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場面緘黙児だった子供時代



「場面緘黙症だった」と過去形にしてますが、ネットで改めて場面緘黙について検索してみたら、
大人になった今現在の私も場面緘黙症に該当するようです。

●大人の場面緘黙の特徴●
・不安感・緊張感が強くて職場でなかなか発言出来ない
・仕事の指示が聞き取れなかったのに、「もう一度お願いします」と言えない。

等々。。。
私の場面緘黙は治っていないのか?

それは一旦置いておいて。。。


子供時代の事から書いてみようと思います。

大人になり、幼少期の自分が場面緘黙症であったと知った私は、ネットや書籍で場面緘黙について調べたのですが、
ほとんどが共感出来ない情報や体験談ばかりでした。

学校では無口だったけど、話し掛けてくれる友達が居たとか、その友達の前で自然と言葉が出るようになったとか……。
信じられない!!



学校で話せないだけじゃないです。
私の場合は、身体が硬直して自主的に歩けないほどでした。

いつも教室のすみで俯いて、背中を丸めて立っていたので、通り掛かる男子達からは
「この植物人間!何しに学校に来てるんだよ!」と蹴られてました。

そんな有り様なので、気にかけてくれるような友達も皆無。一緒にいたら とばっちりが怖いですから、仕方ないですよね。


私はいつも俯いているので、クラスメイトの名前すら覚えられないのですが、
私自身は校内で有名人です。
「●年●組に頭のおかしな奴がいるぞ!」という事で、他のクラスや他の学年の生徒達は私を知ってるんですね。

廊下や下校中の道路で、すれ違いざまに顔をグーで殴られたり(鼻血が出ました)、後ろから蹴飛ばされて膝をすりむいたり…。

そういった体験から、
大人になった今でも、道で他人とすれ違うのが怖いです。殴られるかもしれない…暴言を吐かれたらどうしよう…。
そんな事を考えていると、また背中が丸くなります。











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