ゲームの「還願」の実況中継が泣いた。
いやね、
自分ゲームはあんまりやらないのですが、他の人がゲームをやってyoutubeとかにあげてるのは、たまに見たりするんです。。
理由は自分がやるとゲーム慣れしてないので途中で詰まっちゃって、
まったく先に進めなくなるっていうのが一番の理由と、
基本ホラーゲームが好きなんだけど、1人でそれをやる勇気がないってのが二番目の理由と、
何より・・・・・・・
うちの家、ゲーム機がない!!泣(ToT)
うう・・・悲しい・・・ほんとは動物の村とかもやってみたい・・・。
だもんだから、よくホラーゲームの中継をあげてる人の動画を見て溜飲を下げてるのですが、
この間、「還願」っていうホラゲーを「ポッキーさん」っていう方があげてるのを観た。
ホラーゲームを探してると大抵ぽっきーさんに行き当たるという・・・。
この「還願」というゲームは台湾で製作されて去年発売されたそうなんですけど、中国の偉い人をディスってると目をつけられ、すぐ販売中止になっちゃったそう。。
でも実際ゲームしてるとこ見てると(自分は見てるだけ-)、
これがもう、販売中止になったのが本当に惜しいって言うくらい細部までこだわってて、画面もとても綺麗だし、ゲームの内容もとても凝ってて
ほんっっっっとうに!!もったいないくらいの素敵なゲームでした。
(何度も言うけど自分はやってない笑)
ゲームと言うより、良質の映画を見てるような・・・。
ホラーなんだけど、とても悲しくて切なくてなんともやるせない気持ちになる。「ホラー」という一言では片付けられない感じのゲームでした・・。
最後、こんなに泣いたホラーゲームは未だかつてありません・・・・。
メイシンちゃんがもう・・・・(T-T)(T-T)
(これ以上はネタバレになっちゃうので言えない)
今は発売してないのでアレだけど、もしまた再販されましたら絶対に自分でプレイしたい!!
そんな風に思う、なんともせつなく、悲しいゲームでした・・・・。
以下、このゲームについて色々考察してる人がたくさんいるので、
自分もちょっと考察。(ネタバレになるので見たくない人は見ないでね)
メイシンちゃんが宗教にはまって洗脳されたアホなオヤジに
7日間の間も浴槽に貯めた蛇酒と共に浴室に閉じ込められ、
最後、プレイヤー(アホなオヤジ視点?)が浴室の扉を開けて、
メイシンの回想に入って、ゲームは終わる。。
コレを見た誰もが「ああ・・・メイシンちゃん死んじゃったんだな・・」て思う所ですよね・・。(自分もそう)
でも、ふと自分は思ったんですよね。
果たして本当にあのとき、メイシンちゃんは死んでいたのか??
メイシンちゃんが閉じ込められてた所って、
「浴室」ですよね。
浴室だったら、食べ物は食べられないけど、水は飲める。
実際、洗面所の蛇口をひねって手を洗うシーンもあるし・・・。
とりあえず浴室の水が止められていたということはないと思う。
水が飲める状態では、人間は何日生きられるのか?
もし仮に、水が全く飲めない状態であったとしたら
人間はだいたい4,5日で死んでしまうそうです。
けど、水さえある状態ですと、たとえ食べ物を口にしていなくても
かなりきつい状態ですがだいたい二週間は生きられるそうです。
4年前に北海道で6歳の男の子が行方不明になり、見つかったニュースが
ありましたが、この男の子も食べ物は一切口にせずに水だけで
見つかるまでの6日間の間、陸上自衛隊演習所内の小屋で助けを求めていたそうです。
メイシンちゃんはこの時点で12歳くらい。
小さい子供でも6日間は生き延びられたという事実から、
メイシンちゃんも、本当はあの時、
かなりギリギリの状態であっただろうけど、
生きていたのではなかったのだろうか・・。
さらに、ゲームの初めの方ではだれかが「ドンドン!」と執拗に
玄関の扉を叩いてる音がする。(ような気がする)
そしてプレイヤーである、メイシンの父親が玄関の扉を開けて過去にあった出来事を探しに行く旅に出るのだが、
このとき、現実ではメイシンの父親以外の人間が家の中に入り込んだという予想は立てることはできないだろうか・・・。
さらに、このゲームはやたらに細部にまで意味が込められていて、
最後のメイシンの回想に出てくる「風車」も個人的には気になるとこではある。
妻リホウさんが夫の元から去って行くときに、傘をさして去って行く場面があった。
(建物の中なのに何故傘を?笑)
「傘」というのは中国や台湾の方では、「別れ」や「離別」をあらわすものであり、結婚式に傘をさしたり贈ったりするのはあまり縁起のいい物ではないそう。
対して「風車」はどうか?
日本では子供の霊を慰めるものとしてよく恐山なんかで風車を置いておくということをしておりますが、台湾では中国と同じく風水の影響で
「風によって良いものを取り込み、風で悪いモノを追い払う」や
「運命を変えて人生が好転する」といった
縁起のよいものとして扱われ、旧暦の正月を祝う春節の頃には
たくさんの風車が売られるそう。
あの場面では、妻であるリホウさんは夫の手にかかり、死んでいる可能性が高いのですが、それでもあの時、誰かが異変に気づいて家の中に入り込んでいることをとても強く望んでる自分がいる・・。
あと「還願」とは一体、誰の願いのことを言っているのか・・・。
初めは主人公であるフォンウの願いの事を言っているのかと思ったけど、最後、メイシンが、
お父さんと一緒にまた元のような昔に戻って、笑って暮らす願いなのだろう。と思った。
そして、この先この2人がどんな姿であれ、幸せに成って欲しいという、
プレイヤー自身達の「願い」もひょっとしたらそこに含まれているのかも知れない。
よくわからないけど、ほんとに祈らずにはいられませんね・・・
この2人の幸せを。。
実際自分でプレイしたわけではないので、間違ってるところも多々あるかと思いますが、とりあえず載せとく。。