見出し画像

スウェーデンに入国できました!

前回記事から日が空いてしまいました。
これにはとっても深いわけが・・・

そう、数日前まで自宅にWiFiがなく、自由にネットができない環境だったのです!!笑

ようやく不自由なくネットが使えるようになったので、近況のご報告です。

日本からスウェーデンへの旅路

前回記事(渡航前日)に、入国できるか不安・・・と記載していましたが、なんとか、無事、入れました・・・。
ちょっと色々ゴリ押しした感じもありますが、結果オーライということで!!

羽田空港 第三ターミナルから

日本からスウェーデンの行き方は色々ありますが、予算や渡航時間を加味して今回はイスタンブール経由で行くことにしました。

まず、日本の羽田空港に行くと・・・
全然人がいないですね!電車を降りたのは私たち以外では二人とか。
現在もそうかもしれないですが、羽田は第二ターミナルが動いておらず、国内線の第一ターミナルと、ANA・JALを含む国際線の第三ターミナルが稼働している状態。
とはいえ、第三ターミナルは通常時の10/1くらいの人しかいませんでした。びっくり・・・。
やっているお店もとても限られていて、お土産なんて全然買えない!
出国後の免税品は事前予約したものを受け取るだけでウィンドウショッピングできない・・・!楽しみにしてたのに・・・!!
ブランドショップも、「ご来店予約があれば開店します」って・・・
買わずにウィンドウショッピングするだけなんて許されなさそうな雰囲気の文章です。(勝手なイメージですが)

渡航までの時間潰しが難しかったですが、展望台などあちこちウロウロしたり、自販機でアイスを買って食べたり・・・。

渡航がトランジット込みで18時間もかかるので、空港でシャワーを浴びる作戦だったのですが、これもなかなか大変でした。
本来であれば、シャワー付きラウンジもやっていると思いますが、なんとラウンジも一部閉鎖中・・・!
事前に閉鎖情報を調べ、どうにかシャワーが浴びられないかと行き着いたのがロイヤルパークホテルのリフレッシュルーム!
予約なしでも行けると思いますが、念の為時間を指定して事前に電話予約しておきました。
行ってみると、個室で1時間シャワーが浴びられ、テレビがついている落ち着く部屋でした。子連れには個室ありがたい・・・!
ちなみに、大人一人につき1室という制限だったので、私は一人、夫と子供が二人の部屋割りでした。女性は髪乾かしたり、お風呂上がり色々時間がかかるからね・・・!!
この1時間は本当に助かりました。

ロイヤルパークホテルのリフレッシュルーム

ターキッシュエアラインのチェックイン

最近はチェックインもオンラインでできる・・・はずですが、コロナ禍だからなのか、単純にタイミングが悪いのか、チェックインはカウンターが開くまで待たねばなりませんでした。
そしてチェックインカウンターに荷物を預け、スタッフさんから言われるのです、
「新型コロナウイルスの陰性証明はお持ちですか??」

そりゃ聞かれますよねー、と思いつつ、渡航先のスウェーデンでは居住許可を得ているので陰性証明の提示は不要であること、自分達は日本でワクチンを打っていることを伝えます。
スタッフさんは微妙な顔をしつつ、我々のビザ諸々書類を持ち、上長に確認に行く・・・。

こちらはここで乗せてもらえないと困るので、ちょっとヒヤヒヤしましたが、どうにかOKをいただけたようで、チェックインできました。よかったよかった。

その後、飛行機の時刻表をみると、出立の時間が早まっていた(!)ので、サクサクと出国ゲートへ向かいました。

日本→イスタンブールへ!

こちらもやはりというか、飛行機はガッラガラに空いていました。
夫の謎のこだわりで、飛行機の後方の席を取っていたのですが、頭上のキャビネットはスタッフの荷物などで一杯になっており、使えませんでした。
(「後ろに人がいない方が席倒せていいじゃん!」みたいな理屈でしたが、倒せる角度も浅いし狭苦しいし荷物置けないし、私に取ってはいいとこなしだったので二度と最後部席は予約しません!笑)

別の席のキャビネットを使わせてもらっていたら、客室乗務員さんに「この辺の近い席とか座ってもいいからね!」と言われ、お言葉に甘えて適当な席に座ることに。
その後、他のお客さんが乗り込んできたので、(この席本当に座っていて大丈夫だろうか・・・)と戦々恐々してましたが、特に誰にも文句を言われることはなく。

深夜発で朝到着の飛行機でしたが、乗客はみんな空いている座席に足を投げ、まるでフルフラット席のように寝ていました笑

ちなみに私たち夫婦は、娘が2席使って寝ているのを落ちないように、グズったら落ち着かせるように見張る役と、隣の列の3席使って睡眠を取る役とを交代でこなしていました。娘、1時間ごとにぐずるので結構しんどい夜でした・・・。

イスタンブールに到着!脇目も振らず、トランジット・・・!

