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七宝焼は高級品、の理由のひとつ

こんにちは。

この三連休はかなり広い範囲で雪が降ったみたいですね。店主はスキー場でそり滑りして遊んできました。兵庫県から来た女の子が「いっしょにあーそーぼ」と娘に声をかけてくれたので、3対1で夫に向かって全力雪合戦をしかけました。

 

 

さて、本日のタイトルは

 

七宝焼は高級品、の理由のひとつ

 

当店の帯留は七宝焼製です。
 
七宝焼というと、大きな壺や皿が◯十万円するようなイメージかと思いますが、その理由が書いてある本を読み返していました。

 

このブログにも詳しく書いてあります。

 

「七宝焼作品は幾度となく窯に入れられ、延々と磨き上げられた末に店頭に並ぶ。最後の最後で割れることもある気の抜けない作品だ。我々が七宝焼の壺を買うとき、我々はその失敗した品の分も支払わされているのだ」

 

大量生産で均一なものが作れる現代で、失敗込みでお値段がつけられている商品って実際どれくらいあるのでしょうね。

それだけ職人が心血を注ぎ、最高峰の仕上がりになったものだけが市場に出てくるといえるのですが、現代の感覚に慣れるとすごく非効率で、商品の提供者側の怠慢を消費者が背負わされていると思う人もいるだろうと思います。

 

アユカワも失敗ばっかりですが、しょうもない失敗ばかりなのでお値段には反映されておりません😅

素地を切り出す大きさを間違えたとか、似たような釉薬だからのせる色を間違えたとか、指を火傷して治療したとか・・・しょうもないですね。

 

というか、だいたい根気で作っておりますので価格に反映できるものがないともいえる。
 
 
 
 
ただ、本物の伝統工芸品としての壺や皿はぜひ間近で見てみてくださいね。
 
超絶技巧なので。

 

 

 

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