日本の大人の勉強時間
1月10日(火)
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おはようございます。
地元では、今頃、十日市で沸いてるのかなーと子ども心を取り戻しつつある桑田です。
#大人になれない
さて。
今日は、「日本の大人の勉強時間」というテーマでお話したいと思います。
怒られずに苦しむ若者もいれば、学校だけが勉強の場だと思って遅れをとってる大人もいる話をしたいと思います。
▼学校が僕らに教えてくれたこと
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僕は一応、学校の先生をしているわけですが、そのことは横に置いておいて、僕が学校で教わったことをまずは、思い出したいと思います。
#あくまでも思い出の一面です
#学校大好き_12年間皆勤
◯大人しくいることの正しさ
小さいときから僕は騒がしいタイプで、黙って授業を受けることが苦手でした。
そんな僕が習ったのは、年上の人の話は聞く。
挙手を求められたら、手を挙げる。
指名されたら話す。
それ以外の人は、その人を見て、話を聞く。
#聞きたいタイミングでは聞けない
◯板書をきれいに写す
先生が書いたことには重要なことがたくさん書いてあるから、それをきれいに写すことが美徳とされました。(色分けも)
後から見直してもわかるように…
#後から見直さない桑田はどーしたら…
高校に入ると「話していることをメモする」が追加されましたが、高校では「キレイに」はどうでもいいことを知りました。
#課題提出という素敵なスキルも学んだ
◯定期考査でいい点数を取る
定期考査が苦手だった僕には、特に印象に残っているのは、コツコツと準備をして、年に5回ある定期考査でいい点数を取ること。
そのために準備を怠らず、高い点数を取ればオッケーとされてきました。
#漫画全巻読破の考査1週間前
#部屋の掃除に専念する講座前の土日
僕は、
・目立たないように。
・大人(先生)がやりやすいように。
・失敗しないように。
を教えられた気がしていました。
▼なぜ、楽をして暮らすことがいいことなの?
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先生たちは、いろいろ教えてくれました。
その一丁目一番地が、
勉強ができる→いい高校に入れる→いい大学に入れる(国公立万歳)→いい会社に入れる→いい給料がもらえて、安定して楽して暮らせる
#勉強以外でも似たことを言う人が多い
勉強ができる→楽して暮らせる…
僕らは、将来、楽をするために生きているの?
勉強って、自分のできないことを伸ばすためにあるんじゃないの?
とても疑問でした。
この謎を解いてくれたのが、以前も話題に出したことのある植松努さんでした。
「勉強というのは、能力を伸ばすためにある。だから、大人になって、その能力を使わずに楽して生きるなんて、勉強する意味なくないか?」と。
「まさしく!」でした。
▼日本の大人の勉強時間
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平成28年社会生活基本調査によると、日本の大人の勉強時間は『平均6分』
日本人の大人の勉強時間は、先進国のどの国よりも短く、本当に勉強しない国になんです。
でも、それはある意味当たり前のことで、学校では、「生涯勉強することが大切なんだ」なんて、教わったことない!
受験で合格すればいいし、定期考査でいい点取ればいいし、なんなら、今日のマメテストが合格すればいい。
そんな、目先のことばかりを毎日毎日課せられてるだけの学生が、社会人になって思うことは、「刑務所から出た解放感」と大きく差はないのではないだろうか?
これから日本の社会は、少子高齢化が進み、労働人口が減少し、一人一人の労働力の質の高さを求められます。
グローバル化が進み、インターネット社会が進み、AIが発達し、何も考えずに同じことを繰り返す仕事は本当に消えていきます。
何も考えることなく宿題を提出し続けるスキルはいらないんです。
これから日本人が持つべきは、学び続ける力であり、学び続けた結果得られた創造力であり、新たな創造物を組み合わせて、イノベーションを起こす力です。
そのためにも、学び続けることを楽しむスキルが欠かせないのです。
若者も大人も挑戦と学びを続けていかなくてはなりません。
でも、それは学校の勉強ではありません。
自分がやりたいと思うこと、できるようになりたいと思うことの学びから始めればいいと思います。
僕は理科とバスケットボールをもっと上手に教える技術、人生哲学やリーダーシップ論、そして、からだ改造の学びを2023年もしていきたいと思います。
「Gunsho Braves」と「Fukushima M78ers」の選手たちが、バスケットボールを通して、できないことややりたいことを学び続ける体質に育っていってくれることを心から願っていますし、そのサポートをしていきたいと思います。これからも応援の程、何卒宜しくお願い致します。
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