読書記録19 新聞記者、本屋になる
また久しぶりの読書記録となりました。
時の流れが早すぎます。
この本を購入してからすでに2ヶ月以上が経過。読んでしまうと読み終わってしまう、という考えのもと、大切に温めていましたが遂に読ませていただきました。
以前の”本屋さん巡り1Readin'Writin' BOOKSTORE”にも書きましたが、落合さんに多くのアドバイスをいただき、今のアンドエトはあります。この本を読みながら、引っかかるところに付箋を入れたところ、たくさんになってしまいました。
その中の一つ、フェミニズムの本を売る理由(p170-)。
あえて落合さんにお聞きせずいたことが書いてありました。
男という下駄を履いていたことに58歳で気づかれたのですね。
みんな自分がどんな下駄を履いていて、履いていないのかを気づかずにか、気づかないふりをして生きています。私もそうです。
2021年9月に私たちが出版した « 三つ編み ラリタの旅 »は、普段気づかずにいる多くのことを気づかせてくれる本です。
早川書房さまに帯に小説”三つ編み”の書影を使わせていただきました
帯の裏面は、私が考えたものですが、落合さんの好きでない言葉(p48) « 勇気 »を入れてしまいました。(私も夢と感動は苦手です)
どんな下駄を履いていてもいなくても、
Ne t'inquiète pas.
N'aie pas peur.
Je passerai devant toi.
の精神で歩んでいきたいです。
最後に、この本の中に、私たちの”ファクト”も書いていただき、ありがとうございました。
アンドエト 五十嵐