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リレーションシップとコミュニケーション

12月15日(木)
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おはようございます。
「たまにはチームの選手の話題を出さないと選手に読んでもらえなくなるぞ!」と言われ、素直に選手の話をすることにした桑田です。
#思われてる以上に素直な子
#偏屈に見えて純粋なんです

さて、今日は、「リレーションシップとコミュニケーション」というテーマでお話したいと思います。

リレーションシップ→関係の構築
コミュニケーション→知覚や思考、感情の伝達

この2つを成立させるって、本当に難しいですよね…

▼ある高校生と自分
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昨日、大会後のミーティングを実施しました。負けた後なので、反省点を並べがちですが、そんなことはありません。
#詳しくは、ナイショ🎶笑→選手が読んでるなら、愛嬌大事

そのミーティングの後、ある選手と話をする機会ができ、いろんなことを話しました。
その中には、彼女の行動には「成長したい」を感じることが難しいよ、今のままでは、周囲から信頼を得ることはできないよという話もありました。
ですが、話を詰めていくと彼女からは、「もっとバスケットが上手くなりたいんです」と言われました。
#桑田お得意の決めつけてたパターン

ネガティヴなことを言ってくるんじゃないかと心配していたくらいなので僕はびっくり!
確かに毎日練習頑張ってるし、試合もハードワークしてる…
でも、なんか物足りないんだ!
言い訳してんじゃないのか?
本当は逃げ出したいんじゃないのか?
そう思い込んでいた…

でも、彼女から出てきた言葉は、「もっと上手くなりたい」だった。
目に見えるものだけで、彼女の評価を勝手に下げていたと反省しました。
#口にした言葉が自分の未来を作る
#信じることで信じられるものがある

コミュニケーションは、見えたものだけではなく、実際に話たり聞いたりしないとわからないと痛感させられた。
そして、やっぱり僕自身、まだまだ未熟で、分かってる気になっているんだなーと自戒することになりました。

この問題はあるあるで、東京オリンピックで女子バスケ日本代表を率いたトム・ホーバス氏でさえも、同じミスを犯し、気づかされ選手との信頼関係を作るターニングポイントになったと語っています。
#チャレンジング・トム

僕もポジティブなことを言うだけでなく、もっともっと選手たちを信じ、より高いことを求めていかなければならないのだと反省しました。

▼ある中学生と自分
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中学クラブは、週末に山形遠征を終え、各選手に今回の遠征でできたことと課題を聞きました。すると、ある選手から以下のような反省が届いた。

●good→パス回しがスムーズなところがあった、スペースを作れていた、1対1狙えていた。
●課題→リバウンドが徹底されてない、スクリーンプレイの対応とディフェンスのローテーションを早くする

これに対し、この課題を克服するために自分自身では、どんなことが出来る?と聞くと、

◯ 試合に出れるように練習を100%でやる、インサイドのプレーのバリエーションを増やす、リバウンド絶対とる、ブレイクなどのチームのパス回しに混ざって攻めをスムーズにする。でした。

言っていることは、100点満点。
僕はこの答えを見て、純粋にうれしかったし、楽しみになりました。

ですが、スタッフの中には、「頭いいから、大人の正解を出しているだけ。行動が伴わないと」という話もありました。確かに…と思うこともありました。

この子は、今後、どんな行動をして、僕たちをいい意味で裏切ってくれるのだろうか。
できれば、ぶっちぎりでスタッフが話していたマイナスな評価を潰して、新しいリレーションシップ(関係)をスタッフと築いて欲しいですし、僕や福島県のバスケ界を驚かせる選手になって欲しいです。

選手と指導者が適切なリレーションシップを気づくということは難しいと思いました。
でも、お互いの努力次第で評価や関係を変えることは可能だと思います。
ぜひ、指導者の想像を超える選手になって欲しいと思います。

▼ある保護者と指導者
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身長も才能も見られる小学生がいました。ですが、その子は練習中の集中力やプレイのこだわりがあまり感じられない子でした。

そこで、その子をチームの中心選手に成長させたいと思い、コーチが「生活面での改善、学習面での改善が必要。人間的成長が自分を成長させ、チームの成長に大きく左右する」という意味合いのことを昭和な表現で伝えました。
当然、令和の子どもはがっかりしました。そして、保護者もヘッドダウンしてしまいました。
#昭和レトロは流行ってる

ここで大切なことは、保護者を含む大人がヘッドダウンをしてはいけないということ。
#子どもは言葉ではなく、背中を見て育つ

そして、保護者は、指導者が子どもに対して、どれだけ大きな期待をして、言葉に込めているのかを深掘りしなければならない。
だって、小学一年生のスポ少団員に今のような厳しいことを言いませんよね?
なぜなら、期待値が違うからです。
#本当にダメならあきらめてる

この指導者がもつ期待値に保護者が気づき、子どもに支援(通訳)をして欲しいです。
しかし、今の社会では、これこそが難しく、指導者の言葉足らずだけが問題視されます。
僕みたいな口から生まれた子と言われる話好きなら、このハードルの高さでもいいと思います。ですが、みんながみんなそうではありません。

保護者はぜひ指導者のサポート役(通訳)であって欲しいし、選手の最強のサポーターであって欲しい。そのためにも、敵対しやすい指導者との「敵対しないリレーションシップ」は、必要不可欠だと考えられます。
そして、その保護者の姿勢こそが、子どもたちを支える柱となり、保護者との関係を構築することに大きなハードルがある現代では、それ自体がチームの武器となり、チーム強化に繋がっていくと思います。
#いいなりになるのではなくプラスに信じる
#疑問に思うことは聞けばいい

▼リレーションシップとコミュニケーション
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保護者とも選手とも、結局のところ大切なのは、リレーションシップ(関係の構築)とコミュニケーションです。

指導者の勘違いや選手のネガティヴ思考、保護者の否定的な考えで歯車が狂い、本来であれば、達成できた目標、想像を超える成長をできていないチーム、選手がたくさんいます。

指導者も選手も、そして、保護者もどのような言葉や口調で物事を伝えていくのか、その言葉の真意はどこにあるのか、その行動の真意はどこにあるのか、大変だけどもひとつひとつを丁寧に捉えていくことがとてもとても大切だなーと思いました。

昨日、僕がコミュニケーション不足で選手理解が足りてないことを突きつけられました。大人になっても、間違いだらけです。
保護者もきっとお子さんとの関係構築、コミュニケーションに悩むことがあると思います。だからこそ、選手と一緒に進むこの道には魅力がいっぱいあると思います。

これからもちょくちょく選手の話をしていきたいと思います。今回、ついに3,000文字を超えてしまいました。まとめるのが下手ですみません。こんな僕ですが、一生懸命、「Gunsho Braves」と「Fukushima M78ers」の選手たちと共に進んでいきます。ぜひ、応援の程、宜しくお願い致します。

【追伸】
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