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青帯になる最短ルート(全文無料)

今日も今日とて柔術は楽しい。今日は最短で青帯になるためのルートを模索します。


1.試合に出るのが手っ取り早い

青帯が早くほしければ試合に出ましょう。試合に出る出ないは自由ですが、「早く昇帯したい、でも試合はしたくない」は難しいです。

もちろん試合に出なくても青帯を取得するのは可能です。でも出た方が早くて効率がいいです。

2.試合に出ると成長する

試合に出ると上達にブーストがかかります

・試合の経験で成長
・試合があるので練習の質と量が上がる
・試合に出るとルールを意識する
→ルールを意識すると柔術のテクニックのコンセプトが理解しやすい

試合は心技体揃っていないと勝てません。試合で勝つことを目指すと自然と心技体が磨かれます。

3.試合は一番分かりやすい評価基準

柔術は年齢、体重、帯でカテゴリーが分かれているのでそのカテゴリーでの強さを測ることができます。試合で勝つことが強さを証明する一番分かりやすい方法です。

優勝すれば先生も帯を上げやすいです。

4.白帯の試合で勝つには?

4-1 とりあえず出る

「ある程度仕事や家庭がおちついたら、、、」
「体重が落ちたら、、、」
「もう少し実力をつけたら、、、」

というのは分かります。万全の状態を作って試合に出たいものです。負けたくないので。でも白帯が心技体が万全の状態で試合に出られることなんてありえません。知らないテクニックが山ほどあっても、体力に自信がなくても出たいと思ったら出てしまいましょう。もちろん限度はあるので始めて1週間の初心者で試合に出るとか、骨折してるのに試合に出るとかそういうものは除きます。とりあえず道場の先生に出てもいいかきいてOK が出たらいいと思います。

4-2 たくさん出る

試合は経験と慣れも大きいです。練習とは違います。練習にはない立ち合いの攻防や本気の相手との攻防やポイントを意識した攻防は試合でしか学べません。

・本気のクローズドを割れなくて負けてしまう
・1試合やっただけで疲労困憊
・ポイントや反則が分からなくて迷ってたらやられる
・試合の会場についてからのアップや点呼や試合での立ち振る舞いが分からない

あるある

100点確実に取れるようになるまで模試は受けません!みたいなものです。自分の立ち位置を確かめたり、模試に向けて勉強したり、模試の後に振り返りをしたりすることで実力が付きます。柔術の試合も同様です。出ることで試合前、試合中、試合後のすべての段階で成長する要素があります。

プロMMA選手は負けるとレコードに傷がつくし、その後のキャリアに影響が出るので場合によっては試合を選ぶ必要があります。レコードには価値があります。でもほとんどの柔術家にとってレコードは大きな価値はありません。一回大きな大会で優勝したらそれがその人の価値になります。それまでいくら負けてもです。アマチュア競技である柔術は負けを怖がらずガンガン出ましょう。

4-3 得意を見つける

得意のパターンを見つけましょう。

・下からの腕十字
・タックルのテイクダウン&パス
・スイープからのトップキープ

何でもいいです。練習で何回も成功してる技を。

パスが得意です! →どうやって上取るの?

「得意はパス」という場合は注意が必要です。

運動神経のいいタイプが相手の足を持ってバンバン左右に走ってスパーでパスできても「テイクダウンできるの?どうやって上取るの?」となります。

立ち技の攻防は

「テイクダウンを狙う」
「引き込む」

の2択です。 「相手が引き込むのを待つ」のはナシです。相手に試合の主導権を渡す消極的な姿勢では勝てません。テイクダウン勝負を仕掛けに行った結果相手が引き込むのとは違います。これは岩崎正寛先生も同様のことを言っていました。

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5.まとめ 各々のペースでいい

まとめると、「とりあえず頑張って練習して得意を見つけて試合に出て勝つ」というそれだけの内容です。

でも、最短で青帯になることが一番強くなるとは限りません。白帯の期間が長くても強くなっている人はたくさんいます。試合に出ることが柔術のすべてではないし、楽しむことが一番です。

でも、「もうちょっとだけ頑張って見ようかな」と上達を目指してやると今までとは違う景色が見えるかもしれません。試合に出ることでより柔術を楽しめるかもしれません。

この記事がきっかけで試合に出たり、青帯になれた、という人がいたらとてもうれしいです。とにかく、楽しみましょう

2024/6/19 アンディ

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