2024年4月18日 髪切ってホルモー
2ヶ月ぶりに美容院に行った。前回ウルフカットにしてもらったのだが、近頃の急激な気温の高まりによって襟足あたりがアツアツになることが増えてきたので、そこを重点的に切ってもらった。そして、前髪はオン・ザ・眉毛。
昼頃池袋に移動する。ひとまず西武のロフトで文具を見る。測量野帳と、前から気になっていた新しいインクのジェットストリームなどを買う。キティちゃんのかわいらしい便箋を発見し、よっぽど買おうか迷うが、買いすぎかなあと今日は見送ることにした。
パルコでお昼を食べてからジュンク堂へ。『カフカの日記』を発見してしまった。税込5,500円也。アアアアア!!分厚いし重いしアルバイトの身分には少しお高い。でも買っちゃった。買ってしまった。だって読みたいから。ウワーン、毎日チビチビ読んでいくよ。
その後、サンシャイン近くのベローチェで、途中まで読み返していた『鴨川ホルモー』の残りを、エピローグ直前まで読む。安倍はふみちゃんに対してバッドコミュニケーションばかりで面白いなとか、高村はやっぱりなんかかわいいなとか、三好兄弟はそういえばなかなかにいい性格だったなとか、覚えていたところも忘れていたところも楽しく読んだ。
日が暮れる前にサンシャインシティの中に移動し、19時から舞台『鴨川ホルモー、ワンスモア』を観た。
直前に原作を思い出し詰め込みしたせいもあって、その違いも楽しみながら観た。勝手に『鴨川ホルモー』の内容のみで作られていると思い込んでいたので、中学生の頃に読んでさらに好きだった続編の『ホルモー六景』のエッセンスがたっぷり含まれていて、個人的にとても嬉しかった。あ、ここは二人静だ、ここは少年のデートの話だ、と気づくたびに読んだ当時の記憶が蘇ってきて、なぜかちょっと泣きそうになった。ありがとうございます。いちばん好きな話『長持の恋』がオチだったのもまた嬉しかった。
原作は基本的に安倍視点の物語であるため、青春でありながらもどこか鈍臭くてダサい愛しさを感じたが、舞台版は登場人物それぞれの青春が咲き誇っていて、とても眩しかった。ああ。大学のとき、通学にバスで1時間かかるからとか文化棟が森の中にあって夏は虫が多そうで嫌とか言い訳考えずに、サークル入ったらよかったなあ。まあ入って青春できるかは自分次第だけど。
男性ブランコさんのファンとしては、松永(平井さん)は喋るたびに面白くてウケていて勝手に嬉しくなったし、三好弟(浦井さん)は兄(角田さん)とのニコイチ感がかわいくて微笑ましくてにこにこしながら観た。二人静に揃って嫌な顔をしているところと、芦屋をボロボロにいうシーンが特に好きだった。