チョロギ
自分の中で、あまりにも変なので店頭に売ってたらつい買ってしまう食べ物があります。
その名も「チョロギ」(。・ω・。)
もう名前からして“なんなのソレ??”って感じ。。
シソ科の植物の球根からとれるもので、形がとてもユニーク。
初めて見た人は「自然界で本当にこんなものあるのか!??」とビックリしてしまうほどに
形が変。
ぐるぐると渦を巻くようにらせん状に下に長く伸びてる形で、まるでコーンのないソフトクリームみたいな形。
コレを見て誰もがまず疑問に思うことは「なんでこんな形になったんだろう??」
だよね。笑
残念ながらネットで形に関係する事を調べてみたけど何もなかった。
レンコンなら、あの長い根っこの中に何個も空洞があるのはだいたいわかるじゃないですか。(水に浮くためとか、根の中に空気を送るためとか・・・)
でもチョロギだけは何故こんな形になったのか、はっきりいって納得がいかない。。
何か普通より固い土の場所でしか育たなくて、らせん状にならないと土の中まで潜っていけないとかならわかりますよ。
でも、生育環境がめっちゃ普通の土の中で育ってる。
話は変わりますが「ツノゼミ」という昆虫がおります。
頭の上が角みたいに盛り上がってる虫で、中には何でそんな形になったのかまったくわからない、へんてこな角をもったものもたくさんいる。
そしてその理由も不明のままらしい。
マンボウだってそう。。。
子供の頃に見てた魚類図鑑みたいなものに一匹だけ胴体が半分しかない魚の写真が載ってるのを見たとき、不思議で仕方なく、母親に「なんでこの魚だけ半分なの??」ってしつこく聞いたら、母に逆ギレされて「誰か包丁で半分に切ったんだよ!」と言われたのを真に受けて、しばらくマンボウが可哀想で仕方がなかったが、
実はアレも、マンボウが何故あんな形なのかまだ未解明のままなんですってね。。。
(そら母親も逆ギレするわ。でも包丁で半分切ったって・・・もう少し違う答えはなかったんかい)
でも、そんなこと言ったら人間ほどヘンテコな生き物はいない。
哺乳類なのに頭だけしか毛生えてないし、脳みそ異様にでかいし、二足歩行だし・・・・。
何でそうなったの??のオンパレードだ。
それはすべて“進化”というもので解決する。
傍から見たら理解不能でも、そこにはちゃんと理由があって今のこの結果が作られている。
それが世間一般的な答えではある。。。。
――――でも、ホントにそうなのだろうか・・・・・・。。
よくキリンの首はなぜあんなに長いのかという議論がされることがある。
今まではダーウィンの進化論から、進化の過程で首が徐々に長くなったというのが主流だけど、長くなる途中のキリンの化石が見つかってないことなどから、あるウィルスに感染してそれが首を長くする原因だったのではないかというのが濃厚らしいです。。
これって実は人間の脳の肥大化にも言えるみたい。。。
そんな感じで全部が全部、進化の上に成り立ってたわけじゃなく、
実はそんな偶然の産物によって進化をしてきたということもあるわけで・・・。
(ウィルス進化説と言うらしい・・)
それにこうゆうびっくりするくらい変な進化を遂げた生き物って、
何故かヒトは惹きつけられるような気がする。
不完全な完成形というか、どことなく完璧じゃないところに愛しさを感じるというか、
愛着がわくというか・・・・笑
そんな訳で自分は、多分そんな理由で
ちょろぎを見たら、ついつい買ってしまうのかなあ・・と思う。
ヒトは完璧なモノよりも、どこかちょっと崩れてるモノのほうが好き何ですよきっと。。。
多分。(。・ω・。)