【Photoshop講座】勢いのある!スポーツデザインを作ろう
こんにちは。and factoryデザイナーのタカハシです。
and factoryが携わっているマンガアプリでは、少年マンガから少女マンガまで様々なジャンルのバナーをデザインしています。
今回はその中でも「スポーツ」にぴったりなデザインを紹介します!
1.躍動感のある文字の作り方
スポーツというと、アクティブでエネルギッシュな雰囲気を連想すると思います。集中線や三角形のオブジェクトを足してあげることで、グッと活発でスポーツらしいデザインになります。
ビビッドな色彩との相性が良いので、合わせて使ってみましょう!
【作り方】
1.装飾したい文字を入力し、ひげをつける
フォントはお好きなもので構いませんが、今回は活発な雰囲気にしたかったので「コメット」を使用し、傾斜をつけて配置しました。
「コメット」は文字のラインを直線で表現しているフォントです。スポーツデザインのように勢いのあるデザインにはもちろん、デジタルチックなデザインにも合うと思います。
テキスト配置後は、三角形のオブジェクトを横に伸ばして文字の角に配置します。
2.文字にレイヤースタイルを設定
今回は以下のようなレイヤースタイルを設定しています。
境界線の描画モードを「リニアライト」へ変更します。線の太さをお好みで調整し、「ドロップシャドウ」を追加して少し浮き出て見えるように調整します。
3.集中線の効果をつけ、全体を調整して完成!
躍動感を出すために、クリッピングマスクで集中線の素材を文字に付け加えて微調整します。
今回は集中線の素材がより目立つよう、文字にグラデーションの効果を追加で足し、斜めのオブジェクトを文字の背面に追加しました。
参考画像の集中線はShutterstockでDLした素材を使用していますが、「集中線 素材」などで検索してみてもいいと思います。
※フリー素材を使う場合、著作権の取り扱いや商用利用の可否等についてご自身で利用規約をご確認の上、適正に使用するようにしてください。
2.グランジを使用した文字の作り方
ホラーやアクションのデザインでも使われるグランジですが、太めのゴシック体に使うことでエネルギッシュな印象を与えることができます。
簡単にスポーツらしいデザインを作ることができるのでおすすめです!
【作り方】
1.装飾したい文字を入力する
先述の通り、できるだけウェイトのある太めのフォントがオススメです!今回は「UD新ゴ」を使用しました。
2.文字にグランジ加工を入れる
テキストレイヤーにマスクをかけ、グランジブラシでマスクを削ると、文字を掠れた印象にすることができます。
3.光彩と周りの装飾を追加して完成
文字を読みやすくするために、レイヤースタイルから背景色と同色の光彩を追加します。
背景の加工として、水滴やドットのパターンなどを追加し、さらにスポーツらしさが出るよう装飾しました!
参考画像の水滴等はShutterstockでDLした素材を使用していますが、「水滴 素材」などで検索してみてもいいと思います。
※フリー素材を使う場合、著作権の取り扱いや商用利用の可否等についてご自身で利用規約をご確認の上、適正に使用するようにしてください。
最後に
いかがだったでしょうか?
文字に一工夫加えることで、より印象的なデザインにすることができます!
スポーツのデザインに迷った方はぜひ一度試してみてください。
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