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愛好活動について

1月13日(金)
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おはようございます。
読んでくれている生徒から「もう少し短くして」と言われ、若干凹んでる桑田です。
#短く頑張る
#やっぱり無理でした!

さて。
今日は、「愛好活動について」というテーマでお話したいと思います。

▼奉仕活動とボランティア活動の違い
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日本では、奉仕活動と言われる一般的な清掃活動やゴミ拾い活動ですが、これは英語にすると「チャリティー」になるそうです。

「奉仕」なので、誰かに仕え(つかえ)て、奉(たてまつ)ることを意味してます。
なので、奉仕活動というのは、「誰かに言われたからやる」という強制的な要素もあります。
#教室掃除なんて、それ

これに対し、ボランティア活動は自分の自発的な活動であり、強制とかが起きないことがポイントになるそうです。
なので、進路に有利だから…とかは、ボランティアではないと言えるでしょう。
#千羽鶴は何も助けられないので形を変えたボランティアを

そんな中、今回のテーマである「愛好」は、物事を愛し好むことなので、どちらかというと「ボランティア」に近いように感じます。

▼バスケットボールにおける奉仕活動
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約20年前でしょうか。
月刊バスケットボールマガジンという指導者向けの月刊誌の中で東和大昌平高校(男子)のヘッドコーチが、「貢献の心がチームを強くする」というような記事を出されていました。

当時の貴チームは、よくボールサイドカットやバックカットをするチームで、このカットが得点に直接はつながらなくても、カットによりディフェンスが小さくすることで次のプレイのアドバンテージ(クローズアウトの状態)を作り出してくれる。

このような犠牲的なプレイがチームのオフェンスを助けている。
だから、良いシューター、スーパースターだけで勝つわけではなく、みんなで作り出したシュートでみんなの得点なんだ。ということが記事に書かれていて、憧れましたし、それが僕の中での美徳になりました。

今では、ファイブアウト、ドリブルドライモーションといったプレイが主流になってきています。そのため、シュートができないペイントアタックは、まさにこの「犠牲的なプレイ」、「貢献の心」になりますし、チームの指導者にとっては、選手の「奉仕活動」と言えると思います。

▼奉仕活動を愛好活動に
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実は、中学生クラブの練習で「奉仕活動」と言っても通じない選手がいました。
いろいろ聞いてみるとその子の中学校では、奉仕活動ではなく、愛好活動と呼ばれているそうです。

そっか、時代は変わったな…
と思った反面、いろいろと言葉を調べていくとその学校の思いを感じました。

愛好とは、
物事を愛し、好むことです。

学校の清掃も地域の清掃活動もこれまで奉仕活動と言われた強制が入る活動も、人生の美徳、世のため人のために純粋にボランティア的に働いてほしいし、人のためになることを愛し、好んで欲しいという願いがあったのだと思います。
#僕の疎ましい考えに反省

バスケットボールもいろんな人たちとの合わせが鍵を握る競技です。その人と合わせることを奉仕とせず、チームルールとせず、自発的に愛し、好んでチームメイトを光らせ、自分を光らせるプレイだと楽しんでくれる選手が増えてくれたらと思います。

今のバスケットボールはドリブルが多く、それは1人でプレイすることが多いバスケットボールです。
それだったら、5on5でやらなくてもいい。
5on5だからできるバスケットをみんなで探求したいと思っている僕にとっては、この「バスケットにおける愛好活動」というのはとてもキャッチーでした。

みなさんも、めんどくさいけど、人のためになることを、誰かに言われてやるのではなく、ぜひ、自ら愛し好んでできる人になって欲しいと思います。
そして、それこそが、今の時代において、お互いを助ける武器になるように感じています。

「Gunsho Braves」と「Fukushima M78ers」の精神的成長がまだまだ楽しみて でなりません。明日からは大会です。大会結果も選手のいろんな面の成長もどうぞ楽しみに応援の程、何卒宜しくお願い致します。

【追伸】
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「スキ」をしてくださったら、間違いなくニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

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