満足の条件①

11月23日(水)
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おはようございます。
もし、本厄月のようなものがあるとしたら、2022年11月が間違いなくそれだと言えるほど、いろいろあって事欠かない桑田です。
#なんて11月だ

さて。
今日は、「満足の条件」というテーマでお話したいと思います。

今回は、前・中・後編と3回に分けて11/19-20に行われたJr.Winter Cupとそれを取り巻く3人の中学生の話です。

▼クラブを去った子からのメッセージ
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以前、僕のクラブに来てくれた子から大会後に連絡をもらいました。

ホントにバスケットが好きで、応援したい子だなーと思って応援していたし、今回のことでやっぱり応援し続けたい選手だと思えたできごとを、まずはご紹介したいと思います。

大会後に来たメッセージ(一部、抜粋)
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お疲れ様です!
桑田さんには、ずっと応援をしてもらってたんですけど、最後は1秒も出れずに、すごく悔しかったです😭

残念ですが、大きな大会は今日で最後になりました。
1年生のときから、いろいろ教えてもらってバスケを勉強させてもらったんですが、最終的には、違うチームになってしまいましたが、ずっと桑田さんにはいろいろ教えてもらってたので、改めて今までありがとうございました。
お母さんからも桑田さんに、
ありがとうございましたって言ってました。

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▼自慢ではなく、分析をすると…
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まず、この文章で1番恥ずかしいのは、僕です。そんなたいそうなことはしていないし、ホントに普通です。
#普通じゃないと信じたい部分もある

もちろん、練習の熱量はしっかり上げますけど、それは高校も中学も変わりません。

では、なぜこのような連絡をもらえたのでしょうか?

▼クラブを辞めたワケ
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そもそも、クラブを辞めた理由について、お話しさせてください。

その理由は、とてもシンプルで「3年生が少ない」です。
やる気があり、成長意欲があり、全国大会を目指したい…となれば、3年生が集まるクラブを選ぶのは当然のことです。

移籍した子が『どうしたらいいか、悩んでて…』という相談に即答で『移籍した方がいいよ』と答えていました。

それが理由でクラブを移籍しているので、僕には全くネガティヴな気持ちはなく、子どもたちにもそんな気持ちを持たせるような接し方をしないように気をつけてきました。

▼応援し続ける価値
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移籍に関してはミニバスでも中学でも繊細な問題になることが多いと思います。
当然、薄情やトラブルでの移籍には円満移籍は難しいことも多いと思います。

ですが、僕は、今回のような理由でも、それとは異なる理由でも即決で、『いいよ。そっちで頑張るんだよ!』って、いうと思います。
それはなぜか?

まずひとつに、「その子の人生の選択を決めるのは、誰か?」です。
大人は、ついつい自分の人生から先読みして、最適解を伝えようとします。
でも、その子自身の答えは違うかもしれない。ここでの成功や失敗が人生の教訓になるかもしれない。それを大人が摘み取るのは、僕はしない方がいいと思っています。

僕たちは、選手がまだ知らない最適解を本人が考え判断することに寄り添い続けられる指導者になるべきだと考えています。
#教えないスキル

そう考えると、
僕は「Taker」ではなくて、「Giver」であり続けることで選手や子どもたちを通して、自分自身の成長も作れると感じています。
#西野亮廣オンラインサロン

だからこそ、相手がどんな選択をしたとしても、バスケットで何を学び何を得たいのか、そこにいつも寄り添えたらと思います。

▼信頼残高という考え方
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「7つの習慣」という僕の人生には偉大すぎる本の中に『信頼残高』という考え方があります。
#7つの習慣

信頼とは貯金と同じようなものだ…という話です。
そう考えると、いつ僕が助けてもらいたいと思うかわからないし、助けてもらいたい問題の大きさによっては、なかなかの信頼残高がないと助けてもらえないと思うんです。

そう考えたら、普通の日々は何をすべきか?というと、いろんな人に僕ができることをgiveして、信頼残高を高めることがとても大切だと感じたわけです。

その結果、中学3年生の子どもも僕が、一切の偽りなく、彼女のチャレンジを応援したら、今回のような連絡をもらえることができました。

この反応は、心の底から僕を幸せにしてくれました。
信頼残高を上げていくことは、巡り巡って、僕の人生の成功、心の平和につながるんじゃないかなーと強く強く感じました。

中学生も高校生も日々、一生懸命バスケットボールと向き合っていると思います。
その中でどのように信頼残高を上げていくか。桑田自身が、同僚や子どもたちにどれだけ信頼残高を上げていく努力を続けられるか、頑張りたいと思います。

桑田はもちろんのこと、選手としても人としても成長している「Gunsho Braves」と「Fukushima M78ers」の選手たち。
いろいろありますが、一緒に頑張っていきますので、ぜひ、応援の程、宜しくお願い致します。


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