元々予定していたトランジット時間は2時間ほど。それが、ちょっと到着が遅れて1時間くらいしかない!イスタンブール空港、メチャクチャ広いぞ!!!
というわけで、素敵なランプやお土産など、オリエンタルな魅力漂う空港内を急足で通り抜け、トランジットへ向かいます。

そして、またここでも言われる。
「新型コロナウイルスの陰性証明はお持ちですか??」
英語で。

なんとか身振り手振り、居住許可があるから不要と聞いている、と伝えます。
「じゃあ、居住許可カードはありますか?」
居住許可カードの存在は知っていますが、日本からの移住の場合は入国後に作成することになっているのです。
そのため、パスポートの中に電子で居住許可のドキュメントが入っている状態です。
プチパニックになりつつ、身振り手振りで説明します。我々の背後には、搭乗を待つ他のお客さんもいる・・・。
「陰性証明か、ワクチンの接種証明がないと乗せられないですよ」
ワクチン証明なら、あるぞ!とダメ元で提示します。

日本国の、日本語で書かれた、あのワクチンのシールが貼られた証明です。
※日本のワクチン接種証明書は、EU域内で効力を発揮するものではない可能性があります。ご自身で情報を確認して下さい。

「・・・読めないんだけど」とボソッと聞こえた気がしますが、聞こえないふりをしました。(スタッフさんごめんなさい)
い、一部には英語が記載されているのでね、ワクチン証明書であることは理解していただけたと思うんですよ。
しばらく見つめて、その後搭乗券にスタンプをポンっと押して「どうぞ」と通してくれました。

・・・よかったーー!!!
こんなイスタンブールで搭乗拒否されちゃったらどうしようかと思いましたよ。この渡航で一番ヒヤヒヤしました。

そんなこんなでなんとか飛行機に乗り込めました。
羽田→イスタンブールとは打って変わって、イスタンブール→ストックホルムの飛行機は満員でぎゅうぎゅうでした。
ここでもまた最後部の席で・・・ちょっと辛かったです。もう二度と(略

ストックホルム到着

長い長い旅路の果て、ついにスウェーデンへ到着しました!!
最後の難関、入国審査・・・!!
と思いきや、こちらは案外あっさり通してもらえました。
また居住許可について聞かれますが、カードはまだ持っていないと伝え、手持ちのドキュメントを提示します。
コロナの陰性証明については全く聞かれませんでしたよ。

「1週間以内に、移民局に行ってカードを作ってね」と言われ、入国を許可されました。
(居住許可カード云々の移民プロセスについては別途記事にする予定です。)

アーランダ空港から、ストックホルム市街へ

ようやく空港に着いた!はぁやれやれ、ホテルでゆっくりしよう・・・ではないんですよ。
ここから私たちは、これから住む街ヴェステロース(Västerås)に向かわなければならないのです。
今にして思えば、最初の1日はストックホルムにホテルを取っておけばよかったかな・・・。

空港からヴェステロースへの旅程は、日本にいるときにめちゃくちゃ調べてありました。
入国する頃には疲れているだろうから、先に電車のチケットも全て用意しておいたのですよ!
これは正解でした。飛行機ではしっかり眠れませんでしたし、もう誰も頭が回っていない・・・!
空港からストックホルム市街に出るには、Arlanda Expressを利用しました。
他にもバスを使うことができるようですが、Arlanda Expressの方が乗車時間が短かったので、今回は効率重視で。
インターネット上で事前に家族分チケットを購入しておき、それをiPhoneのウォレットに仕込んでおきました。
乗車し、出発するとチケットを確認する乗務員さんが回ってきて、ウォレットのQRコードを見せればOK、という感じです。
スウェーデンの鉄道はこのQRコードスタイルが一般的のようで、日本のような改札もなくすんなりホームまで行けてしまうんですよねー。
オーストラリアでも地下鉄などに乗るときは改札があったので、ちょっと驚きました。

