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就活、転職の面接
面接は説得
面接は自分を売る場です。
特に自分を採らないと損をすることを主張する場面です。
面接は新しい仕事を得るための大チャンスです。
これは洋の東西を問わず全ての文化で求められ、自分を売る機会であるはずです。
はず...
日本もそうなんですが、これができない人がたくさんいます。
なんなら学校で全然教えていません。
「大学の就職課があるじゃないか!」とかいう人もいるでしょう。
でも大学にいた私からすると就職課(今ではキャリア支援課とか呼ばれますが)、そこでは遅すぎるのです。
そこでやっても付け焼刃なのですね。
ギリギリになってようやく始めるから、結局はみんな同じような履歴書/エントリーシートができあがります。
PREP法を使えだの太い字で書けだの、コミュニケーション力というキーワードを入れろだのなんだのと指導されます。
やる気はお辞儀の深さとか、キビキビした動きとか、口角を上げた笑顔だとかで示すよう助言されます。
面接の現場でも大した情報のない話をします。
もっとひどいのは履歴書に未だに写真を付けるよう求められることです。
顔で選ぶんかい!!
こんなことやってるのは日本だけですよ。
世界の水準から1世紀遅れています。
「この学生、いいこと書いてるなぁ。でも残念ながら顔がね...」と判断材料にするんでしょうか?
するんでしょうね。
ちなみに手書きで書くのも、テクノロジーという点で日本が後進国であることを示しています。
バカやね!!
そんな会社入らないほうがいいですよ。
「この学生、いいこと書いてるなぁ。よし面接に呼ぼう!」の環境で働かないと!
そのための武器が他の人とは違う説得できる文章の書き方です。
それが「自分を採らないと御社は損しますよ」という書き方なんです。
就活生はそのために学生時代にいろんな体験をしないといけません。
みんなと同じようにバイトして遊んでたのだったら書くネタもないでしょう...
と思うでしょ?
それを内定につなげる方法があります。
転職ならなおさらです。
これまでの経験が次の会社にどう役立つかを伝えないといけません。
的確に、無駄なく、そして他の候補者と違う視点で。
言葉に敏感にならないと書けないし話せません。
書くことと話すことは同じ。
自分を売る際には言葉を使って際立たせるのです。
説得のためには説得の理論が必要です。
コミュニケーション学の対人コミュニケーションという研究領域には他者を説得する理論がたくさんあり、世界はそれを言葉に載せる訓練をしているのです。