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柔術のエンジョイ勢・ガチ勢問題の答え「しんどい」「楽しい」「強くなる」の割合の話(全文無料)

今日も今日とて柔術は楽しい。エンジョイ勢、ガチ勢については何度も書いて来たのですが、現時点での自分の中でしっくりする考えが見つかったので記事にまとめます。

過去記事はこちら

試合出る出ない問題 「競技志向vsエンジョイ趣味勢」なのか?(全文無料)|柔術哲学(アンディ)

柔術を「ユルく楽しむ」とは(全文無料)|柔術哲学(アンディ)

野球をホントに楽しめるのは …ホンキで勝とうとする人間だけよ「大きくふりかぶって」より(全文無料)|柔術哲学(アンディ)


1.エンジョイ勢とガチ勢は相反するものではない

エンジョイ勢(趣味勢、ライト層)
ガチ勢(競技志向、試合志向)

この二つは相反するものではない。もしそうだとしたら一緒に練習できないですから。


楽しもうとする気持ちはどちらも同じ。熱量に差があるだけ。

どちらが偉いということもなく。スタンスが少し違うだけです。

「ガチ勢は楽しむより強くなる」ではないです。ガチ勢も柔術を楽しんでいます。

「エンジョイ勢は強くなるより楽しむ」でもないです。エンジョイ勢も強くなろうとしています。

楽しむ≠ゆるくやる
強くなる≠しんどい、楽しくない

です。この二つを短絡的に対立させるとよくないです

2.「しんどい」「強くなる」「楽しい」の割合の話

実際はこんなに分かりやすく分類できないですが。。。イメージです。

この円の位置、三つの割合は人によって違います。

「しんどくても楽しい」もあるし

「しんどいけど強くなる(でも楽しくない)」もあるし

「ただ楽しい(しんどくなくて強くはなれない)」もあるし

「楽しくて強くなれる」もあります。

人によって違います。この割合の違いやどの位置にいるかがいわゆる「エンジョイ勢」「ガチ勢」を分けていると思います。

よくある対立構図。極端な人

極端にエンジョイ勢とガチ勢を分ける考え方は、「強くなってもしんどい」「楽しいけど強くなれない」しか生まれないです

「強くなるのはしんどいこと、楽しいことはユルくやること」みたいに極端になるとこういう対立構図になります。

「強くなれなくてもいいからとにかくしんどい思いはしたくない!楽しくゴロゴロできればそれでいい!」というスタンスでやるのもよし。でも実際のところ、全く強くなれないと楽しくないことが多いです。道場に行ってもボコされるだけで上達を感じられないとなったらやめてしまうパターンも多いです。

また、「強くなることはしんどいこと、楽しくやってたら強くなれない」勝利至上主義となってしまうとそれはそれでしんどくて楽しくないです。

楽しく夢中になっている人。楽しいガチ勢

強くなる、うまくなることに楽しさを見出す人。そしてそこにしんどさをあまり感じづらい人。「楽しく強くなる」これがベストです。

個人的にはガチ勢ほどしんどさを感じづらいと思っています。よく聞く「自分が好きでやってることだからしんどいとは思ったことはないなあ」ってやつです。

まとめ

「楽しいが最強」「楽しく強くなる」

極端にエンジョイ勢とガチ勢を分けると「強くなるにはしんどい思いをしないといけない」「楽しんでたら強くなれない」みたいな不幸なパターンになります。

楽しみながら強くなれるならそれがベストです。極端にエンジョイ勢とガチ勢を対立させるのではなく、楽しみながら強くなることを目指していきましょう。

とはいえ実際は強くなるには多少しんどいこともあるし楽しいことだけではないですが、、、楽しいとしんどいが同居することもよくあります。

考え方として「楽しいけど強くなれない」「強くなれるけどしんどい」の2択ではなく、「楽しく強くなる」を目指す方が健全です。

自分の考えを整理できて満足です。読んでいただきありがとうございました。

2025/1/14 アンディ

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