リアルなコミュニケーションだけでなく、コンテンツ作りもプロモーションでも必要なものは同じというお話し。
先日、リアルで繋がっているアーティストさん(歌い手)からこんな問い合わせがありました。
私の人生のテーマと考えているのが、
『個人の好き・得意といった個性を活かす社会を実現する』
なぜ、そのような考えに至ったか、は別の機会にまとめるとして、
このテーマを持ち続けていると、
個人で活動されているアーティストさんだったり、
店舗を経営されている方にであうたびに、
「自分にできることは何かないかなぁ?」
って考えるようになるんですよね。
それで、今回は二つ返事で、その方とカフェでランチをしつつお話をしてきました。
その時に強く思ったことで、
「相手のことを考えた行動ができる人は、伸びる!」
ということ。
今日はそんなお話しをします。
相手が何をしたら喜ぶだろうか?
あなたが関わる人に対して、こんなことを考える機会ってどれくらいあるでしょうか?
朝起きて、妻のためにパンとコーヒーを準備する。
仕事で疲れて帰ってくる旦那のために、あたたかいご飯を用意して遅くまで待っている。
仕事で休みの前日には、滞りないように申し送りをする。
仕事でも家庭生活でも、人と関わり、そこに相手を思う気持ちが介在する場面って、無限にあります。
(無人島に済まない限りね)
今回ご相談を受けたのは、宮古島から島根に移住してきた比嘉 摩利子さん(以下、まりこちゃん)。
とにかくやさしい歌声で、島根にきてからも地域に根ざしたイベントにて活動されている素敵な女性。ちなみに二児のお母さん。
お会いしたのはこーんな素敵なカフェでした。
どんな内容を話したかは今後まとめるとして、
(また宿題が増えたw)
この打ち合わせが終わったあとに、まりこちゃんがふと、
「○○さん、ゆずって好きですか??」
と聞かれて、おもむろに渡されたゆずがとってもあたたかくって。
そして、もう一つ、ダンサーの友人に提供した楽曲と自宅で録音した音源が入ったCDもいただいて。
帰りの車中でまりこちゃんを思いながらCDを聞きましたよ。
んで、しっかり感想も送りました。
そして、後日談もありまして。
こんな感じでFacebookのフォロワーさんに私の活動をシェアしてくれたんです。(もう身バレしてますがw)
これって、はじめに連絡を受けた時に、
「アーティストの手助けをしていきたい」
っことを伝えたから、まりこちゃんが考えてとった行動だと思います。
確認していないけど、もし無意識だったらすごい才能。
・コンサルなのか、プロモーションなのか、まだ形がはっきりしていない
・でも、実践をしていきたい
・私の活動や考えを広めていく必要がある
こういう課題を持った私の心をしっかり掴んでくれた、まりこちゃんからのプレゼントとシェアでした。
人に何かを伝えるときに必要なもの
そもそも、今回はメディアをどう活用していくか?
というご相談だったんですが、メディアを使って人に何かを伝えていくときって、大前提して、根底に必要なものがあるんです。
それは、
真心・優しさ・愛
当たり前だよ!って思いがちだけど、自分を含め、現代人って結構できていないと思うんですよね。
だって忙しいから他人のことをかまってられないし。
リアル、ウェブ含めると、関わる人多すぎだし。
でもね、まりこちゃんはこんな風に考えたんじゃないかな、と。
「何を渡したらいいかなぁー
そうだCD!ゆずも好きかなぁ?
あと、写真もとって、Facebookでシェアしたら人に伝わるかな?」
そんなまりこちゃんの優しさに触れることで、もっともっとサポートしていきたい!って気持ちが強まったんですよね。
コンテンツ作り・プロモーションも一緒
この話しって、商品を作ったり、世の中に広げたりする時にも同じ話でして。
マーケティング界隈では、
「ターゲットを設定せよ(ペルソナを明確にせよ)」
なんて言葉がよく聞かれます。
これって、多くの人に好かれるものを作るのではなく、
ある特定の人の課題を解決するものを作るために、
届け先を明確にしよう!
ってことなんですが、
性別で分けて、
年齢で分けて、
職業で分けて、
ライフスタイルで分けた時に、
○○な人に届ける
って、ただ機械的にやることが正解ではないと思うんです。
そもそもなんで届け先を明確にするのか?
って立ち返った時に、
このコンテンツ(商品)が相手に届きやすいように、
っていう思考の根底にある、真心・優しさ・愛が重要なんです。
そこを吹っ飛ばして、機械的にテクニックだけを使っても、
商品に”あたたかさ”は身につかないと思います。
そして、この”あたたかさ”がいわゆるストーリーとか価値観だったりするわけで、”あたたかさ”があれば共感を生み、もっと多くの人に伝播していく。
こんなことを実感するきっかけを与えてくれたまりこちゃんには本当に感謝です。
彼女は、出し方さえ工夫すれば、多くの人に共感され、自分のやりたいことを実現することはすぐにできると思ってます。
引き続き私のできることでサポートしていきたいと思っています。
今日は、リアルなコミュニケーションだけでなく、コンテンツ作りもプロモーションも常に真心・優しさ・愛を持っていたいなぁ、と感じたお話しでした。