プラトー現象
1月12日(木)
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おはようございます。
昨日からの体調不良がまだ治らず、いよいよ加齢の波に襲われている桑田です。
#明日から会津なのに
さて。
今日は、「プラトー現象」というテーマでお話したいと思います。
勘違いするな!スランプじゃないんだから、ここは頑張りどころだよね。という話です。
▼プラトーとスランプの違い
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「スランプ」という言葉はよく耳にすると思いますが、これに近い言葉で「プラトー」という言葉があります。
僕も詳しくは知らなかったのですが、この「プラトー」は思っているほど気に病むことではなく、なんなら、大事な時間なんじゃないかとも思っています。
プラトーとは、
学習を続けているにもかかわらず、成長が停滞してしまう現象、その時期のことです。
なので、「新しい技が身につかない」「走る速度が上がらない」とかいう問題です。
ここで「練習しているのに結果が出ないなんて、才能がない」「練習の質が悪いから成長しないんだ」と考え、諦めてしまったり、時にはやめてしまうことはあまりにももったいないことです。
くれぐれも、ここからもうひと伸びが待っている時期なので、我慢強く継続してもらいたい時期です。
次に、スランプとは、
「できるはずの、できていたはずのことが上手くできなくなってしまう」ことを言います。高いシュート率を誇っていた選手が「シュートが入らなくなる」とかの状態ですね。
これは辛いことだけど、ここもまた乗り越えてほしいものです。
▼僕がこれまでハマってきたワナ
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僕は、プラトーとスランプの違いがよく分からず、どちらも早く抜け出した方が良いもの、よくないことのように思っていました。
そのため、新しいことがいつまでもできない選手に対して、「意識が低い」「やる気がない」「出来ないと決めつけている」というようにメンタルにフォーカスし、たくさんの罵声を浴びせてきました。
#すみません
自主練などを一生懸命やっている選手にほど、そうやって追い込んでしまっていたように思います。無知であるが故に犯していたとはいえ、本当に選手を苦しめていたな〜と反省しばかりです。
#これが辞める原因だったとも言える
ですが、実際にはプラトーとは、誰にでも起こりうる現象であり、何よりも成長の停滞期であり、この時期を乗り越えることができれば、そこには新たな景色が待っているわけです。
#山登りの山頂のテンション
「できるようになりたい」と思って行動している選手にほど、こちらが余裕を持って接し、前向きに競技や活動に取り組めるようにしていきたいと思います。
#自戒です
▼最後に…
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今回、なぜこのようなお話をしようかと思ったというと、昨日の中学のチーム練習がどことなく「プラトー」に感じたからです。
#頑張ってるけど、ピリッとしない
ここまで意識高く、メリハリがあり、ハードワークをしていて、いいなーと思っていたのですが、ちょっとその練習速度が低速に変わったイメージだったんです。
年末年始の忙しさ、三連休最終日の大会、そして、3学期のスタートと選手は全体的にどんよりと重くなっていたのかもしれません。
数年前の僕なら、もっともっと説教をして、もっともっと追い込んで、もっともっとやらせていたでしょう。
ですが、「プラトー」という言葉が頭に浮かび、チーム全体も今はいろんな面で心技体ともに疲れているのではないかと感じ、『見守り、諭す』にシフトレバーをしっかりと切り替え、練習を終えました。
これが結果として、いちばんの正解だったとは思いません。ですが、少し距離を置いて、練習のアプローチを変え、選手たちの気持ちが下を向かずに済んだことは、僕自身の少し成長なのかな…と思いました。
今日からの練習では、また元気よくファイトしてくれる姿を見せてくれたら、うれしいです。
さぁ、どれだけ疲れていようと今週末には高校は県高校新人、中学は中学新人地区予選が開かれます。「Gunsho Braves」と「Fukushima M78ers」の選手が輝くその日まで、精一杯頑張っていこうと思います。これからも応援の程、何卒宜しくお願い致します。
【追伸】
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