。

そう考えると何か感じるものがあるのではないでしょうか。


⚫︎ノイズ

MVを見ているとノイズが走っているのが見えると思います。仮想世界の子だからね。姿が投影されていても現実にずっとは存在できないからね。
これだけでもしばらく味がするガムですが、ちゃんと見るともっと面白いことに気が付きます。

MVが進むにつれてノイズが強くなっていく。

そうなんです。最初と最後で見比べると、彼女たちの体に走るノイズが圧倒的に強く、多くなっていきます。

MVの0:44
MVの4:13

想いを伝える時間は有限。MVが進むにつれて、彼女たちが現実世界に存在できる時間がどんどん短くなっていく。
最終的には電波塔に衣装だけが残ってるシーンがありますし、現実から消えたのでしょう。

ノイズはMVを見に行った方が分かりやすいと思います。あぁ本当だ、ってなります。


⚫︎最初と最後のつながり

この服だけが取り残されているシーンは最初と最後だけ映ります。
先ほど説明した通り、最後は魔女たちが消えて服だけ残るのは納得ですが何故最初にもあるのか。
これは始めのシーンが、始まりではなく未来だからだと思っています。

このシーンは物語の始まりではなく、もう既に終わりを迎えている。
一旦先の魔女たちを見てから、これまでの出来事を振り返っていく。

仮想世界に戻った彼女たち。電波塔で伝えていた気持ち。
「私たちはここにいる」の「ここ」というのは彼女たちの存在か。もしくは衣装が残っている電波塔のことか。
想いを届けていた魔女の存在を誰かに伝えようとしているのではないか。

MVを見ることでその存在を僕たちは見つけることができる。



ただこれだけだと「なぜ未来なのか」など証明が足りない感があるのでもう少し。

ノイズの話は先ほどしましたが、真っ黒な空間で歌っている時とその後の現実世界の時のノイズは全く違います。最初の方が強いです。なので、最初のシーンはMVのラストの続きじゃないかと。面白いですねぇ。

まだあります。

言霊のMVに映る魔女は、進むにつれてフードなどの被り物を外していきます。
そして最初と最後に映る魔女たちは既に外している状態です。そういうことです。

MVが終わってもう一度再生するボタンを押したら最初と最後が繋がってる映像、大好きです。男はそういうものに惹かれるんだよナ...



あまり書くこと無かったですね。もう終わりです。

でもこれだけは覚えて帰ってください。

あなたは言霊を聴くことで、見ることで彼女たちと出会える。

「私たちはここにいる。この気持ちは誰にも壊せない。」

必死に歌い伝えようとした彼女たちの想いを受け取れる唯一の人になれるんです。
あまり聴いてないな、とか昔は聴いてたけど最近は...という人はたまには聴いてみてはいかがでしょうか?


ずっと書きたかった言霊への想いを吐き出せた感じがして嬉しいです。殴り書きで見づらいと思いますが...
言霊が1番「バーチャルとリアルの境目」というのを感じられてV.W.P曲の中で1番好きです。

また言霊について発見があれば更新しようと思います。そしてこれまで書いたことは1人の考察に過ぎません。あなたはあなたなりの考えがある。
こういう世界線もあるんだなということを感じていただけたら幸いです。

以上、アネミル👻でした。
ありがとうございました!!

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