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オムライスの地位向上

2018.12.16

先日、フードコートでオムライスを食べる機会がありました。
その店はオムライス以外にも、ローストビーフ丼やカレーなどもある店でした。
ご飯は当然作り置きで、その上に固くなった卵を乗せ、中濃ソースのようなデミソースをかけて850円で売っています。
オムライスにはよくあるパターンです。

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何が言いたいかというと、オムライスというメニューは、世間的にはレベルが低いということです。
オムライス業界はまだまだ未成熟だと言えます。
もちろん、老舗の洋食屋などで1000円以上する美味しいオムライスもあります。
ただし、それは特別な(ハレの日の)オムライスであり、日常食ではありません。

ラーメンやカレーなどは、店主が一品に集中して作り上げたこだわりのメニューが食べられる店が路面にたくさんあります。
それに比べてオムライスというメニューは、ついでに置かれている場合がほとんどです。
カフェ、バル、ダイニング、イタリアンのランチメニューの一部として。

そのようについでに作られたオムライスを食べて、一般のお客様はどう思うでしょうか?
「オムライスって、外で食べても家で作っても変わらないよね」
「オムライスってどこで食べてもだいたい同じだよね」
となるのではないでしょうか。

牛丼という食べ物は、吉野家が出てきてから広く認知されるようになり、外食の王道といえるまでの地位を確立しました。
「たまごけんで食べるオムライスは他とは違う」と思ってもらえるように、
オムライス業界の地位向上のために、
我々のやるべき事はたくさんあります。

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