研修・セミナーでのグループワークの必要性?
青山学院ワークショップデザイナー(WSD) 34期生のアドベントカレンダーに昨年に引き続きエントリしたので、久しぶり(1年ぶり?)にnoteを書きます。
・・・とここまで昨年の投稿と同じ。
ということは、本当に年に1回の投稿です(笑)
今回もWSD同期のマッキーに機会をいただき感謝です!
今回のテーマは、研修・セミナーでのグループワークの必要性 ?です。
現在、私は研修・セミナーの講師をやっていますが、一方的な講義をするのではなく、受講者同士の対話を重視し、そこからの気づきを促進しています。
コロナ禍のこの2年半の間、オンライン研修が8割以上を占めているのですが、対面研修を希望されるお客様・研修会社もいらっしゃいます。
その対面での研修・セミナーの中には、受講者と講師との対話はOKですが、受講者同士のペアワーク、グループワークは禁止という条件が付いているケースがあります。
最初は、「それだったらオンラインでやったほうがいいじゃないの?」、「間が持たないし、受講者同士で対話しなかったら学びも深まらないよなぁ」と若干ネガティブなことを思いながら研修のシナリオを準備していました。
しかし、実際にその研修をやってみたら・・・
個人ワークの時間をいつもより長めにとったこともあり、受講者から
「しっかり課題を考えることができました。」
「管理職としての自分の在り方をゆっくり振返ることできてよかったです。課題が明確になりました。」
「内省が出来て良かったです。」
などの感想をいただきました。
そうなんです。
グループワーク無しでも研修・セミナーは十分成り立つということに気づきました。
もちろん、受講者によってはグループワークでディスカッションや意見交換をしたいという方もいらっしゃいます。
そのため、個人ワークの後には、2、3名にワークの内容や感想・気づきを全体で共有してもらい、講師からのフィードバックやQ&Aの時間をしっかり取ることを意識しました。
あと、そのような研修で一つ試したことがあります。
研修のテーマとしては、メンタルヘルスやハラスメント防止だったのですが、研修の冒頭に付箋紙を2枚用意し、1枚には「関係性が良い部下の名前(イニシャル)」、もう1枚には「関係性を改善したい部下の名前(イニシャル)」を書き、それを机に貼ってもらいました。
講義中や個人ワークの際に、その2人が目の前にいると想定して、どう関わっていくかを考えてもらいました。
「関係性を改善した部下に向き合うのは辛いです。」という意見もありましたが、内省が深まったようです。
研修やセミナーもいろいろなやり方があります。
一つだけのやり方に固執せず、これからもいろいろなことを試していきたいと思います。
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