![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99045300/rectangle_large_type_2_0acb855d6999154ccf2e6b9997a2f114.jpeg?width=1200)
第7回 開封大好きパイオニア杯 ゆるゆる参加レポ~グリッサとドロスの魔神の使用感~
お久しぶりです。あんでぃです。
今回は久しぶりにマジックのオフイベントに参加したので、その記事になります。
よければご覧下さい。
1、参加したイベント
今回は、何度か参加させていただいている「開封大好きパイオニアグランプリ」に再び参加しました。
【MTG】 第7回 開封大好きパイオニアグランプリ【2/26(日)】【初心者大歓迎!】
— 開封大好きよしひろ (@Human_Monk) February 8, 2023
今年最初のパイオニア杯!新環境を堪能しよう!!
確定6回戦とシングルエリミの丸一日MTGが堪能できます!https://t.co/shVYBoAdBx pic.twitter.com/eoAxgCE19c
いつもは変なオリジナルのデッキを使っていたのですが、今回は前日にデッキ案がボツになり、ラクドスミッドをベースに「グリッサ・サンスレイヤー」をタッチしたジャンドミッドで出場しました。
そのままカードが足りない劣化ラクドスでも良かったかもしれませんが、〈ファイレクシア:完全なる統一〉で自分好みのカードが出たので使ってみようと思い、ちょっといじくって持っていきました。
2、デッキ紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1677506107352-tOQVgrfxMY.jpg?width=1200)
デッキリストは以下の通りです。
・クリーチャー
税血の収穫者 4
苦難の影 2
砕骨の巨人 4
墓地の侵入者 1
グリッサ・サンスレイヤー 4
ドロスの魔神 4
・呪文
致命的な一押し 4
思考囲い 4
戦慄掘り 2
勢団の銀行破り 1
鏡割りの寓話 4
土建組一家の魔よけ 1
・土地
ショックランド
血の墓所 3
草むした墓 1
踏み鳴らされる地 2
ファストランド
黒割れの崖 4
銅線の地溝 2
スロウランド
憑依された峰 1
死天狗茸の林間地 4
その他
マナの合流点 2
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ 1
バグベアの居住地 1
目玉の暴君の住処 1
見捨てられたぬかるみ、竹沼 1
耐え抜くもの、母性樹 1
基本土地
沼 1
・サイドボード
脅迫 2
引き裂く流弾 1
真髄の針 1
パワー・ワード・キル 1
突然の衰微 1
勢団の銀行破り 1
墓地の侵入者 2
コラガンの命令 2
絶滅の契機 2
激しい恐怖 2
今回のデッキは、プロツアーで使用されたラクドスミッドをベースに、〈ファイレクシア:完全なる統一〉で登場した、「グリッサ・サンスレイヤー」と「ドロスの魔神」を使用するために調整したものになります。
マナベースは元のラクドスから色配分をできるだけ変えないように緑を入れて、3ターン目に緑マナが十分に出るようにチューンをかけました。
そのおかげか、今回の対戦で色事故は1度も起こらずにゲームを進行できたので良かったです。
ただ、ショックランドの増加で若干アグロに不利になっている点と、そもそも「グリッサ・サンスレイヤー」が今の環境(具体的には対ラクドスと対アゾコン)に合っていない点は悪いところになったかなと思います。
3、戦績と簡単な対戦レポ
マッチングは以下の通りです
1、ジャンドミッド 後×◯×
2、ディミーアコントロール 先×◯◯
3、アゾリウスコントロール 先××
4、アゾリウスコントロール 後◯◯
5、5Cニヴヨーリオン 後××
6、白単ヨーリオン 先◯◯
3勝3敗 28位
レポートは以下の通りですが、超絶うろ覚えなのと、後半はアルコールを入れて対戦するというクソなめ腐ったことをしたので、ペラッペラな内容です()
1マッチ目 ジャンドミッド
1戦目 負け
後攻ダブマリでスタート。2ターン目以降にプレイするカードはあったので「思考囲い」をプレイすると、「呪われた狩人、ガラク」しかなかったため引っこ抜き。そこからはこっちのペースだったが、「黙示録、シェオルドレッド」が降ってきてやや不利に。何とか除去したが、次のターンにおかわりシェオルされて無事死亡。
2戦目 勝ち
メモには勝ったと記録があったけれど、マジで記憶がない。本当にコイツ勝ったか?
