見出し画像

はじめまして

さて、色々な経緯があって、2023年6月から三年間、静岡にあるハイナン農協というところの青年理事をやる事になったので、お仕事をnoteしていこうと思います。

普段、アンディという呼ばれ方で通していますが、本名は眞崎英彦と言います。出身は静岡ではなく、九州の長崎にある長与町という小さな田舎町です。大学で東京に出た後、東京のネットベンチャーで上場を経験し、その後、上海でIT企業を設立しました。

上海で作ったIT企業の取引先が静岡にあった縁で、2008年に日本で会社を作る際、静岡を選ばせてもらったんですが、なんだかんだで、15年間静岡に住んでいて、結構、気に入っています。

農業は2013年秋から一年間の研修を経て、2014年に独立したのですが、農業もなんだかんだで10年になります。早いものです。

農協というと、見方によって色々と賛否あると思います。嫌いな人は嫌いですよね。個人的な思いとしては、長い歴史がある分、組織としては腐っている部分があるけれども、日本の皆さんが安定して食糧を食べていく為には非常に重要な役割を担っていると思っており、必要なものだと思っています。

今回、色々なご縁があって、青年理事という役職をいただく事になりましたが、本来、農協の理事というのは、地元の農業者や関係者、あるいは、農協の上位組織(中央会、経済連など)の方が担うので、私のような「よそ者」が入っていくのはかなりレアなケースだと思われます。

色々な背景があるのですが、一番大きい理由は私たち農業者、特に若い農業者は農協と付き合いながらも、「農協に強い不満を抱えている」という事があります。本来、農協は農業者の為にあるもので、立場としては対等なはずですが、時代とともに、従属的な力関係が出来上がっているように思います。

農業者の不満となっている原因を取り除き、農業者の為の農協となってもらい、農協と農業者が同じベクトルで発展していけるように尽力したいなと思っています。

正直、青年理事一人では、大海の一滴に過ぎないと思いますが、一滴の水も漸々に流れて大海となりますので、コツコツとできる限りのことをやっていきたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!