心理 ユング
心理 ユングとは、フロイトとアドラーに並ぶ現代心理学の3大巨頭と呼ばれている人物です。精神分析学という新しい学問を創設したフロイトの協力者として知られ、沢山の研究論文を発表して精神分析学を発展させました。後にフロイトと考え方で対立して、別れて独自の研究を始めました。
心理 ユングは、人間の心の働きは意識のコントロールや認識を越えた無意識の働きが大きな位置を占めるという考え方が根幹となっています。フロイトは夢を見ている時に無意識の心理が出ると考えて、寝ている状態での研究をしてました。
それに対して心理 ユングは、基本は対話から相手の心理を研究します。ユングは片方がもう片方の話を聞くという一方通行のやり取りに疑問を持ち、互いのやり取りを通してお互いのやり取りを通じてお互いに影響しあうという対話に拘って研究をしました。
ユングの最も有名な心理学概念は、集団的無意識です。集団的無意識とは、簡単に言うと人類が太古から積み上げて来た普遍的なイメージを持つ無意識の領域の事です。