人は簡単に死なないと思っていたけど・・・
昨年の話です。
職場の同僚2人が立て続けにがんになってしまい、旅立っていきました。
どちらもバリバリと仕事をこなす、かっこいい先輩でした。
病魔と戦いながらも職場に来ては、元気な姿を見せてくれました。
仕事以外でのその人のこと、全然分かっていなかったなぁ〜とお通夜のときに思いました。
特に家族とか、交友関係とか。
一人の方はクリスチャンで、亡くなる前まで教会の仲間がお見舞いに来てくれたみたいです。
もう一人は病院で、家族に見守られて亡くなったとのことです。
私は、お二人の死を通して、自分自身の残りの人生について考える時間が増えました。
そして自分の死についても。
死は誰にでも平等にやってきます。
でも、一般的に死の話は避けてしまっていますね。
だから、いざそのときになるとうろたえたり、慌てたり、何も考えられなくなったりします。
本当は死ぬときこそ、ゆったりと落ち着いて、大事な人たちと大切な時間を過ごしたいのに。
それからの私は、少しずつ準備をしていこうと思うようになりました。
息子はまだ中学生で、私が死ぬなんてこと微塵も考えていないようです。
でも、私の方が早く死ぬのは確実だし、いつそうなっても困らないように、
さりげなく、そんな話をするようになりました。
「だめ、そんな〜」、「困る〜」と今は言っています。
ダンナの反応も同様です。
受け入れるにはまだまだ時間がかかりそうです。
以前、参加した緩和ケアの研修会の先生は、エンディングノートを用意していて、
毎年、更新していると言ってました。
私も準備しようと思います。
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