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〔マジシャンからのメッセージ〕

タロットカードリーダーのmachikoです。

解説書の意味だけでない、私がリーディングをする中で感じた、個人的解釈を「わたしのタロット解釈」シリーズと題して一枚一枚づつ綴っています。(タロットの解釈は、自由でいいがモットーです。)

※ウエイト版タロットを基準にしています。

シリーズ二回目は、「マジシャンのカード」です。

大アルカナ 1番のカードです。
<解説書の意味>
正位置(創造 準備万端 自信行動 チャンス可能 性潜在能力 クリイティブ 器用さ)
逆位置(準備不足 先行き不安 無謀な行動 消極的 低迷 スランプ 無計画 未熟さ 再考の余地あり

というのが一般的な解説書の意味です。

私にとってマジシャンのカードは、「え?わたしってなんでもできるすごい人だったの?!」と自己肯定感を爆上げしてくれるカードです。
逆位置の意味もありますが、基本的に自分自身の持つ無限の可能性を示してくれるカードだと思っています。

タロットカードの絵柄には、それぞれにメッセージを伝えるためのストーリーが描かれています。このカードの好きなところは、0番の「愚者」のカードからの繋がりのストーリーです。

どんなストーリーかと簡単にお話すると、愚者が持っていたカバンの中には、マジシャンが机の上に並べている4種類の道具が入っています。要するに、愚者は未知なる世界を恐れることなく一歩を踏み出し、マジシャンとなって4つの道具を操り、無限の創造をつくり出す人物になったということです。
4つの道具とは、剣・棒・金貨・聖杯。剣は思考と闘争心、棒は魂と情熱、金貨は物質と成果、聖杯は感情と人間関係を表しており、4つを上手く使いこなすことであなたが成功をつかむ可能性があることを伝えています。

この4つの道具は、小アルカナの4つのスートのことですが、4つのバランスの大切さもこの一枚のカードが教えてくれます。

先日のリーディングで、まさにこれから会社を独立し個人として活動を始める準備をされている方の現在の位置に、正位置でマジシャンのカードがビシッと出たました。その方の成功を確信せざるを得ないなと。タロットの偶然性から感じる必然的メッセージ、タロットにはそんな不思議な力があるのだと実感する瞬間の一つでもありました。

自分で信じる限り、私には無限の可能性がある。(マジシャン)
可能性が広がる方向へ、どんどんと歩いていこう。(愚者)

愚者とマジシャンはやはり、セットになって意味が深い。

今回は、独自解釈というよりは、基本の解説そのままが好きなので
解説書の感想文みたいになってしまいました。

最後に、マジシャンからのメッセージを
「自分の可能性を信じた時から、あなたはマジシャン。」

わたしのタロット解釈シリーズ2回目は、「1:マジシャンのカード」でした。

それでは、お読みいただきありがとうございました。

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