心理 口元を触る
"何気ない仕草や行動が、心理学的にはその人の精神状態を示している事があります。口元を触るという行動にも、その人の心理状態を示されていたりするのです。
例えばスマートフォンやパソコンをいじりながら、口元を触る人がいたりします。こういった人は心理学的には、実は他の事を考えている可能性が高いです。人間は考え事をしていると、無意識に口に手が行ってしまう傾向があります。
なので一見するとスマートフォンやパソコンで作業している様でも、頭の中では別の事を考えていたりするのです。
更に頻繁に口元を触るという行動を繰り返している人は、心理的な不安を抱えている可能性が高いと言えます。特に試験中や大事な仕事中に、口元を何度も触るのは不安のあらわれである可能性が高いです。人間は不安を感じている時に、温もりを感じて安心したいという心理が働きます。そこで無意識に口元に手が行き、触ってしまう事があるのです。
他にも会話で嘘を吐いている時に、ついつい口元を触る人が多かったりします。というのも嘘を吐いている時はそれがバレてしまわないか、不安を感じているものです。不安な気持ちを落ち着かせたり、これ以上下手な嘘は重ねられないという自制の気持ちから心理学的に何度も口元を触る傾向があります。"