スケアリーストーリーズ~怖い本~レビュー
あんちゃんです。
今日は「スケアリーストーリーズ〜怖い本~」観てきました。
元は児童書で、子供向けの怖い怪談本が原作ですが
挿絵と内容が全く子供向けではなく、図書館など置くのを禁止された逸話を持つ今作。
まぁ単純に
クリーチャービジュアルやばい。
なにがやばいって、挿絵のクリーチャーがそのまま出てきたみたいでした。
原作の細かい描写、例えばトミーと母親の口喧嘩シーンや鶏小屋の気配を感じるシーンなどは尺の関係か、所々省かれてました。
が、原作にも劣らぬ怖さ。
特に「レッドスポット」、チャックの姉のルース(ルーシー)に降りかかる蜘蛛の怖い話。
序盤で蜘蛛に頬を噛まれたルース、日が経つにつれて噛まれた箇所が大きいニキビのように腫れ上がり、ニキビが破裂して出てきたのは膿ではなく蜘蛛の子だったというお話。
一気に頬から蜘蛛の子が何千匹とわぁっと出てくるシーンはさすがにゾワッ、、、としましたね。
あとスケアリーストーリーズのアイコン的クリーチャーのペールレディ(青白い女)の病院のシーンは、逃げ場がない絶望感がスクリーン越しに伝わってきて非常に良かったです。
個人的にはもう少し元凶のサラを出して欲しい感じはあったかなと。
それでもとても面白い作品に仕上がっているなあと、デルトロとウーヴレダルの原作に忠実にしようという、むしろ原作超えるくらいの怖さを盛り込もうとする心意気。
ホラー好きにはたまらない一作になってると思います。
かくいう私もホラーが大好きなので、今作は間違いなく円盤買いですね。
先日21日に出版の限定2000冊のビジュアル本。
あれを読むと更に面白さ倍増ですのでオススメですね。
上映している映画館が少ないのがネックですが、新宿バルト9やMOVIXで公開中です。
よければ是非観に行ってみてくださいね。