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アニメーションの基礎を学ぶ!初心者向けの勉強会を開催してみた

こんにちは。and factoryデザイナーのうしです。

最近、and factory内では動画を作れるデザイナーの需要が高まっており、今後実務でも動画を取り入れたアウトプットを作成したいという声が増えています。
そこで、社内向け入門〜初心者向けのアニメーション勉強会『ピヨアニ!』を開催しました。
今回はこちらの勉強会についてご紹介したいと思います!

ピヨアニ!の概要

コンセプトは「アニメーションスキルの卵からひよこへのレベルアップ」ということで『ピヨアニ!』という名前にしました🐣
勉強会は全部で5回開催しました。1〜4回目までは座学と実践を通じてアニメーションの基礎を学び、5回目でこれまで習った内容を活かして、参加メンバーにオリジナルのアニメーションを制作してもらいました。
勉強会のキャッチ動画も制作してみました!

ツールはLottielabを使用

Lottielabとは、ブラウザ上で使えるモーションエディターです。 今回勉強会で使用するツールとして選んだ理由は2点あります。

①初心者でも扱いやすい

操作パネルもシンプルで直感的に操作でき、初心者でも簡単にアニメーションを作ることができます。
詳しくはこちらの記事でもご紹介しているので、興味を持たれた方は是非ご覧ください!

②チーム機能

Lottielabは、チーム内で共同編集できるチーム機能があります。 チームメンバーが一つのスペースでファイルを共有・管理できるので、メンバーが作ったデータをリアルタイムで閲覧したり、フィードバックすることが可能です。

今回の勉強会ではこのチーム機能を活用し、みんなでワイワイ楽しみながら他メンバーの動画をリアルタイムで閲覧したり、質問したりしていました。

学習内容

勉強会の内容は、「アニメーション12の原則」からよく使われる原則をいくつかピックアップし、座学と実践で学びました。
「アニメーション12の原則」については、こちらの記事で詳しく紹介されていますので、興味を持たれた方はご覧ください!

今回ピヨアニ!では、「アニメーションの緩急」「スクアッシュ&ストレッチ」「予備動作」「フォロースルー」の4つの原則を学びました。

座学でインプット

まずは座学で、上記の4つのアニメーション原則について学んでいきます。 それぞれの原則に関する解説資料を用意し、参加メンバーに説明しながら進行しました。

実践でアウトプット

座学でインプットした後は、学んだことを実践するためにLottielabを使ってアニメーション制作を行っていきます。 Lottielabでは、あらかじめプレイグラウンドを用意し、それを基にインプットした知識を活用してアニメーションを作成しました。
また、参加メンバーの中にはオリジナルの素材を用意し、それぞれ好きな素材でアニメーションを制作するメンバーもいました。

参加メンバーが作成した動画のご紹介

こちらの動画はスクアッシュ&ストレッチを上手に使って、躍動感のあるロゴアニメーションになっています!

こちらは予備動作で力を溜めて転がり、フォロースルーして停止する動きの流れを上手に再現しています!予備動作とフォロースルーを意識することで、アニメーションがより自然になります。

課題発表

今まで学んできた内容を実践するために、ピヨアニ!の卒業課題として、参加メンバーにはオリジナルアニメーションを制作してもらいました。 ルールは、これまで学んだアニメーションの原則のいずれかを使用することだけで、あとは自由に制作。 最終的には、制作物を発表会でプレゼンテーションする形式で進めました。

動画広告やキャラクターアニメーションなど、多様なアウトプットに取り組んでくれたのですが、どれも期待を超えるクオリティで個人的にとても感銘を受けました…!

参加メンバーが作成した動画のご紹介

こちらの動画はアニメーションの緩急や予備動作・フォロースルーを取り入れて制作してくれました。 ロゴや筆記体の英字の出現の仕方、文字のゆらぎなど細部にこだわりがあり、オシャレでとても可愛いですね!


こちらの動画もアニメーションの緩急や予備動作を取り入れて制作してくれました。 モーショングラフィックスを意識して制作されており、全体的に動きがあるうえ、細かいパーツ一つ一つが動いていてスタイリッシュな演出になっています!

まとめ

最終的には、ほとんどの参加メンバーがアニメーションスキルの向上を実感し、アニメーションに対するハードルも下がったと評価してくれました。
結果として、ピヨアニ!のコンセプトであった「アニメーションスキルの卵からひよこへのレベルアップ」という点は達成できたのではないかと思います。
アニメーションは、ほんの少しの工夫や調整でクオリティに大きな差が出るので、その点が面白い反面、難しさも感じますが、これからもチーム一丸となってアニメーションスキルに磨きをかけていきたいと思います!

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