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教則レビュー 教科書通りの一歩先へ!細川顕の最先端パス「HOMIES札幌セミナー①」(全文無料)
今日も今日とて柔術は楽しい。今日は教則レビュー。いい教則なのでみんなに知ってもらえたらと書きました。本記事の最後には期間限定クーポンも載せてます!ぜひご一読ください!
動画の構成的に2に分けた方が分かりやすいので2本の記事にします。まずは1本目
選手の紹介
細川 顕 Akira Hosokawa
![](https://assets.st-note.com/img/1727073402-kE1hlNcx6UtASDuY4Q0rzOJs.jpg)
生年月日 1984年1月16日
出身 北海道旭川市
主な戦績 Record
JBJJF Hall of Fame 殿堂入り
https://www.jbjjf.com/hall-of-fame/
JBJJF 全日本ブラジリアン柔術選手権
2011・2012・2015・2016・2017 優勝
5回の全日本優勝で殿堂入りの細川先生。その実力はもちろん、指導力にも定評があります。出身が北海道なので、今回のセミナーは地元での開催ですね。
自身も細川先生に指導してもらっていた時期がありますが、スパーでの強さはもちろん、本当に分かりやすい指導で、柔術の楽しさを教えてくれました。
こちらのHPの細川先生の「ご挨拶」に書いてある柔術への思いがグッとくるので是非ご一読を。
インストラクター | ブラジリアン柔術道場 ALMA FIGHT GYM HOMIES(ホーミーズ) (afghomies.com)
高杉魁 Kai Takasugi
![](https://assets.st-note.com/img/1727073558-sYir5EdjTpkU0xeB4S7cOmLX.jpg)
生年月日 2001年7月10日
出身 愛知県名古屋市
主な戦績 Record
JBJJF 全日本選手権2020 紫帯ルースター級優勝
SJJF 全日本選手権2021 紫帯ライトフェザー級優勝
JBJJF 全日本選手権2022 茶帯ルースター級優勝
IBJJF アジア選手権2023 茶帯ルースター級優勝
JBJJF 全日本オープントーナメント2024 黒帯ライトフェザー級優勝
IBJJF アジア選手権2024 黒帯ルースター級 優勝
現役バリバリで実績十分。名古屋の地から世界を目指すホープです。実は柔術哲学はスポンサードさせてもらってます。個人的にも応援してます。スパーしてもらったときは階級下なのに華麗にボコボコにされました。まじで強いです。人柄もさわやかなナイスガイな方です。プライベートレッスンを受けたときも非常に分かりやすい指導でした。
軽量級の高杉先生の、「相手の力が入らない形を作って攻めるスタイル」は非常に勉強になります。
※高杉先生のパートは次回の教則レビューで解説します。
内容紹介 (フローチャート)
①札幌セミナー(34分)
0.オープニング
細川顕 パスガード(1~16分)
1.レッグドラッグパス
2.レッグピンパス
3.レッグウェーブパス
高杉魁 ガード(17~34分)
4.オープンガードの作り方
5.オープンガードからダブルアンクルスイープ
6.70/30からのレッグドラッグ
7.70/30からのクラブライド-レッグドラッグ
8.70/30からのクラブライド-ベリンボロ
9.エンディング
②ボーナス特典
千羽柔術特別クラス(19分)
高杉魁 キャンピングパス(1~6分)
1.オープンガードからレッグドラッグ
2.キャンピングパスエントリー
3.キャンピングポジションからクロスニー
4.キャンピングパスからニーオンパスと膝で手を踏むパス
細川顕 パス(7~16分)
1.レッグドラッグ
2.足回しの対処
3.手のフレームの解除
4.パスの考え方
スパーリング動画(17~19分)
メイン動画は約30分、ボーナストラックが約20分とコンパクトにまとまっていて非常に見やすいです。メイン動画は字幕付きなので、音無しで電車やカフェでも見れて便利。
主な内容は以下
①メイン前半:細川先生パス(レッグドラッグとレッグピン)
②メイン後半:高杉先生ガード(片袖片襟からスイープと70/30)
③ボーナストラック前半:高杉先生パス(キャンピングポジション)
④ボーナストラック後半:細川先生パス(レッグドラッグの派生)
本記事では細川先生のパスを解説していきます。
①メイン前半:細川先生パス(レッグドラッグとレッグピン)
④ボーナストラック後半:細川先生パス(レッグドラッグの派生)
![](https://assets.st-note.com/img/1727143426-pA9yJSQN4KlX1hZ6nz8VUHvx.png?width=1200)
細川先生のパスのコンセプト
自分が読んで感じたコンセプトはこちら。
「教科書通りの一歩先へ行くパス」
「相手のリアクションを潰すパス」
例えば、以下のような経験をした人は多いのではないでしょうか。
・クラスやYouTubeで習ったパスをスパーで試そうとするけど、すぐにリカバリーされる、際で逃げられる、そもそもセットアップまでたどり着けない
・レッグドラッグを試してもすぐ足をもどされてしまう
・クロスグリップパスをしようとしても襟が遠くてつかめない
・足を越えてニアパスしてもその後の処理が甘くて完パスできない
そうなんです。クラスで習った教科書通りの形をスパーでやろうとしてもうまくいきません。理由はいろいろありますが、主な理由は相手もリアクションしてくるからです。スパーではダミー人形のように受けてくれません。
