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【vol.5】邦画あっぱれの巻

ついさっき、目黒シネマで期間限定上映している松本壮史監督の『サマーフィルムにのって』(2021)を鑑賞してきた。

去年の夏に気になって錦糸町のTOHOシネマズで観た以来。本日で2回目の鑑賞。

実はこの映画を見るまで邦画にまるっきり興味がなかった。vol.3でも話しているが、洋画一択の思考…食わず嫌い…情けない…

普段洋画しか観ない僕が夏の風情を感じたくて観た。予告もあらすじも見ず、ポスターのみで。
正直あまり期待はしておらず、特にそのとき観たい映画もなかったのでふらっと立ち寄った。
そこが、邦画沼、そして伊藤万理華沼へハマる入口だったのだ。

この映画の引きのカットが大好きでビート板を中心にジオラマから引いていくカット、あれ超かっこいい。あのシーンだけでも見る価値あるって思うくらい好き。
あとは主演三人のカット、好き。
伊藤万理華の赤ちゃんみたくコロコロ変わる表情、好き。
河合優実は全体的に、好き。
ダディボーイ、好き。
ラストの展開、大好き。
パンフレットのその後のマンガも、好き。

と、好きが大渋滞している。大好きってしかいえねーじゃん(仮)

子供はわかってあげないとの2本上映。みてない。

立春とは名ばかりの真冬に観るのはどうかと思っていたが夏を感じた…夏すげえ。夏好きかも。

あらすじとかはそれこそYouTubeに載ってる動画をみて知ってほしいが、ざっくりいうと本作は映画を撮る高校生の夏の一時の物語。

映画は過去と未来をつなぐ。
勝負は、恋は、映画は、誰ととかじゃなくお前とじゃなきゃ創れないんだよ。

「他人の物語に使う時間なんてないんだよ」
そんなこと未来人に言わせてたまるものですか。

制作に関わったりはできないけど、僕も未来へ映画を繋いでいく。

こうしてたまに紹介とかしながらね。

【今回使用したカメラ】
konica bigminizoomTRBM310Z
Ricoh GR II

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