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丸善丸の内店さんへ初めての書店営業

アンドエトの星野です。

今日は丸の内の丸善さんに書店営業に行ってきました。こちらで私たちの本が3冊売れたという情報を得たので、売り場までご挨拶に行くことにしたのです。ちなみに、書店営業はこれが初めての経験です。

丸善。調べてみたら、創業明治2年。元は「球善(まるぜん)」であり、球(たま)は地球を意味し、洋書を輸入販売することは知識を世界に求めることであるとの意味が込められているとのこと。

まず驚くのは、その圧倒的な洋書の品揃えです。ここは海外の本屋か!と思うくらい。しかも、小説やライトな読み物にとどまらず、ガチの専門書が多いのです。見ていて楽しいワンダーランド。歩くだけでワクワク。

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次に感じたのは、天井の高さです。気分ものびのび、自分の心も大きくなった気持ちになります。まるで海外の図書館にいるかのような気分になって、ちょっと脚立を使って上の棚の本をとってみようかね、なんていう楽しみ方だってできちゃいます。

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そして何より!選書のセンスが良いのです。とっぴで面白いタイトルの本、思わずジャケ買いしたくなる装幀の本、出版社視点から見て勇気あるなと感心するニッチな本、えっと驚くような斬新な内容の本、そして世間で話題になっているニュースを深堀りできるキャッチーな関連本。丸善さんの選書では、”プロの書店員の仕事とは”に対する答えの一つを見せてもらいました。

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絵画、万年筆のモンブランや眼鏡、傘、帽子、洋服、文房具、名物丸善カレーといったものまで売っていて、ちょっとしたデパートという感じです。明治時代の丸善て、さぞかし粋だったんだろうなあって思います。カフェもいくつか入っていて、これだと雨の日なんかは長居できちゃうなあという感じ。仕事帰りにぶらっとするにも最適の場所です。

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丸善さんの持つカラーは何かといえば、文明開化から令和現在まで、世界の知を日本にもたらす使命を果たして、日本の発展を根底で支えてきたという”自負と自信”かなと思います。本屋さんて、そもそも居るだけでいい気分になれるパワースポットだと思うのです。その本屋さんごとのカラーに合ったパワーを授けてくれる気がする。丸善さんなら、その自負と自信をおすそ分けしてもらえる、そんな感じですかね。フツーに元気になります。それは規模の大小ではなく、自分と本屋さんとの相性な気がします。自分がパワーをもらいやすい本屋さんは、神社仏閣と同じようなものです。大切にして、たびたび訪れたい場所なのです。

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最後に、丸善さんの医学英語書籍売り場で、私たちの本 ”周術期英語コミュニケーション” が一番いい場所に一番いい形で置かれているのを発見したときには、びっくり感動しました。まさか!(←心の声)その後ホクホクして売り場の書店員さんにも自己紹介をして書籍をアピールしてきました。とっても嬉しかった。喜ぶのはまだ早い。この場所においてくださったご期待に添えるように、しっかり広告してしっかり売れるようにしていきたいと決意を新たにしたのでした。

またこよっと。





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