おめざブログ 2019年8月26日
一両編成の列車に、久しぶりに乗りたいと思う。自分の実家から一番近い駅はJRのローカル線で、2両編成か1両編成だった。高校生のころ列車通学だったので、毎日乗っていた。
春の日の、心地のいい日に1両編成に乗った気持ちよさは覚えている。土日の部活帰りの、お昼過ぎだったと思う。車体が小さくなるからかと思うが、みぎひだりによく揺れるだ。窓からは日差しが暖かく入ってくる。田舎なので、新緑の緑と青空ばかりが窓の外に広がっている。
自分が乗っていたのは、日田彦山線というJR線だったが、2年前の水害で被害を受けてからまだ運行が止まったままだ。いつ復旧するかもわからない。
今では阪急電車に乗って、京都市内の会社に通勤する毎日だ。阪急は阪急で独特の空気感があって好きなのだが、たまに、もう一度あの列車に乗って、揺すられながらいつまでもぼんやりとしたいと思うことがある。