見出し画像

M&Aの決断②

2024年12月8日


「創業者」≠「社長」
というケースは、実は結構あります。

以前noteで書いたことがあるマクドナルドのレイ・クロックや、
スターバックスのハワード・シュルツは、
創業者ではありません。

マクドナルドは、その名の通りマクドナルド兄弟が創業しましたが、
レイ・クロックが買収したことで世界的に有名なチェーンとなりました。

スターバックスは、シアトルの小さなコーヒーショップだった時に、
ハワード氏が買収。
そこから一気に大きくなったのです。

創業時は何も考えずに法人化しましたが、
徐々に組織が大きくなってくる過程で、
会社の意義や目的、経営者との関係について調べたり、
考える機会は増えていきました。

そんな中、数年前に「M&A」という手法があることを知りました。
きっかけはYouTubeだったかもしれません。

ある動画では、こんなことを言っていました。

「会社創業者のゴールは4つしかない」

①IPO(上場)

②M&A(株式譲渡)

③相続(子供など)

④倒産(清算)


④倒産は当然なし。
③相続も、子供はいますが会社を継がせたいと思ったことはありません。
となると、、
①IPOする か ②M&Aする
の2択になります。

上場する、というのは全くイメージが湧かなかったですし、
先輩経営者などから上場の大変さも聞いていました。

そうすると消去法的に、
②M&Aが残ったわけです。

ちなみに日本ではIPOが主流で、
アメリカではM&Aの方が多いという事も知りました。

アメリカのスタートアップ経営者は、
M&Aを目指して起業する人がほとんどのようです。

あとは、M&Aをする時期の問題です。
5年後なのか、10年後なのか、20年後なのか。
最初の時はぼんやりと、「50歳くらいかな」なんて思っていました。

そこで、まずはM&Aがどんなものなのかを知るために、
M&A仲介会社の話を聞いてみることにしました。
最初に面談をしたのは、3年ほど前。
ちょうどコロナ中で、決算も赤字だったため、
「M&Aは難しいですね」
と言われたのを覚えています。

そこからコロナが明けて、業績も黒字転換し始めた2022年頃、
営業で来たM&A仲介会社から、
「御社に興味を持っている企業があります」
と言われたので、まずは話を聞いてみることにしました。

続く。。

いいなと思ったら応援しよう!