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中学クラブのあるべき姿勢
1月25日(水)
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おはようございます。
最強寒波とはいえ、会津出身だということを思い出して、無双状態の桑田です。
#根拠のない自信
さて。
今日は、「中学クラブのあるべき姿勢」というテーマでお話したいと思います。
昨日の話と通じる話になります。
▼クラブ文化の進展
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関東・関西などの都市部では、もう何年も前から地域クラブが作られています。
これは、中学校にバスケットの専門家がいないため、競技力向上を目指す生徒がバスケットを諦めなくてはならない。という問題が起こり、クラブチームのニーズが高まり始めました。
#10年以上前から始まっていた
水泳や体操は、地域クラブによって、今の日本の競技力維持につながっていることは過言ではなく、もしかしたら、卓球あたりもそういう要素が強いのかな〜と思っています。
#オリンピック選手はみんなクラブ出身
バスケットボールは、Bリーグが設立され、Bリーグの中にユースチームを作る流れから、一気にクラブチームが数を増やし、今は、出来ては無くなり、また、新しく出来ていく。という乱立状態が続いています。
これには、3年前から始まったクラブチームも参加できるJr. Winter Cupという全国大会の存在が大きな潮流となっています。
このような中で日本は今後、どのように地域クラブを保護者や小・中学生に浸透させていくべきなのか…
▼クラブ文化の醸成
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多くの都道府県で中学クラブが立ち上げてられている中、ヒトの移動やチームの存続など、モラル的にも運営的にも難しい局面が多くなっています。
日本バスケットボール協会は、日本サッカー協会から20年遅れをとっていると自覚していて、その空白の20年を取り戻すために日本サッカー協会がすでに踏んだ轍を踏まないように、さまざまなことをケアしてきました。
しかしながら、部活動とクラブチームの両立は、やはり日本の保守的な文化からは敬遠され、クラブではヒトの移動に終始し、いい選手を集めることだけに奔走するチームも少なからずあります。
そして、その煽りを受けて、チームの存続が難しいチームもある。
日本サッカー界は、クラブにはめちゃくちゃスキルがある選手が多いが、日本代表になれる選手は少ない。結局、勝負魂は学校教育と部活動教育で醸成される。と言われ続け、そして、長くこの呪縛に縛られてきました。
昨年開催されたサッカーワールドカップでは、ようやく、クラブ出身者が多くを占めることになり、クラブ文化の醸成が日本サッカー界で進み始めているんだな。と感じました。
▼結局、クラブも「育成」が全て
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こうして考えていくと、部活動自体には、少子化や教員の働き方改革などで時代の流れ的にも限界がきています。
そのため、競技力向上のためには、クラブチームの広がりが必然になってきます。
しかし、「クラブ」であることに指導者はもちろん、選手も甘んじてはいけません。
選手の人間的成長を促すことができないままでは、日本サッカー界と同じ課題を持つことになり、結果として、日本のバスケットボールのレベルアップには時間がかかってしまいます。
少子化が進む中、選手一人ひとりを大切に育成していくためにも、バスケットボールという競技を通して、彼女たちの人生がハッピーになるような指導をしっかりと積み上げていく必要があると思いました。
結局、県立校だろうと、中学クラブだろうと、僕のいるチームを選んでくれたことに心から感謝して、精一杯、その子たちを「育成」していくことしかないんだと思いました。
勝ち負けはもちろん大切だけれど、それも結局は『育成の一択』から成せる技。
「Gunsho Braves」と「Fukushima M78ers」はバスケットがうまくなりたい、試合に勝ちたい、強くなりたいと本気で願う選手たちを待っています。大人は必死に「育成一択」できてくれた子たちを指導していきます。どうぞ応援の程、何卒宜しくお願い致します。
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