毒薬は甘くて苦い/「千里蒼眼」先生
個人的なエピソードになりますが、ライター業で一番大きな案件を切られた直後に生き様に思い悩んだ時期がありました。そのときにお願いしたのが千里蒼眼先生。占い結果を一口でいうと「好きなんだからもっと本気でやれよ」だったんですが、鑑定中に感じた見守るような距離感に心地よさを感じたのでした。そんな千里蒼眼先生にインタビューさせていただきました。
占い師としての活動歴を教えて下さい
占い歴でいうと、13年ということになりますでしょうか。四柱推命を13年、オラクルカードを2年半になります。
四柱推命をはじめたきっかけとなったのは交通事故ですね。全治9か月の大怪我をおってしまい身動きが取れなかった期間がありました。この間は自分の中で本当にやりたいことをみつめる期間となりました。当時から独立したいという気持ちが強く、特に、車が好きでメカニックメンテナンスがやりたかったので、メカニック&カフェの複合施設をやろうと思い立ちました。このメンテナンスの待ち時間もお客様に楽しんでもらいたいと考えていた中で「占い」という付加価値があるのではないかと思い、その場で四柱推命のスクールに入会、1年かけて卒業しました。
オラクルカードに手を出したきっかけは占い師の友人ですね。タロット占いの友人と占術を教え合う出来事があり、実際にタロットカードを手にしてみたこともあるのですが、試してみてオラクルカードのほうがしっくりきたのでそこからオラクルカードマスターになろうと実践してきました。
オラクルカードは魂に共鳴するというか、スピリチュアルな世界への響きがあるように感じています。
得意とする占術や鑑定方法について教えてください
今はオラクルカードと四柱推命の二本立てとなっていますが、実際は四柱推命は完全に個人セッション等で依頼された場合のみにしています。命術と卜術の組み合わせで、本質を見極めてカードを引くこともありますが、こちらから促すことはありません。
オラクルカードは今(取材当時)全部で10デッキあります。その中でも、コーデリア・フランチェスカ・ブラブスの「ユニコーンオラクル」、デニース・ジャーヴィの「ザ・シークレット・ランゲージ・オブ・ライト」、アンジェラ・ハートフィールドの「ウィスパーズオブヒーリングオラクルカード」が定番デッキです。ユニコーンは最初に手にしたカードで多分ずっと使い続けると予感があるカードです。全般的に使え、すべてあるがままに教えてくれる子、気付きを教えてくれる子という感じですね。シークレットランゲージは、自分の隠したい闇や、気が付かなかった本心、魂の訴えを引き出す子で、ヒーリングカードはその名の通り癒やしに繋がるカードだと思っています。
配信アプリでは300~500円相当分アイテムでお試し鑑定、その後個人セッションを考えたい方はヒアリングしてから時間設定しています。個人セッションは20分3000円、追加20分毎に2000円の明朗会計で振込あるいは楽天キャッシュで承っています。個人セッションで通話したい方はインスタグラムあるいはディスコードで対応しています。まずは人となりや、合いそうかそうでないかを知ってほしいので、まずは配信アプリに遊びに来て欲しいです。
クライアントが相談に来る際に、どのような悩みが最も多いですか?
心のつながり方に執着や不安を抱えている方が多い気がします。一方で、自分をもっと高めたい、自分を内側から換えたいと願う方も多いです。心のあり方という意味では、やはり、恋愛系の相談が多いです。未練がある、復縁したい、あるいは不倫しているなど。人間関係のお悩みは心の自分軸が定まっていないからこそ生まれるもの。そこを定め魂と共鳴できるよう導いてきました。
占い師として何が必要だと思いますか?
常にクライアントに対して全力投球であることだと思います。自分自身では出し惜しみしたことは無いといえるくらい毎回全力で向かっています。クライアントに肩入れすることなく、鑑定中は自分の自分軸と相手の自分軸をしっかり見据えて俯瞰して物事をとらえるようにしています。目指す姿は根本解決ですので、情をかけないようにすることをモットーとしています。「良薬は口に苦し、忠言は耳に逆らう」という孔子の言葉にもありますが、きつい言葉となってしまうことも把握しています。それも全てはクライアントの問題解決に結びつくために必要だという確信あってこそのもの。全力で自分軸に戻って自分と魂が共鳴できるようになれば、占いというものは必要なくなるのではないかと考えているので、情をかけるのも一度と決めています。
鑑定を通じて、伝えたいメッセージはありますか?
言葉にすると薄っぺらく感じる方もいるかもしれませんが「あるがままに魂の悦ぶ世界で共鳴して生きろ」と伝えています。ぐらぐらと煮えくり返る心の鍋に蓋をして日常を過ごしていくことは簡単です。でもセッションのときは一度全部鍋をひっくり返して自分自身の中の見たくない闇を引き出すことになります。そして、自分自身を癒す方法を習得して欲しいと思っています。この工程はインナーチャイルドセラピーにあたる手段ですが、鑑定を通してクライアントを育て、人を育てることで自分も成長します。
自分の鑑定はお薬のイメージだと「超毒薬」にあたるでしょう。耐えれない人は耐えれないと思うし、無事卒業した人もいますが挫折した人もいます。自分を換えたいという覚悟がある人だけが門を叩いて欲しい、と願っています。
今後挑戦したいことや、新たに取り組んでいるプロジェクトはありますか?
新しいプロジェクトとしては無いのですが、成長するとステージが変わるのでそのときに合わせて動きたいと思います。
今は一人ひとりのクライアントを大切にし、人生にピントを合わせて、都度気付きを経て成長していきたいです。
今後何かプロジェクトとして動くとするならば、「占いは売らない・思いを売りたい」というコンセプトになるでしょう。
先生の占いをまだ受けたことのない方に向けて、メッセージをどうぞ
今を生きるのが難しい人・苦しんでいる皆様へ。ぜひ無理しないで、自分自身を受け入れて欲しい、魂の声に耳を傾けて共鳴して欲しいと思っています。君の未来は君がつくるもの、君に幸あれ。
千里蒼眼先生アカウントご紹介
千里蒼眼先生はご自身を覚悟持った人しか開けることができない狭き門とおっしゃられていました。だからこそ、合うか合わないかは配信アプリで納得するまでお試しして欲しいそうです。
そんな千里蒼眼先生のアカウントをご紹介します。この記事からピンとくるものがあった方は、まず声を聞くことからはじめてみてください。超毒薬は実は甘い声、だったりしますよ(笑)