ピアノの先生が曲に歌詞をつけて歌う理由
いろいろ詳しいふりしてまったくわかってない知ったかぶりのトークにお付き合いください。
多くのピアノ教師が生徒の指導において即興で歌詞をつけるのには理由があります。
①歌うように弾くことがピアノ演奏において重要
ピアノは決して物理的に口をあけて歌いながら弾くものではありませんが、まるで
口で歌っているようなイメージで演奏することで伸びやかな表現が可能となります。幼少期のレッスンから取り入れられる指導法ですのでクラシックピアノを習ったことがある人はほぼ全員、歌詞をつけられたりピアノの先生が自分の横でレッスン中に熱唱する様子を見たことがあると思います。ショパンなどが特に熱心にこの指導法を採用しており、ショパンの生徒に対するレッスンはほぼ歌唱であったとの伝説も。今では多くのピアノの先生がこの指導法を採用しており特にロマン派の演奏においては強い傾向です。
②この曲のこの歌詞の場合、じつは和声の帰着地点を表している
どこにいくの? とはまさにいつトニックに戻るの?という意味、あるいはいつ音楽が構成的に落ち着くのかという意味でもあり、社会人向けのレッスンでは和声進行を重視した演奏を生徒に意識させるために自然とこういった歌詞になることもあります
全てのタッチは和声進行を基準に決定され、和声進行の表現とともにピアノタッチは存在します
注意点
これらの歌詞はピアノレッスンにおいて教師が即興でつけるもので本格的な作詞とは異なります
また、本番のステージ演奏において実際にこれらを口に出して歌うわけではありません
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