イベント「Pretty Liar」の思い出
この記事は、Pretty Liar4周年をお祝いする企画「私とPretty Liar」への寄稿文です。
2018年9月16日、その告知はTwitterへ突如として投下された。
この瞬間、奏P・楓P界隈は激震……どころかもう本当に大混乱・阿鼻叫喚・歓喜・悲鳴と、すべての感情がグチャグチャとなって洪水のような様相を呈していた。
前年のイベント「Nocturne」コミュで、奏は楓さんへ一方的に喧嘩をふっかけたアイドルとして目指すべき憧れ・目標という示唆がされていただけに「いつか来るかも」とみんな薄々思ってはいたものの、いざ現実にされて耐えられる人間などいなかったのだ。
(おまけに作詞家・作曲家がTulipと同じ布陣という念の入れようである)
その頃の自分はというと、
デレステから思いっきり他界しかけていた……!
いや何というか、2017年の5thライブツアーがあまりに完成されていて自分の中で勝手に一区切り感が出てしまっていた事。そして2018年はシャニマス稼働開始に少女歌劇☆レヴュースタァライトのアニメ放送などで絶賛目移りしまくっていたのだった。
なのだが、「ミステリアスアイズのイベント」という人生で1度しかない出来事の前では墓場から這い出る他なかった。
さてデレステのイベントを走ろうと決めたわけだが、自分にはある大きな問題があった。
それは、放置編成を組めない事だった。
デレステ初日からやってるくせに、放置編成に必須な「パーフェクトサポート」のSSRを1枚も持っていなかったのである!
(当時はニュージェネかニューウェーブのSSRのみ)
しかしイベントを走りながら最低限度の人間的生活を維持するには、放置編成は必須。3日後にはもうイベントが始まってしまう。そこで私は――
やっちまった。
モバマスでイベント前にパワー持ちを引くかのごとくガシャを回し、数万円が消し飛び、そして天井をした。
ちなみにこれが私にとってデレステで初めての、そして唯一のガシャ天井をしたアイドルは土屋亜子さんです。どうしてこうなった。
かくしてイベントのためにガシャ天井をするという謎ムーブしたためにもう後へは引けなくなり、イベント当日を迎えた。
ついでに自分がちょうど転職をしてすぐのタイミングだったせいで有給休暇も無く、平日は普通に出勤しながらイベランするしかなかった。
狂騒と闘争の渦に飲み込まれたPretty Liarイベント。
それはデレステ最大の戦争と言ってもいい結果を齎した。
イベント「Pretty Liar」最終結果
1位 954,312pt (歴代1位)
2001位 224,697pt (歴代1位)
10001位 70,015pt (歴代1位)
20001位 44,088pt (歴代1位)
60001位 30,111pt (歴代1位)
120001位 21,628pt (歴代1位)
※歴代1位は当時のもの。細かいデータはこちらを参照。
全ボーダーラインで歴代1位を叩き出す前代未聞の結末となった。また参加人数が50万人を超えたのも、現状このPretty Liarが最後のイベントとなっている。
なお2000位ボーダーに至っては、当時よりも遥かにポイント効率が上がった現在においても未だに歴代1位を保持しています。
(次点は「さよならアンドロメダ」(2020年2月)で214,800pt)
「いやでも、放置編成でガンガン回せば22万ptくらい余裕では?」
というイベラン上級者もいるだろうが、ここで2018年当時のイベント仕様を振り返ってみよう。
・オートライブ →ありません
・グランドライブ →ありません
・プロデュース方針 →ありません
・エンブレム消費 →後半戦からのみ4倍消費まで(そこまでは150個づつ)
・エンブレム所持数 →上限9999個(4~5時間に1周は消費が必須)
現在の歴代1位が直近の「サマーサイダー」で約230万ptなので約2.4倍のポイント効率が出せるのにも関わらず、今なお2000位ボーダーの歴代1位を保持しているとは驚愕と言ってもいいだろう。
というか後に1万位でも報酬SRを両方ともスタラン15にできるようになって積極的に2000位を目指す理由も減ったので、もう今後永久に更新されないんじゃないかと思っている。
でもこれはつまり、ミステリアスアイズの2人が「デレステで一番お高いオンナ」になったとも言えるので、そりゃあ担当冥利に尽きるってもんですよ!!!!!
さて自分はどうだったかというと。
イベント前にジュエルを失い、なんとか組めた放置編成もスコアCが関の山という低効率を強いられつつ、睡眠を削り会社へも行き、そしてスタドリが付きたらジュエル課金でスタミナ消費という虚無を繰り返し、預金残高をも擦り減らして、どうにかこうにか2000位以内に食い込む事ができた。
自分は少しでも寝ないとマジで仕事が無理な人間なので本当にツラかったが、Twitterで同担のみんなも狂いに狂っていた様子を眺めると妙な連帯感が生まれ、再び争いを続けるというガンギマりループを繰り広げ、みんながみんな狂気の中を疾走した。そんな9日間だった。
そして約1年後、奏PはSecret Daybreakというわりと近い地獄をもう一度味わうのであった。(しかしもう慣れたのでそこまで苦じゃなかった)
ところでこのPretty Liarという曲は、2022年4月のシンデレラ10thファイナルでようやく出演者は揃ったものの、楽曲の披露は叶いませんでした。
まぁ恐らくはレッスンスケジュールの確保ができなかったのが理由だろうから、早見沙織さんの5年先のスケジュールを押さえていないバンナムが全て悪い。(一方的決めつけ)
自分も合唱活動とかもやるアマチュア演奏家の端くれとして、1つの曲を舞台上で披露するまでにはどれほどの苦労があるのかを身に沁みて理解しているので、そういう事なら何も言えねぇ……言えねぇよ…………。
それでも早見さんと飯田さんが最後のおねシンで「忘れてないよ」と言わんばかりに2人でポーズを決めてくれて、そして「いつか絶対に」と気持ちを固めてくれている事に、どれほど心が救われたか…………!
(飯田氏のブログも参照)
ミステリアスアイズPはライブでPretty Liarが披露されるのを待つか、それともコンテンツ他界するかのチキンレースの中で今も死を待ち続けている生き続けている。
ミスアイPの墓場はどっちだ。それはキミ自身が決めろ。
ここまでは序文で、以下にこの記事で最も伝えるべき重要な内容があります。
はぁ〜〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
顔良
Good face
Beau visage
Sie haben schönes Gesicht.
Bel viso
好臉蛋
καλό πρόσωπο
Wajah yang baik
Bonum facies
以上です。
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