ではどうするか、相手のリアクションごとの対処や、リアクションをさせないディティールを覚える必要があります。
本教則ではそういったリアクションの対処を学べます。
習った教科書通りの技をやってもうまくいかない
↓
実戦で相手は様々なリアクションでディフェンスしてくる
↓
リアクションごとの対処を学ぶ必要がある
本教則で学べるリアクションの対処
・細川流レッグドラッグによる、リカバリーさせない、相手の膝を開かせないディティール
・膝を開いてリカバリーされたときのレッグピン
・潰したあとの、丁寧でタイトな相手を逃がさない手順
・レッグドラッグに対するリアクション2種類の対処
・上半身への距離の詰め方(レッグピン、細川流レッグドラッグの手順、手のフレームの解除方法、足回しの潰し方など)
レッグドラッグは形に入れば強力なパスですが、距離があるため腰や上半身のコントロールが甘く逃げられたり、クロスグリップに切り替えても襟がつかめず逃げられてしまったりということが多々あります。そんな人の解決策がこの教則に載ってます。
向いている人・有効な相手
誰でも使えます。手足の長さや体格、軽量級、重量級と問わず使えますし、瞬発力がない人でも使えます。
あらゆる相手に有効で、特に足が効く相手に有効です。
相性のいいテクニック・合わせて覚えたい技
本教則に載っているテクニックだけでも強いパスができますが、強いて言うならパスだけでなく、パス際に相手が背中を向けてきたときのバックテイクは身に付けておきたいです。
あと、スマッシュした形から肩固めを狙えるので、持っておくと便利かもしれません。
使ってみた感想
・レッグドラッグは形に入れば強いですが、反応のいい相手だとリカバリーされがちです。でもスパーで本教則の内容を意識するとリカバリーされづらかったです。
・レッグドラッグに入ったときに相手のリアクションをあらかじめ予想して動くことでいつもより頭を使ってスパーするようになりました。リアクションを先読みして潰せるので、効果的なパスアタックができるようになった気がします。
個人的に好きなテクニック
・細川流レッグドラッグ(メイン動画前半)
足を戻させないディティールがとてもタイトでコントロールが強くてお気に入りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727166760-RoGu3p1tPfcsmZkdxMbOYweI.png?width=1200)
・レッグピン(メイン動画前半)
クロスグリップパスは強力ですが襟が遠くてエントリーができないことがあります。そういったときに一旦レッグピンで捕まえます。ハーフと違ってカウンターされづらいのも使い勝手が良いです。その後のオーバーバックとレッグウィーブパスのディティールも強力です。
![](https://assets.st-note.com/img/1727166840-GgiCNIal3DU0dtXcpWFJ5PhA.png?width=1200)
・足回しの潰し方(ボーナストラック後半)
レッグドラッグでよくやられる形ですが、スパーで試したら見事にきまってめちゃくちゃ気持ちよかったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727167432-xN0WPGBXAztd45w9aKJcZYbl.png?width=1200)
・潰したあとの対処(全般)
パスを仕掛けていいところまで行っても後処理が雑で逃げられてしまうことがありますが、一つずつ丁寧に相手を潰していく本教則の手順を踏めば確実にポジションテイクしてポイントを取れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1727167462-qH1V7zEcT96oDMy0pONXikw5.png?width=1200)
まとめ
ボーナストラックの最後の細川先生の言葉が大好きです。この柔術哲学は勉強になりました。
「レッグドラッグにたいして相手はだいたいこの2つのリアクションをしてきます。その潰し方を用意しておきます。
全部のパスがそうですね。何かアタックしたらリアクションがある。そのリアクションのパターンを全部頭に入れておいて、リアクションごとの技を作る、というのが柔術の上達につながります」
クラスやYouTubeで習った技がスパーで決まらない方は、本教則で教科書通りの一歩先の相手のリアクションを潰す最先端のパスを学んでみてください。
トップゲームが楽しくなること間違いなしです!
最後に 細川先生のコメント
「レビュー記事をお目通し頂きありがとうございます。
自分はあまりテクニックをSNSやYouTubeに公開する方ではないのでこの動画で自分のテクニックに触れて何か掴んで貰えると嬉しいです。」
「動画の収益は全て選手に渡してます。そのお陰で高杉の10月のパンパシフィック遠征費を捻出することができました。HOMIESはそんなビックスポンサーとかを付けていないので選手の海外遠征等を動画販売という形で出す方も買う方もWin-Winになるような支援の仕方を構築できたらなと思っています。
今後も高杉が来年の世界選手権に行くことは決まっているのでそこに向けてよい形で金銭的サポートができればと考えていますのでよろしくお願いいたします。」
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