オープン前夜。カフェMICHIKUSA店主のブログvol.1
[この記事は、5月26日、店主のFacebookに投稿された記事の転載です]
原文
拝啓
Facebookで繋がっていただいているお友達のみなさま、ならびにフォローしてくださっているみなさまへ。
この度、僕たち夫婦でカフェをオープンいたします。オープンは明日27日11時からです。東大宮駅から徒歩10分ほどの場所にございます。
「カフェをやりたい!!」妻が昨年、急にそう言いだしました。思えば全て急なので、今に始まった事ではないんですが。
僕は基本的に妻のやりたいことをお手伝いしたいので、二つ返事で了承し、一緒に進めてまいりました。
一緒に、とはいえ、僕の役割はスケジュール管理やタスク管理、ビジュアルや文脈の整理など、裏方をメインに担当いたしました。あとは試作されたメニューにたいして「おいしい!」「うーん、美味!」「これは…うまい!!」とあの手この手で『おいしい』を表現するのも仕事でした。味音痴だと思われてないか心配でございます。
ここまでお金をつぎ込んで、何かを作るというのは初めての経験でした。1日で1ヶ月分のお給料を使う日もありましたし、総額は僕の年収より大きいお金にもなりました。日に日に、ぷわぷわと旅立っていくお金たちをみると不安と恐怖しかありませんでした。「もうやめよ?」と何度言いかけたことか。
その気持ちが芽生えるたびに
「あぁ、こうやってチャレンジするのは何年ぶりだろう」と自分のなまけた生活を恥じるようになりました。
就活しなかったとき。
アルバイトをやめて独立したとき。
上京したとき。
結婚式を自前でやったとき。
「しくじったら終わる」「結果が見えない。どうなるかわからない」「この先には道が続いているのか、それとも崖なのか...」というチャレンジをここ数年サボってきたんだな、まだ若いのに、なにやってんだろう。平坦な道ばかり歩いていたから、体力も度胸も足腰も弱ってきていたのか、と思いました。恥ずかしいです。
カフェの中心は妻なので、想いの丈などきっと妻からご報告があるかと思います。
また、公開を控えてるプロジェクトやイベント、次の事業など、色々と準備も同時に整ってきている次第でございます。引き続き見守っていただけたら嬉しいです。
最後になりますが、今回、お金や物資、お手伝い、応援、その他さまざまな形でご支援いただいたみなさまへ。本当にありがとうございました。
みなさまのお力添えがなければ、予想以上にかさむ費用に対応することもできませんでしたし、物資を揃えることも出来ませんでしたし、塗装や組み立て、搬入や買い物もろくに出来なかったですし、不安で寝れない日を乗り越えることもできなかったですし、諦めずに頑張ることもできなかったかもしれません。
本当に本当にありがとうございました。
このご恩は忘れません。なにかあればぜひ、今度は僕たちに頼っていただけたら嬉しいです。そしてこのご恩を次へ次へ、しっかりと繋げていけるようさらに頑張っていきます。
カフェMICHIKUSA
明日オープンでございます。
ぜひぜひ、みちくさしに来てくださいませ。
#みちくさしよう
場所
さいたま市見沼区東大宮6-29-11 1階奥
営業
月・水・金・土
11:00-17:00
公式Instagram
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総合監督 Kaori.A
制作部門監督/企画進行管理 Tsukasa.A
映像監督/デザインアシスタント Yuto.C
写真監督 Atsushi.Y
料理・焼き菓子監督 Saaya.K
内装監督 Shoji
Special Thanks クラウドファンディングご支援者のみなさま、内装お手伝いしてくださったみなさま、仕入れ先のみなさま、不動産会社のみなさま
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