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【HRコラム#50】人生を4つのLで考えてみよう。

​​株式会社イノベーター・ジャパン &donutsプロジェクト HRチーム2名(青木、中島)がお届けするコラム。
こちらのコラムでは、「一歩進んだ私へ」をテーマに、一人ひとりの、よりウェルビーイングなワーク・ライフ・インテグレーション(WLI)を実現するためのキャリア自律のお手伝いになるようなtipsをお届けします!そして、時にはHRチームメンバーのリアルな横顔も。 自分の「ライフキャリアをもっと自由に描きたい」そんな方が一人でも増えることを願いながらお届けします!

こんにちは。HRチームの中島です。このHRコラムですが、50記事目となりました!(パチパチパチ)ありがとうございます(涙)。これからも皆さまがキャリアについて考えるきっかけになりますようにと願いをこめてお届けしてまいります。どうぞ、お付き合いくださいませ。

現在、夏休み真っ只中!という方も多いのではないでしょうか。楽しい時間を最大限楽しみつつ、日常の慌ただしい時間から離れて、静かにゆっくり自分自身と向き合う時間を取るのもおすすめです。このコラムが、少しでもそんな時間のお役に立てたらうれしいです。

人生を4つのLで考えるとは?

有名なキャリア理論の一つであるL・サニーハンセンの「統合的生涯設計」。個人的に最も好きなキャリア理論です。人生を「仕事(Labor)」だけで考えるのではなく、「余暇(Leisure)」「学習(Learning)」「愛(Love)」4つのLで捉えるというものです。

この4Lをパッチワークで表現し、この4つの役割それぞれを大切にし、つながりを持たせることで1枚のパッチワークにした時に、味わい深い作品(=人生=キャリア)になるという考え方です。キャリアを人生全てと考えるこの理論は、現代の多様化した価値観や働き方に即した考え方とも言われています。

4Lを「現在」、「少し先の未来」、「さらに先の未来」軸でどんな4Lのバランスで人生を歩んでいきたいのか、そして自分にとって理想的なバランスをかなえていくために、「何をするのか、しないのか」を具体的に考えることによって、自分自身が納得感のある選択を重ねていくことが自分らしいライフキャリア(よい人生)になります。

自分だけのパッチワークを創ろう

「今は仕事20%、愛40%、余暇20%、学習10%で子育ての時間を大切にしていきたい」、「3年後は仕事30%、愛が30%、余暇が20%、学習が20%で、仕事のスキルアップのための学習時間を大切にしつつ、仕事に注力していきたい」こんな風にその時々のライフステージによって割合を変えながら自分のオリジナルのパッチワークを織りなすことで、自分らしい人生を創り上げていけるといいですね。もちろん、プランは変わることもあります。それでもその度に軌道修正を加えながら、しなやかにそして、軽やかに変化を受け入れながら進んでいくことが、先行きが不透明で将来の予測が困難なVUCAの時代に生きる私たちが持っておくと良い考え方のひとつかもれしません。

まだまだ暑い日が続きますが、みなさまにとって楽しい夏になりますように。2023年の夏をまだまだ楽しみましょう!!!

次のコラム(毎月、第三週を予定)もどうぞお楽しみに☆