3戦目 負け
「税血の収穫者」からクロックを毎ターン用意できたのは良かったが、「長老ガーガロス」を出されてびた止まりする。そこから攻められなくなり「焼けつく双陽」で全部流され、「呪われた狩人、ガラク」と「目覚めた猛火、チャンドラ」が降臨して死亡。
1-2で負け
相手の方にお聞きしたところ、ラクドスをアゾコンを絶対に許さない構築だったそうな。
2マッチ目 ディミーアコントロール
1戦目 負け
「思考囲い」からスタートして、土地だらけだったので「サメ台風」を引き抜く。相手の方は「廃墟の地」を置いて動かなかったため、チャンス!と思った矢先に土地2枚からマナスクしてカードが出せなくなる。そこから2連「廃墟の地」で土地基盤を破壊され、最終的に「サメ台風」をハードキャストされて死亡。
2戦目 勝ち
「脅迫」→「思考囲い」で手札から除去を抜きまくってズタズタにして、こちらの「墓地の侵入者」や「グリッサ・サンスレイヤー」を除去できないようにして押しきって勝ち。
3戦目 勝ち
あんまり覚えてないけれど、2戦目と同じような事をした気がする。コントロール相手の勝ち方はだいたいコレ。
2-1で勝ち
3マッチ目 アゾリウスコントロール
1戦目 負け
先攻「思考囲い」からスタートすると、「吸収」2枚と「放浪皇」2枚というクソ強そうな手札を拝むことに・・・
1枚で負けかねない「放浪皇」を抜いてクロックを並べて応戦するも、2枚の「吸収」で削ったライフを回復されかねないと思ってうまく攻められずに負け
2戦目 負け
あんまり覚えていないけれど、前のターンに「思考囲い」したときにはいなかった「放浪皇」が殴ったら出てきた気がする。そして「放浪皇」2枚目が出てきて侍だらけになって負け。
0-2で負け
4マッチ目 アゾリウスコントロール
1戦目 勝ち
またアゾコンだぁああああ!!とか思いながら「思考囲い」(こいついっつも囲ってんな)。カウンターが1枚しか無かったため落として、クロックを並べて攻める。「至高の評決」で流されたら激不利になる戦いだったけれど、引かれなくて勝ち。
2戦目 勝ち
サイドインした「脅迫」でカウンターを落として、1戦目と同じように攻める。途中で相手の方が4マナ起こしてターンを返してきたので、「真髄の針」で「放浪皇」を指定して1ターン稼ぎ、そのまま「至高の評決」も無く殴りきって勝ち。
2-0で勝ち
5マッチ目 5C二ヴヨーリオン
1戦目 負け
「思考囲い」で「ニヴ=ミゼット再誕」を速攻で落としてホっとするも、「森の女人像」から入られて最速で「白日の下」にをぶっ放されて二ヴ様無事再誕。敗北。
2戦目 負け
二ヴ様は降臨しなかったけれど、「創造の座、オムナス」が降臨して一生どかせなくて死亡。
清々しいくらいの0-2敗北(確かここら辺でアルコール入れてた気がする)
6マッチ目 白単ヨーリオン
1戦目 勝ち
思考囲いを打つと「ファイレクシアの立証者」の姿が。こちらの手札には除去が無かったため立証者を落とす。その後は相手の方の引きが渋かったためこちらが先に盤面を制圧して攻め続ける。途中で「ファイレクシアの立証者」が出てくるが、「戦慄掘り」を合わせられたため押し切って勝ち。
2戦目 勝ち
ハンデスから有効札を抜いて相手のロスターンをつくり、その間に「鏡割りの寓話」を複数枚置くという犯罪行為をして勝ち。
2-0で勝ち
最終戦績は3-3で28位となりました。
4、グリッサ・サンスレイヤーとドロスの魔神の使用感
①グリッサ・サンスレイヤー
「グリッサ・サンスレイヤー」は、〈ファイレクシア:完全なる統一〉で登場した3マナの伝説生物です。
