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コミュニケーションの重要性:失敗から学んだ1on1ミーティングの価値

合同会社アンドエス代表で、放課後等デイサービス カララ、カララ寿町2事業所運営している安藤です。

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コミュニケーションの重要性:失敗から学んだ1on1ミーティングの価値

こんにちは。今回は、私たちがカララで大切にしている「1on1ミーティング」についてお話しします。この取り組みの背景には、私自身の経験と学びがあります。

過去の失敗から得た教訓

1人で抱え込む日々

以前勤めていた法人では、ある出来事をきっかけに、私は全てを1人で抱え込むようになってしまいました。

  • 入職後1ヶ月で先輩が体調を崩す

  • 誰にも相談できず、1人で全てを考え、行動する日々

  • 上司からは「全く相談しない人」と見られていた

この経験は、私に多くのチャレンジの機会を与え、大きな財産となりました。しかし同時に、重要な気づきを得るまでに時間がかかってしまいました。

管理者となって気づいたこと

その後、一つの事業所を任されるようになり、新たな課題に直面しました。

  • 職員が私に相談に来ない

  • 業務は進まず、コミュニケーションも不足

そこで気づいたのは、自分自身がコミュニケーションを取れていなかったということでした。上司とのコミュニケーション不足が、自分の行動パターンを形作っていたのです。

学びを活かした取り組み:1on1ミーティングの実践

この経験から、カララでは以下のような取り組みを行っています:

  1. 意識的な雑談の機会創出

    • 積極的に声をかけ、話す機会を作る

    • 日常的なコミュニケーションを大切にする

  2. 定期的な1on1ミーティング

    • 正規・パート関係なく、定期的に勤務している全員と実施

    • 支援のことから個人的な話まで、幅広い対話の場を設ける

  3. オープンな相談環境の構築

    • 面談を通じて、相談しやすい雰囲気づくり

    • 日常的な対話の延長線上に面談を位置づける

取り組みの成果

これらの取り組みにより、以下のような変化が見られています:

  • 職員からの相談が増加

  • 職員間での自主的な話し合いと支援の改善

まとめ:コミュニケーションが作る良好な職場環境

過去の経験から学んだ「コミュニケーションの重要性」。これは、単なる情報交換以上の価値があります。

  • 信頼関係の構築

  • 問題の早期発見と解決

  • チームワークの向上

  • 個々の成長と組織の発展

1on1ミーティングを中心としたコミュニケーション戦略は、私たちの理念である「隣の人を幸せに」を実現するための重要な手段となっています。

職員一人ひとりが安心して働き、自己実現できる環境。それは結果として、利用者の方々によりよいサービスを提供することにつながります。これからも、この取り組みを大切にし、より良い職場環境、そしてより良いサービスの提供を目指していきたいと思います。

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