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それぞれの夫婦の記念日

11月22日は「いい夫婦の日」として知られています。この日に入籍するカップルも多く見られる人気の日です。
誕生日や結婚記念日など個人の記念日を大切にする外国と違い、奥ゆかしい文化の日本は個人の記念日をあまりひけらかさない人種です。そこで、政府が個人の休日を楽しめるよう、夫婦で余暇を過ごしてほしいというねらいで制定されたそうです。

個人的な感覚ですが、今は昔よりも夫婦仲がよいことをオープンにするご夫婦が多いように感じます。
結婚式においても、最近はご家族の仲がよく、新郎新婦もご両親を夫婦の先輩として尊敬している方が多いと思います。

夫婦のことは夫婦にしかわからない、とはよく言いますが、個性的な夫婦として有名だった、内田裕也さんと樹木希林さん。希林さんの名言として、「(夫婦って)いつか感謝するときがきますよ。お互いに。」というものがあります。
婚姻率の低下や、離婚率の増加など、多様な生き方があたりまえになってきた現代で、夫婦を続けていくことは困難なことも多いのかもしれません。
子どもがいる夫婦、いない夫婦。共働きの夫婦、そうではない夫婦。核家族の夫婦、大家族の夫婦…。夫婦のかたちは人それぞれ。どの夫婦もいろいろなことを乗り越え、そして協力しあい、今があるのだと思います。

夫婦を重ねていくことの喜びを、1組でも多く感じていただければ、結婚という仕事に携わる身としてこれ以上の幸せはありません。
これから結婚される方も、結婚されている方も。「いい夫婦の日」をそれぞれの夫婦らしいやり方で過ごしてみてはいかがでしょう。


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