バンフでのホテルの仕事🇨🇦
みなさん、こんにちは。
あねご👒です。
今回は、バンフでのホテルの仕事について。
ハウスキーピングの仕事
ハウスキーピングのお仕事とは、
お部屋のベッドメイキングやお掃除をするお仕事です。
1日の流れ
①ホテルへ出勤
②カートの確保
カートというのは、
掃除する際に補充するシャンプーやシーツ、ボールペン、タオル等載せているカートです。
重さは30kgくらいあり、更に物を追加し載せるので、もっと重くなります。
③お部屋リスト確認
マネージャーから担当するお部屋のリストを配られます。
④お部屋へ入室
掃除の仕方や順番は人によって様々です。
一番最初にやることは、
シーツや枕カバーを取り、タオル類のランドリー行きのものをまとめます。
シーツを取る時は、静電気が来るので要注意です。
そして、ゴミを全部まとめてカートのゴミ専用boxへ入れます。
⑤掃除スタート
窓ガラスや鏡、バスルーム、お部屋のテーブルの上をひたすら磨きます。
そのあと、掃除機をかけます。
ゴミ一つあってはいけません。
※3種類の洗剤を使用して、掃除を行うので、
手袋を使用しても手がものすごく荒れました。
ハンドクリーム必須です。
実際に私の手の皮が全部剥けました😱↓
シーツ、枕カバー、ベッドメイキングをして、
最後に、アメニティを揃えます。
置く場所も決まっているので、一つ一つずれがないようにチェックします。
⑥マネージャーチェック
OKなら、完了。
お仕事終了になります。
結構チェックが細かいので、
嫌がらせかと思うほど何回もやり直しされたこともあります😂
この一連の流れを
平均一部屋15分〜遅くても20分で完了させるようにマネージャーから言われていました。
しかし、VIPルームなどは部屋も広かったり、
バスルームも大きかったり、アメニティやシーツの大きさも違うので、慣れるまでは本当に大変でした。
働いていたホテルは、地下の部屋もあり、
地下の部屋を担当になったら大変です。
カートを持っているのに、エレベーターがないので、階段の上にカートを置き、何か物を取りに行くごとに階段を上がらないといけません。
まさに、肉体労働です。
シーツやタオルも普段、そんなに大量に持つことはないですが、大量に持つととても重いです。
お昼時間
45分間好きな時間にとれます。
午前中はここまでやると自分の中で決めて、
毎日お腹を空かせてお昼をむかえていました。
基本的に、外食は高いので、
お弁当もしくは食べるものを持参していました。
手抜きのときは、にんじんとレタスとゆで卵で
済ませてました。
朝食ビュッフェで残ったパンや茹で卵、コーヒーは無料で食べれるので、たくさん残っていたら、それをお昼がわりにしていました。
結構お腹いっぱいになります。
休憩室は地下駐車場の中にあるので、かなり小さい小部屋であまり綺麗ではありませんでしたが、
ここでみんなと話せるのが楽しみでした。
掃除中も宿泊客の方に話しかけられたり、
スタッフ全員との会話はもちろん英語なので、
本当に言語の壁がありました。
めげずに伝えると伝わるので、
私でもなんとかやっていけました。
苦手だったこと
お部屋の掃除に行った際に、
部屋にステイ(滞在)しているお客様もいるので、
一度、清掃が必要か、タオルやベッドメイキングのみ行うか、お尋ねします。
『部屋掃除しなくて大丈夫よ!』と
言う方もいれば、
『掃除して!』と言う方もいます。
お客様に見られてる中で掃除するのがいちばん嫌で、苦手でした。
文句を言う方はいなかったですが、
やはり、掃除をじっと監視されてるのは緊張しました。
ポジションチェンジのチャンス
観光地でもあるバンフのホテルだったため、
日本人の観光客も見込まれることから、
ボスに声をかけていただき、フロントと朝食のアテンダントにもチャレンジしました。
フロントの仕事
ホテルの顔でもあるフロント業務。
チェックイン、チェックアウトの手続き
宿泊予約者への確認電話
問い合わせ
オンラインでの予約手続き
など、多くの業務に携わりました。
この仕事で本当に苦労して、泣いたこともあります。
それは、やはり語学力です。
ホテルには、様々な国からお客様が来られて、
英語にも国や地方により、多少なりとも訛りもあったり、聞き取りにくいこともあり、聞き直してしまうことも多々ありました。
しまいに、聞き取れずに、お客様がご立腹してしまい、『もうええわ!』って呆れられることもしばしばありました。
カナディアンのスタッフに助けてもらったりと、
毎日もうドキドキで仕事していました。
最終的に、日本人のお客様を接客したことはなかったです🤣
朝食アテンダント
朝食ビュッフェのお手伝いです。
主に、皿洗いとビュッフェにだしている食事の補充です。
この仕事は、早朝からの出勤で大変さはありますが、お昼前には帰宅できるので一日を有効的に使うことができました。
宿泊者が多ければ多いほど、混雑し、多忙に追われます。
クレームや、ただ話かけられることもあるので対応しているうちに、食器がたまり、お皿、スプーン、ナイフがなくなったー!ということが起こってきます。
この仕事で一番の楽しみは、
仕事を終えたあと、残ったオートミールやパンなど
自分のご飯として食べれることです。
(食べれることばかり紹介してますね😅)
まとめ
日本にいたら、自分から選択することがなかった
ハウスキーピングの仕事でしたが、やってみて分かる、仕事の大変さ、やりがい、たくさん学ぶことができました。
他のポジションでの経験もさせてもらい、
全て私にとっては宝物です。
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興味がある方は覗いてみてください👒