街に向かうまでの車窓の景色は、北欧らしい森から、だんだんと可愛らしい家が並ぶようになっていき、とてもきれいでした。

ストックホルムから、ヴェステロースへ

ストックホルムに到着し、今度はSJという電車に乗ります。
Arlanda Expressは乗車時間は決まっていませんでしたが、SJは事前に乗る電車を決めています。
多少余裕を持って計画していたつもりでしたが、この乗り換えがどこに行けばいいのかいまいちわからない・・・!
駅のスタッフさんに道を尋ね、「電光掲示板で電車の番号とホームを調べてそっちに行け」と言われ、迷いながらなんとか乗り込めました。
掲示板は基本的にスウェーデン語なので、翻訳かけながら探しましたよ。間に合ってよかった。

ストックホルムの電車情報

電車に乗ると、スーツケースを置く棚や、向かい合わせのボックス席がついていたりと、快適な環境でした。
所要時間は大体1時間ほど。娘は途中のコンビニで買ってもらったエッグチョコとメチャクチャマズイグミでご機嫌です。

このSJ、日本で言うところの新幹線のようなものでしょうか。
乗っていくとフィンランドやデンマークまでも行けるようで、いつか列車の旅行もしてみたいなぁと夢が広がりますね・・・!

ヴェステロースから、ホテルへ!

羽田を出てから24時間が経過したでしょうか。
ようやく・・・ようやくヴェステロースの街に到着しました!!!

でもまだ終わりじゃない。
ここから バスに乗ってホテルに行かなければならないんです。

最初はタクシーに乗るか?と悩んだのですが、スウェーデンのタクシー料金は一律には決まっておらず、下手に適当なタクシーを呼ぶとものすごい金額になってしまうのだとか。
Uberをたのもうとしましたが、なかなかマッチせず、待てども動けずの状態・・・。
空港を出てから、スーツケース3個+大きなリュック2個+3歳児だっこという苦行状態です。早くなんとかしたい。

事前にバスチケットの購入方法を調べてあったので、それを夫に共有し、バス停を探してうろうろ・・・
駅前はバス停がA,B,C・・・と多くあり、我々が乗りたいバスは3番だから、と調べると、バス停Aは3番の西行き、バス停Dは3番の東行きで・・・
と、スーツケースを持ったまま大混乱。
手元の携帯で色々調べながら、おそらく乗れたであろうバスを2〜3本見送りつつ、なんとか正解のバスに当たりをつけて乗り込みました。

バスチケットはスマホアプリで購入し、またQRコードを社内の端末に読み取らせる方式です。
チケットは一度社内でアクティベートすれば、有効範囲内で1時間バスに乗ってOKというもの。
ちょっと買い物に出かけても1時間以内であれば往復料金を取られないで帰ってこられます。
(この事実に気づいたのは入国2日後で、無駄にチケット買っていました。)

ホテル最寄りのバス停で降り、スーツケースをごろごろ・・・
な、なんだこの道、スーツケース動かしにくいぞ!!と驚愕しました。
どうにも、路面凍結防止のために、冬の時期は道に砂利を撒いているようなのです。足が滑らないのは良いのですが、軽いタイヤは砂利に阻まれて引っ張るのに余計な力がいる・・・!!
最後の最後でこんなにも体力を削ぎ落としてくるものなのか、と絶望しつつ、なんとかホテルに到着しました。

こんなところに素敵なホテル!

エントランスラウンジ
実際に泊まった部屋。旦那め、写真撮る前にマスクをポイしやがったな…

このホテルを見つけたときから、泊まるのを楽しみにしていました。
今回の滞在はSteam Hotelというところです。元発電所だとかで、とにかく内装がおしゃれ・・・おしゃれすぎる!!

素敵なホテル、ふかふかのベット、24時間の旅の疲れも報われますね・・・!
真冬のこの時期だからなのか、コロナの影響なのか、宿泊費は衝撃の安さでした。
2泊夕食・朝食付きで4410SEK(当時56,134円)は破格すぎる・・・。
食事も美味しくて量もたくさん、文句なしです。

ただ、一つだけ。
なぜかわからないけど、ホテル中静電気がすごい・・・!!
ロフトルームへ上がる時の階段の手すりに触れるたび、バチバチとなるのはちょっと怖かったです・・・。

長い旅路でしたが、ふかふかのベッドにたどり着けてよかったです・・・。

いいなと思ったら応援しよう!