ちゃんちゃん

ダブルウォールグラスの木は枯れてレンガのレトロな雰囲気もちょっと入りにくい雰囲気に、そして寒い。粘ればなにかある。心臓がばくばくしてるくらいの二日酔いの症状。水をたくさん飲む。元気で気だるい午前中、後頭部をかく。気持ちが悪くなるほど飲んで食べてってしても次の日にはもう代謝されている。体がすごい。心象を悪くしてないよう祈った。右目の目尻がピクピクする。
どこでもドアをくぐってふらっと入った喫茶店の甘いミルクティを飲む。口の中に味がある。いい形、いいデザイン。洋楽が流れている。それがどこの国の音楽なのか、いつ流行ったのか、背景があるはずなのに、知らない音楽というジャンルでひとくくりにしかできない。
ZINEの締切を調べたら6月14日だった。トトロのポロポロにピロピロ〜。心臓がギュッとなる。でも頭の中で決まりさえすれば1週間くらいでできるだろう。

子ども食堂にいつも来るあるクソガキが「チンコ舐めて」とか言ってくるけど、小5のくせにどうなってるんだまったく、私は「やだよきたねーな、変態か」とか言うんだけど(口が悪い)指導とかする気なしで、運営に報告する気もなしで、そのまま遊んでる。おっぱいとか触ってこようとしたらその時は怒る。一貫した態度でいるように心がける。エネルギーを受け流す。それがいいのか悪いのか分からない。私は先生じゃないし。
蚊に刺された皮膚の痒い時と痒くない時があるように、静かにさせといても問題がないなら逆立てないでいたい気持ちがある。積極的に放っておいた方がいいとすら思っている。痒いときの皮下では異質な物質が侵入してきたと大騒ぎしてかゆくなっている、んだったっけ?蚊の痒さはアレルギー反応ってことだったか、よくわからないけど、そっとしておけばエネルギー使わずに済んでいい。皮膚のことは皮膚の方でなんとかしている所ではある。大騒ぎするまでの閾値を上げて省エネでいても、なるようになる。なんとかうまい具合になる。
紅茶に小バエが止まってもそれくらいじゃお腹を壊したりしないから全然飲めるし、そのハエは放っておいたら甘いミルクティーを飲んでお腹いっぱいになってどこかに行った。ハウスのゴミ捨て当番の人が捨て忘れてて生ゴミのにおいがしても、くさいな、と思うのみ。忘れないようにしましょうとか注意運動をしたがる人がいても、注意してる人がいるんだなって思う。誰かと誰かが口喧嘩していたらいいぞもっとやれーってなるし、私ってそんな感じだ。
昨日の合コンに一緒に行った友達はいろんなことを気にしすぎて眠れなくなっていた。気にするのが好きなように見える。体内に不満が渦巻いている。誰かと不満を共有することで凌いでいる。その人はそれが不満に対する対処だと思っている。根本を取り除きたいとは思わないようだ。しかし私の偏見で、そういう根本を取り除こうと考えない人は、いろんな寄り道を知っていて、豊かな一面がある。私は頭で考えて最短距離を取りたがるが、その人は感覚で喜びを求めて味わおうとする。おいしいご飯屋さんをたくさん知っている。1人でもおいしいご飯が食べたいのだそうだ。人間の差がある。

姉から電話。電話口では姉の持ちキャラ、ミッキーとキティとキティの妹の3人の誰かが喋っていることになっている。電話なので声色だけではその中の誰が喋っているのかはわからない。人格の分裂?なのか、姉なりの逃がし方なのだと思う。今日ミッキーの声がしないけどおると?と聞くと、ミッキーはおるけどしゃべらんと、と返ってくる。母はこの喋り方が異常だといって怒り狂っている。そんなこと言ったら変よ、とか言い聞かせている。この後に及んでちょっとでも正常に嵌めようとしているのを、それは無理やろと思いながら、見守る。私が何か言うとケンカになるから見守る。他人だから母が姉を変えることも私が母を変えることもできない。自らの体調を壊すほど怒る。怒れば怒るほど効果のほどが現れると思っているかもしれない。本人は怒りたくてやっているのだ。参考になるかもしれないから「叱る依存が止まらない」という本を読んでみてと渡したが、難しくて読めなかったと返ってきた。
見たい世界と現実が異なるときに、なんとか変えようと、怒ったり他の人に呼びかけたりジタバタする力が私にはあまりない。定数と変数の定数を動かそうとしてはいけない、とか頭で言葉で解決の方向を延々考えるだけ。道具で解決できるならいいけど小手先の工夫で解決できるものばかりでもない。でも怒ったからって解決するわけでもないし。
合コンは年齢、年収、車を持っているか、そういうジャッジが飛び交う。限定された価値観のとある物事の見方のうちの一つ。おせっかいママの誘導するルールがはっきりしているから文脈を合わせやすい。その場に存在しやすい。はい、これがルールね、承知って。肝心のメンズたちは遠くでタバコを吸っていて話の輪に入ってこなかった。喋るだけで楽しいし、それが全てなのに。女子トークを楽しんだ。おしゃべりの効果、他人は意外性の塊。私の凝り固まった考えをほぐす。素敵な知らない人を素敵だから質問攻めにする。
気にしなくても言葉は出てくる。止まることはない。それは誰にも変えられない。いつもうるさいほど内部の会議が活発だ。考えすぎて、結論に辿りつかない。ぐるぐるずっと。のんびり忙しい。結論が出た方がいい時がある。そんなの怖い。本当の瞬間はいつも死ぬほど怖いものだから〜
たんぽぽのコンテナにサンタマリアズクローズドノート、ひとつ。おろしがねと白熱電球と部屋とワイシャツと私。耕すと応答して数字が飛び交う。そんなもの、いらなかったよ。とくになにも。黒板に書くためのチョークが黒くて何も書けない。ひっくるめてわかることとして、あまり簡単だと偽物を疑う癖がついている。いいとかわるいとか。枠がどこにあるかって。
趣味を人の基準に合わせても面白いものが得られないとわかってから自分でなんとか合うものを探さないといけなくなる。それまでは〇〇のランキングとかを参考にすればよくて簡単だったのに。趣味の合う人をフォローして口コミを拾って試す、を繰り返すといいものが見つかりやすい。試す、だから、ダメだった、もあり。これは漫画の話ですが。マジョリティに乗っかれないと自前の情報網が必要だ。
水風呂に入るとドーパミンが出るのは、冷たい=死ぬと体が警戒して生きようとするからだろうか。ちょうどよく傷つけられると立ち上がるものがある。勢いよく立ち上がって逆方向に振れる。ホメオパシー。
インド人がインドのお菓子をあげたいから会いたいと言ってきたのでお菓子を貰いに行った。ありがたくいただく。

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