![](https://assets.st-note.com/img/1677504619000-OOaJ3pGVal.png)
「 グリッサ・サンスレイヤー」は先制攻撃&接死という、バトルしたクリーチャーを一方的に虐殺する戦闘最強能力を持ち合わせており、さらに戦闘ダメージを与えると、①1ドロー、②エンチャント破壊、③カウンター取り除きのどれかのアドバンテージを得られる生物です。これにより、攻撃宣言で生贄を差し出すか、アドバンテージを与えるかの2択を相手に迫ることができます。また、ブロック時でも先制攻撃&接死で相手の攻撃クリーチャーをほとんど一方的に破壊できるので、壁としての性能も非常に高いです。
そんな「グリッサ・サンスレイヤー」ですが、高スタッツを押し付けてくるクリーチャー主体のデッキには無類の強さを誇る一方で、ラクドスやアゾリウスコントロールなどの除去性能が高いデッキが多数存在している今のパイオニア環境では、少々活躍しにくい印象を受けました。このため、「グリッサ・サンスレイヤー」の強さの真価は、そのようなデッキが減少するようなメタゲームの変化があってから感じられると考えられます。
②ドロスの魔神
「ドロスの魔神」は、〈ファイレクシア:完全なる統一〉で登場した4マナのデーモンとなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1677504763105-z5YU0jm1lt.png)
4マナであるのに6/6飛行の高スタッツ、さらには相手のクリーチャーが死亡する度に2点のライフルーズを行います。それらのメリットの代償として、油カウンターが全て取り除かれる4ターン後にコントローラーが敗北するという超絶デメリットを持ち合わせています。
「ドロスの魔神」はこの特殊敗北に目が行きがちですが、そもそも6/6飛行で3回殴ればほぼ勝てるので、飛行が少ない環境では、除去されるか押しきって勝つかのどちらかになります。このため、特殊敗北は飛行が少ない現環境のパイオニアではほとんど発生せず、ただのマナレシオが壊れたクソ強生物として運用できました。
しかし、「ドロスの魔神」は同じマナ域の「黙示録、シェオルドレッド」と比較すると、「相手のライフを速やかに削り取る攻めの性能は勝っているが、油カウンターが無くなると敗北する性質上、守りには使いにくい」といった印象を受けました。
今回使用したジャンドミッドは、最高マナ域を「ドロスの魔神」の4マナに設定した速めに殴るデッキだった為、最後のフィニッシュブローとして活躍する場面が多かったです。
この為、「ドロスの魔神」は、アグロ~ミッドレンジの速めに攻めるデッキで使用すると、その強さを最大限に引き出せるかなと思います。
個人的には、「ドロスの魔神」はまだ使っている方が少なくて過小評価されているカードかなぁという印象があります。使ってみるとその強さがわかると思うので、気になった方は是非使ってみてください。
5.最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。この記事でイベントで使ったデッキや「グリッサ・サンスレイヤー」、「ドロスの魔神」について少しでも興味を持ってくだされたら幸いです。
また、イベントを主催してくださった「開封大好きよしひろさん(@Human_Monk)」、運営の皆様、当日に筆者と対戦やおしゃべりをしてくださった皆様にお礼申し上げます。本当に楽しかったです!
次回以降のイベントにもちょこちょこ参加していこうと思っているので、機会がありましたらよろしくお願いします。
でわでわ。