僕は「編入試験」を受けました
▷『東北大学の編入試験』を受けてました
大学には『編入試験』というものが存在します。簡単に言うと「大学を変えられる」試験の事です。試験内容や実施日などなどはその大学によって違う試験なのですが、僕は東北大学経済学部の編入試験を去年の冬に受験したんです。
あまり周りの人には言ってなかったんですが、結構一生懸命やってました。
簡単に言えば死ぬ気で。
なぜ、受けたかったのかと言うと、今の大学が第一志望ではなかったのと、東北大学の人材の豊富さなどを魅力的に感じたからなどがありました。
また、浪人するのは親への負担を考えて出来なかったので、編入試験という形なら挑戦できるかなと思ったというわけです。
▷1年生の冬から
大学1年生の冬に受験したいという思いが固まり、勉強のために「サッカー部」を辞めました。バイトも辞めました。
友達や先輩が最終的に応援してくれてとても力になりました。東北大学に行った友達にも話を聞いてもらったりしてとても心強かったのを覚えています。
そんで、大学2年生の間は「編入試験」のためだけに過ごしました。ほんとにそれだけを頑張っていました。まじで。大学の授業は留年や卒業の遅れが起きない程度に抑えて受講数を減らして、そんで友達との遊びにもほとんど行きませんでした。(誘ってくれた人ありがとね、今は時間あるから行こう)
大学の授業以外は図書館や家でひたすら勉強して、「なんか受験期season2やん」とか思ってました。むしろ、それよりも生活は酷かったかもです。(痩せたし肌白くなった)
東北大学の経済学部以外は受けなかったので勉強しなきゃいけない科目は大きく分けて『TOEIC』『経営学』『経済数学』の3つでした。
大学受験に比べれば、科目数は少ないのですが満遍なく出来ても合格できないので特化型になり、どれかは満点くらい欲しい試験なんですよね。
▷TOEICについて
東北大学経済学部の試験は1次と2次に分かれていて
1次試験 TOEIC (LR)の点数を送付する
2次試験 1次試験を受かった人だけが東北大学で『経済学』もしくは『経営学』と『経済数学』の2科目を筆記試験をする
となるので
まず、TOEICの点数が良くないと話が始まらないわけなんです。
1次試験と2次試験までの間は2ヶ月近くあるので
とりあえず僕はTOEICの勉強に比重を置きつつ他の2科目の勉強を並行してやりました。
そんで、最終的な点数がこんな感じです。
↓去年の8月くらいの点数↓
自分でもびっくりするくらい点数上がりました。大学を入学した時に全く勉強せずに受けた時が490点とかだったんで。
TOEICの勉強の仕方も他のnoteで書きました。
参考になればぜひ。
↓TOEIC勉強法についての記事↓
▷『経営学』『経済数学』について
突然ですが、どのくらいの人が知ってるか分かりませんが、僕はゴリゴリの文系タイプの人間です。
数学と理科は苦手で国語と社会(特に日本史)がとても好きです。英語はふつーです。
なので『経済数学』にとても悩まされました。文系の僕が、数II・Bまでしかしてない僕が、数Ⅲを独学でやらなければならないわけです。
ちなみに、編入試験に特化した予備校的なのが東京などにはあるんですが、お金の関係で「独学」の道を選ばざるを得なかったので数学に悩みました。
『経営学』は楽しい勉強しか無かったのですが、『経済数学』における微分積分とかそのへんはもうしんどかったなぁという思い出しかないです。
もう二度とやりたくない笑
『経営学』っていうのは具体的に言えば「Amazon」の「ロングテールモデル」とか最近流行りの「フリーミアム戦略」とか「ディアゴスティーニ」は何が面白い戦略なのか
的なのを色々勉強するわけです。
↓ロングテールモデルの図
これはめちゃくちゃ面白いです。(まぁ、僕の専攻なわけなんですが)
この2科目をTOEICの点数が取れたあとは一生懸命勉強してました。
2週間1回も外出しなかったり、1日12時間とか勉強してみたり、家ではTOEICのリスニングのCDが24時間寝ている時も流れてたりとかしてました。
もはや、狂気的です。けどなんか楽しかったんですよ。あたおかですね。
▷1次試験結果
1次試験の結果としては
「合格」することが出来ました。
逆に自分としてはここまで頑張っていながら落ちたらもうしょうがないなとは思っていたんで嬉しかったですが、まぁそりゃあそうだよなという感じでした。
そんでさらに2科目に力を入れて勉強を始めました。
祝ってくれたりしてくれた人ほんとありがとうございました。
▷2次試験当日
少し前に実家に帰り、東北大学経済学部に試験を受けに行きました。めちゃくちゃ寒くて耳が痛くなりながら試験会場に向かいました。
そんで、試験が開始すると経営学と経済数学の両方に目を通して、すぐに結果がわかってしまいました。
けど、諦める訳にもいきません。経営学を速攻で終わらせて「9割強くらい取れたくさいな」と思いながら、経済数学にも取り掛かっていきました。
とりあえず解けるとこから解いていくと、思いました。
「あれ、やっぱり半分しか解けないやん」
と、
あとは、とにかく一生懸命解きました。全部埋めてやりましたよ。教授へのアピールだと思って。
「届け、この想い」
恋愛映画さながらの気持ちです。
▷2次試験の結果
「不合格」が突きつけられた時は泣きもしませんでしたし、驚きもしませんでした。
というのも、試験傾向が変わり経済数学の中の全く勉強していない分野が出題されて、手も足も出ないとはまさにこの事だなと思いながら解いてました。
近年の試験内容とはまるで違かったので、もう無理だなとすぐわかってしまいました。
経営学で満点取っていたとしても受かってなかったと思います。これはまじしゃーない。
そして、不合格だったことを家族や友達に伝えるとみんな優しく励ましてくれました。
いきなり大学変えたいんだけどとか言い出した息子にも
いきなりサッカー部やめて1年間試験勉強したいんだけどと言い出した友達にも
みんな優しかったです。ありがたい限りでした。めちゃくちゃ感謝してます。
▷その後
その後、僕は色々なことを考えました。今の大学で何をしようかと、このままじゃ絶対後悔するなと思ったので2つ新しく始めたことがありました。
まず、「西野亮廣エンタメ研究所」で募集された「インターン」に応募しました。その時の思いや考えはまた別のnoteに書こうとは思いますが、、、
これは受かっても落ちてもするつもりだったのですが、落ちたのでより力を入れて色々とやっていました。
けど、こちらも落選となってしまいました。
残念、無念。
そして、サッカークラブでのインターンに応募しました。それが今まで続いているわけです。
▷まとめ
今回は自分の編入試験について書いてみました。
人生紆余曲折あってこそですが
落ちたから今インターン出来ているので
これはこれで良かったなと思ってます。
やっぱり人生何があるかわかんないものです。
その時応援してくれていた皆さんや家族には感謝してもしきれません。ほんとありがとうございました。