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35歳、初めての「推し」との出会い

推し活で心に灯った新しいときめき 

2024年、私にとって最大の変化は「推し活」を始めたこと。35年の人生で少し気に入った歌手やアイドルはいたものの、積極的にコンサートへ行ったり、グッズを集めたりすることはなかった。高校時代、周りの友人がSMAPや嵐、モーニング娘。に熱中する姿を見て、「何かに夢中になれるってすごいな」と思いながらも、自分にはそんな情熱はないと感じていた。

その後もAKB48や韓国アイドルのブームが訪れたが、どれも自分にはピンとこないまま時は過ぎていった。しかし、2024年、ついに私にも「推し」が現れた。それが佐藤ミケーラ倭子ちゃん、通称“ミケちゃん”だ。

ミケちゃんのSNSを見るたび、笑顔になり、心がハッピーで満たされる。最初は自分が「推し活」をしているとは思わなかったが、彼女のファンミーティング開催の投稿を見た瞬間、稲妻が走った。「この人に会わずに2025年を迎えるなんてありえない!」と。

しかし、私はシングルマザー。小さな娘を母に預ける必要があったが、「推しに会いたいから預かってほしい」と言い出せず、1週間も葛藤を続けた。その間、SNSを眺めては「会いたい。いや、行っていいのか」と堂々巡り。でも、ついに母に頼むと「あっさりOK」。思わず歓喜し、ファンミーティングの参加券だけでなくチェキ券まで即購入!

推し活デビューの1ヶ月間、私が変わった

そこからの1ヶ月は、まるで恋する乙女そのもの。美容院で髪を整え、ダイエットを始め、ミケちゃんに会うための服を探しまくる日々。迎えた当日、馴染みのあるはずの原宿の街すら、緊張で別世界のように感じた。

初めてのファンミーティングは緊張と幸せが入り混じる時間だった。ミケちゃんと目が合ったと思うたびに頬が熱くなり、心臓が跳ねる。隣にいたおひとり様のファンの方とと自然に話が弾んだのも、同じ空間を共有した高揚感があったからだろう。

そして迎えたチェキ撮影。「毎日SNSで元気をもらっています」など、伝えたいことはたくさんあったのに、緊張で思わず「友だちにオススメしまくってます!」と謎の発言をしてしまう始末。さらにはチェキを受け取るのを忘れて帰りそうになるというドジぶり。それでも心が温かく満たされた推し活デビューとなった。

推し活が教えてくれた、人生を彩る新しい楽しみ

35年、「縁がない」と思っていた推し活。いざ始めてみると、こんなにも幸せな気持ちになれるなんて。しかも新しい仲間まで増えるなんて、想像以上の体験だった。

推し活の扉を開いてくれたミケちゃんに感謝しつつ、2025年もまた彼女に会える日を楽しみに、仕事も子育ても頑張りたい。そんな新たなエネルギーをもらえた一年だった。


Aiが生成したイメージ


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